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妖精が棲むおとぎの世界「The Iron Fairies」、銀座にひっそり佇む地下空間カフェバー

取材・写真・文:

トラベルライター

2018年12月10日更新

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写真:トラベルライター

銀座にひっそりと広がる、おとぎの世界のようなカフェバー。地下への階段を下って秘密の扉を潜ると、そこにはたくさんの鉄の妖精が飛び回る魔法の国のような世界が待っています。非日常な空間で、素敵なひとときを過ごしてみませんか?

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妖精を作る工場のようなカフェバー「The Iron Fairies」

その国は東銀座の路地裏にひっそりと佇んでいます。東銀座駅から徒歩3分、銀座駅から徒歩5分ほどで訪れることができます。

誘われるように地下空間へ…

  • 写真:トラベルライター

鍵の装飾が施された鉄の扉を潜って階段を下りていくと、不思議と別の世界に吸い込まれるような感覚に。階段下の暗闇に浮かび上がる「The Iron Fairies」の文字が、より一層気分を盛り上げてくれます。

  • 写真:トラベルライター

ようこそ、と迎えてくれるのは数々の妖精たち

迷い込むように進んでいくと、そこにはまさにおとぎの国のようなときめきの詰まった空間が広がっています。無数の妖精が棲むおとぎの世界と、地下空間でひとつひとつ丹念に作り出される鉄の妖精たちが、ファンタジーな世界を演出しています。

  • 写真:トラベルライター

「The Iron Fairies」がある地下界では銀の妖精が魔法によって造り出され、あらゆる場所に佇んでいます。妖精たちは、吊るされた鍵や蝶々や多種類の鉄の粉が溶け合わさってできているんです。そんな妖精たちが自由に飛び回るファンタジーな光景に思わず目を奪われるはず。

  • 写真:トラベルライター

ふと視線を上げると、また雰囲気の違う世界が見えますよ。

こだわり抜かれた世界

心踊るコンセプトを持つ世界観と、この世界観に寄り添った精密で美しい店内。写真を撮る手が止まらないこと間違いなし!スタッフの方に写真を撮っていいですか、とお尋ねすると丁寧に、ぜひたくさん写真を撮っていってくださいね、と仰ってくださいました。

  • 写真:トラベルライター

こちらのカフェバーはオーストラリア出身のコンセプターであるアシュリー・サットンによるデザインのもと手掛けられた店内なんです。東銀座にオープンしたのは2015年の12月、この東銀座の店舗はタイのバンコクの初店舗に続き2店舗目となります。

  • 写真:トラベルライター

さらに店舗を拡大しており、現在は世界に4店舗!バンコク、日本に引き続き、順に香港、クアラルンプールに店舗があるそうです。

  • 写真:トラベルライター

まるでアトラクションを体験しているかのような、ドキドキした時間を味わうことができますよ。

魔法がかけられたようなときめきのメニュー

それでは、この地下空間でいただくことのできるメニューを紹介していきます。

ふわふわの綿あめを使ったドリンクの数々

真っ白な綿あめが目を引く綿あめコーヒー

まず目を引くのが、この雲をまとったような不思議なフォルムのメニュー。こちらは「Brook(ブルック)」という綿あめコーヒーです。

  • 写真:トラベルライター「Brook(Ice cafe with cotton candy)」¥1,400

ちょっぴり変わった独創的なメニュー。一体どうやって飲むんですか?とお聞きしたところ、少しずつ綿あめをコーヒーに溶かしながら飲んでもよし、綿あめをそのまま食べてもよし、と教えて下さいました。

  • 写真:トラベルライター

シュワっとコーヒーの中に溶けた綿あめをスプーンで掬(すく)って食べるのは、新感覚でちょっぴりドキドキしますね。また、コーヒーだけでなく、アイスカフェオレやアイスティーへの変更も可能とのこと。ちなみにこちらは、午前11時から19時までのカフェタイム限定メニューです。

カラフルな綿あめが可愛い!ノンアルコールカクテル

こちらはノンアルコールカクテルの「Lilly(リリー)」「Scarlet(スカーレット)」。こちらも昼間のカフェタイム限定のドリンクです。

リリーがソーダ味の青い綿あめ、スカーレットがイチゴ味の赤い綿あめです。筆者がカフェタイムに来店した際には、ほとんどの方がこのドリンクを注文されていました。とてもキュートで写真映えもするので、思わずかわいい!と声が溢れてしまいますね。

バータイム名物の綿あめカクテル

そしてこちらが名物である綿あめカクテル「Heaven Lonely Flows(ヘブン・ロンリー・フロウ)」

ベースはラム、そこに自家製のラズベリーシロップやミント・ソーダを加えた甘酸っぱいカクテルです。ロマンチックなバータイムに、ふんわりと綿あめを添えてみてはいかがでしょうか。

妖精にちなんだ名前のカクテルも!

こちらは「Fairytail Mule(フェアリーテイルミュール)」、数あるカクテルドリンクの中でも人気のドリンクなのだそう!

これまで綿あめを使用しているドリンクを紹介してきたので、甘いカクテルのイメージをもたれるかもしれません。しかしこのカクテルは、キレのある自家製ジンジャエールとウォッカ、そして柚子ジュースを合わせたカクテルで、さっぱりいただくことができますよ!

紹介した他にも種類豊富にカクテルがあるので、お好みの味を探してくださいね。

※昼夜ではメニューが変わるため、来店の際はご注意ください。公式HPでは昼夜メニューの詳細をそれぞれ見ることができるので是非ご覧ください。

想いのこもった魔性の粉

SNSなどで話題になっている、小瓶に入った魔法の粉。これはフェアリー・ダストと呼ばれるものです。

こちらの粉は全部で12種類!妖精たちを作る過程で使用されるというこの粉には、それぞれ特別な意味が込められているんです。想い想いの素敵な魔法のかかった粉があるので、手にとってご覧になってみてはいかがでしょうか?

  • 写真:トラベルライター

例えば下記写真の左側から順に、

  • ブルーサファイア:知性
  • ローズクオーツ:愛
  • ベリドット:健康

という想いが詰まっています。自身の願いや想いに合った色を探してみてくださいね。

  • 写真:トラベルライター

店内には魔法の粉が詰められたオブジェと、そしてその上には粉を守るようにたくさんの妖精たちとガーゴイルが佇んでいます。魔法の粉をふたつ以上購入すると、魔法の粉を入れる専用の袋もいただけますよ。

  • 写真:トラベルライター

鉄の妖精たちを連れて帰ることも!

そしてなんとこちらの店内にいる妖精も、あなたの手元に呼ぶことができるんです。銀の妖精たちである彼女たちには名前が付いていて、ひとりひとり性格や住んでいる場所も違うのだとか…。

  • 写真:トラベルライター「銀の妖精(妖精の粉&オリジナルの袋)」¥7,500

スタッフの方に尋ねて、14種の妖精たちの中からお気に入りの子をお家に招いてみてはいかがですか?お店の公式Twitterでは、それぞれの妖精の特徴を発信しているので、興味のある方はぜひ覗いてみて下さいね。推しの妖精が見つかるかもしれません…!

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