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⑦旭展望台【小樽市】
標高190mという小高い場所にある展望台からの夜景は、天狗山や毛無山から見るそれと比較すると少々迫力に欠けますが、夜景スポットの穴場的存在として人気があります。小樽市街を間近に臨むことができるほか、海岸線沿いに続く光の水平線によって石狩湾新港の位置を知ることができます。
小樽を代表する「おたる潮(うしお)まつり」で打ち上げられる花火はここからも鑑賞が可能。花火と夜景を写真に収めたい夜景ファンやプロカメラマンが熱心にシャッターを切っています。また運が良ければ、石狩湾新港の方で上がる花火も見ることができるスポットです。
- 旭展望台
- 小樽市 / 展望・景観 / 夜景 / 展望台
- 住所:北海道小樽市富岡2丁目地図で見る
- 電話:0134-32-4111・内線266(小樽市観光振興室)
- Web:https://www.city.otaru.lg.jp/kankou/miru_asobu_tom...
⑧函館山【函館市】
言わずと知れた「世界三大夜景」および「日本三大夜景」のひとつ、函館山。右に津軽海峡、左に函館湾という両側に海が見える特異な地形が、忘れられない夜景を作り出している要因の1つかもしれません。道内はもとより、国内外を問わず、何度も足を運ぶリピーター率の高い夜景スポットでもあります。
ところで近年「函館夜景ハート伝説」なるものが口コミで広まっているのをご存知ですか?夜景の中に「ハート」の文字が隠れていて、それを見つけられたカップルは幸せになれるとか、片思いの人は恋が成就するなどと言われています。どんな「ハート」が隠れているのか、ぜひカップルで探してみて!
車で行く場合、函館山登山道は冬期通行止めとなるので、冬季はロープウェイに乗車してください。また、夏期でも日没前後の時間帯は駐車場が非常に混み合うため自家用車の通行規制があります。詳しくはHPを参照してください。
- 函館山展望台
- 函館 / 展望・景観 / 観光名所 / 展望台
- 住所:北海道函館市箱館山地図で見る
- 電話:0138-23-3105(総合案内)
- Web:https://334.co.jp/
- 函館山ロープウェイ
- 函館 / 乗り物 / ロープウェイ
- 住所:函館市元町19-7地図で見る
- 電話:0138-23-3105(函館山ロープウェイ総合案内)
- Web:http://334.co.jp/
⑨白鳥大橋【室蘭市】
室蘭(むろらん)市は夜景観光に特に力を入れている都市で、市内には多くの展望台やビュースポットが整備されています。それらの夜景スポットを効率よくお得に回ることができる「室蘭夜景見学バス」もオススメです(4〜10月運行)。
各展望台から見る東日本最大の吊り橋「白鳥大橋」の夜景は特に美しいものがあり、さらには北海道有数の工業都市でもあるため、室蘭港の工場夜景も楽しめます。いろいろな時間帯、さまざまな角度から白鳥大橋の美しさを堪能してみてください。
- 白鳥大橋
- 室蘭市 / 橋
- 住所:北海道室蘭市陣屋町~祝津町地図で見る
- 電話:0143-23-0102(室蘭観光推進連絡会議)
- Web:http://muro-kanko.com/yakei.html
⑩測量山(そくりょうざん)【室蘭市】
測量山展望台から見る室蘭港の夜景も素敵ですが、町のシンボル的存在である測量山自体のライトアップも素敵です。山頂には計7本の電波塔が青緑白ゴールドに輝いており、このライトアップにかかる費用は市民の寄付金で賄われているのだそう。点灯開始から今日に至るまで、一日も欠かさず点灯し続け、2016年には連続点灯1万日を達成しました。
全国でも例を見ない寄付金によるライトアップ。電波塔の灯りは町のあらゆるところから鑑賞できます。
- 測量山展望台
- 室蘭市 / 展望・景観 / 夜景 / 展望台
- 住所:室蘭市清水町1丁目地図で見る
- 電話:0143-25-3320(室蘭市観光課)
- Web:http://www.city.muroran.lg.jp/main/org6400/kanko_s...
- 測量山
- 室蘭市 / 自然・景勝地
- 住所:北海道室蘭市清水町地図で見る
- 電話:0143-25-3320(経済部観光課)
- Web:http://www.city.muroran.lg.jp/main/org6400/kanko_s...
⑪晴海公園【苫小牧(とまこまい)市】
対岸の工場地帯を見渡せる穴場の夜景スポットです。風の無い日には工場の灯りが海面に反射し、美しさを倍増してくれます。この工場夜景が楽しめるエリアを地元では「キラキラ海岸」と、道道781号線の臨海南通を「キラキラ海岸通り」と呼ぶことがありますが、いずれも今のところ通称として親しまれているようです。
園内には照明設備がないので、懐中電灯など足下を照らすものを持参するか、駐車場からあまり離れたところには行かない方が良いでしょう。
おわりに
北海道の夜景観光が楽しめる5都市11スポットを紹介しました。夜景が最も美しいのは空気が澄んだ秋から冬にかけてですが、その頃の北海道は寒さも一段と厳しい時期。屋内鑑賞や車内鑑賞ができないスポットへ行く際は、温かくしてお出かけください!