地球の息吹を感じる広大な大地が広がるアイスランド。点在した見所を効率よく回る日帰りツアーがオススメです!今回は、アイスランドに来たら外せない定番の氷河湖や間欠泉、滝などアイスランドの自然の秘宝を巡るツアーをご紹介します。
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現地ツアーでリーズナブルに効率よく巡る!
アイスランドは、火山質の大地に壮大な景色が広がる今注目の国です。ごつごつとした大地の向こうには、火山の煙が出ており、氷河や巨大な滝など自然そのままの雄大さに思わず息をのんでしまうような、見たことのない風景がそこら中に広がっています。
ただ、国土も広く見所も点在しているので自力で回るにはちょっと大変。また、物価も高いので、レンタカーや宿泊代など国内を移動するだけで出費がかさんでしまいます。
そこで、アイスランドに来たら、その道の地元のプロに見所を凝縮して案内してもらうのが安くて効率もよく、最も手っ取り早い方法でしょう。筆者は普段、予定ががちがちに組まれたツアー旅行は苦手としていますが、アイスランドの現地ツアーは、日帰りでも気軽に参加できるのに加え、ほどよく自由時間も組まれながら定番スポットをまわれるので、とても便利でした。以下で筆者がツアーで訪れた場所をご紹介しますので、1人旅や少人数での旅行に、ぜひ利用してみてください。
首都レイキャビク日帰りツアーの流れ
いざ、出発!
ネットまたは現地旅行代理店で申し込みをします。ツアー当日は、レイキャビク市内に設けられているいくつかのピックアップポイントに指定の時間(8時〜8時半)に行くと、バスでピックアップしてもらえます。
午前:圧倒的スケールの滝や間欠泉を楽しもう!
間欠泉・ゲイシール(Geysir)
- 出典:www.flickr.comゲイシール間欠泉(Photo by Adam)
間欠泉とは、一定の周期で水蒸気や熱湯を噴出する温泉で、ゴールデンサークルの一つとして数えられるアイスランド・ゲイシール(Geysir)の間欠泉は、英語で間欠泉を意味する「geyser」の語源ともなりました。
地面から湧く熱い温泉水が一気に地上高くに吹き上がる、ダイナミックな光景はぜひアイスランドに来たら見ておきたいもの。1日に数回、60m級の大きな間欠泉を見ることができるほか、もう少し小規模のものであれば5分〜10分間隔で見ることができます。
近くの水たまりに溜まった乳白色の水も、自然環境が織りなす美しい色合いとなっています。ぜひ見つけてみてください。
- グレイト・ゲイシール
- アイスランド / 自然・景勝地
- 住所:Geysir,Iceland地図で見る
壮大な「金の滝」グトルフォス(Gullfoss)
ゲイシール、シンクヴェトリル国立公園と共にアイスランドの「ゴールデンサークル」として有名で、「金の滝」とも言われているグトルフォス滝(Gullfoss)。
夏の水量の多い時には毎秒140立方メートルもの水量が流れる、ど迫力の滝です。少し高台に登って、この壮大な滝の全景を見ることもできますし、遊歩道を下ったところに作られたデッキから水しぶきがかかるほどの距離に立って、水から出る風圧や力強いパワーを感じ取ってみるのもよいでしょう。
滝の裏側に回ってアイスランドの広大な大地を背景に眺める滝・セリャラントスフォス(Seljalandsfoss Waterfall)
首都レイキャビクを出発して、およそ2時間半のところにあるセリャラントスフォス(Seljalandsfoss Waterfall)は、落差60mの滝。水量の強さもさることながら、特徴的なのが滝の裏に入れることです。
まず滝に近づくには、滝の水と風圧で顔や服がずぶ濡れになるので、レインコートを羽織って滝の横にある木製の階段を登りましょう。滑りやすいので注意が必要です。
いよいよ、滝の裏に着いた時には、透明な滝の水を通してはるか遠くまで続く人工物のない草原を眺めることができます。帰りに夕日鑑賞のために再度立ち寄ってくれるツアーもあるので、その時にはまた昼間とは違ったセリャラントスフォスと滝の裏側から見る夕日を堪能してみてくださいね。
- セリャラントスフォス
- アイスランド / 自然・景勝地
- 住所:セリャラントスフォス地図で見る