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午後:アイスランドが誇る「白」と「黒」の世界を楽しもう!
最大の目玉!これぞ「アイス」ランドの景色!氷河湖・ヨークルサルロン(Jokulsarlon)
レイキャビクから約6時間ちょっと、午後になるといよいよアイスランド南東部に広がる氷河エリアに到達します。
今回の旅の最大の目玉・氷河湖ヨークルサルロン(Jokulsarlon)に到着すると、アイスランドという名前のイメージ通り、巨大な氷の塊が湖面にそそり立った風景に出会うことができます。白い氷は、場所によって水色になっており、自然のありのままの姿が見ものです。地球温暖化の影響で、地表に出ている氷河の塊は年々解けてきているようですが、まだまだ迫力のある氷河湖に浮かぶ圧巻の氷河の風景は健在です。
オプションで、氷河湖をクルーズすることもでき途中、ガイドさんが氷河湖の氷を取って触らせてくれることもあります。数千年、数万年前から存在し続ける氷河湖の氷河。そんな地球の息吹を感じられる生の体験をすることができます。美しいヨークルサルロンを訪れた記憶は、アイスランド旅行のハイライトとなることでしょう。
- ヨークルスアゥルロゥン氷河湖
- アイスランド / 自然・景勝地
- 住所:Jökulsárlón , Skaftafell National Park | Route 1, Iceland地図で見る
- Web:http://www.visiticeland.com
黒い砂浜海岸・Vik村のレイニスフィヤラ・ビーチ(Reynisfjara)
ツアーの最終目的地として立ち寄るのがVik村にある黒砂海岸・イニスフィヤラビーチ(Reynisfjara)です。玄武岩質の溶岩石が流されて、真っ黒な砂の海岸になったようです。あたり一面、さらさらな黒い砂や石で覆われている広い海岸に加え、遠くには断崖絶壁、尖った奇岩群もあります。
- 出典:www.flickr.comVik村にある黒砂海岸(Photo by dconvertini)
運が良ければ、夏にはパフィン鳥が見られるかも知れません。いずれの季節にも、大西洋の荒波のパワーを感じつつ、打ち寄せる黒砂の音に耳を澄ませ、旅の最後を迎えます。このアイスランドの外海を前に、むき出しの自然に触れることのできる貴重な機会となることでしょう。
- レイニスフィヤラ ビーチ
- アイスランド / 自然・景勝地 / 絶景
- 住所:Reynisfjara Beach地図で見る
いかがでしたか?
ツアーは、いいとこ取りの1日とは思えないほどの充実ぶりです。スポットまでの移動も考えることなくただただまわりの壮大な大地をうっとり眺めながら道中を楽しめるので、限られた時間で効率よくまわりたい旅行客にとっておすすめです。
普段はあまりツアーに入るのが好きではないという方も、現地発着日帰りツアーなので、気軽に参加してみてくださいね。
補足情報
現地発着ツアーの費用
首都レイキャビク発着の日帰りツアーをコーディネートする現地の旅行代理店は数社ありますが、筆者はブルーラグーン、溶岩トンネル探索、氷河ウォーキング、ゴールデンサークルなど、アイスランドの自然を知り尽くした現地代理店「EXTREME ICELAND社を利用しました。
例えば、アイスランドの南岸とヨークルサルロン、ダイヤモンド・ビーチ(South Coast、Jokulsarlon Glacier Lagoon & Diamond Beach)を巡るツアーは、英語でのガイドつきで参加費は1人あたり€142=約17,000円ほどです。
参加の注意点
アイスランドの気候は、夏でも朝晩かなり冷え込むので、現地で観光するときには季節を問わず温かい服装と歩きやすい靴で出かけましょう。また、こうしたツアーで行く先といえども、自然むきだしの場所でスーパーやお店などがない場合も多いので、栄養補給のためのスナックや飲み物を持ち歩かれることをおすすめします。安全で楽しいツアーでの観光をしてください。