アイスランド
アイスランド観光
火と氷の国で雄大な自然を満喫したい

【アイスランド】レンタカーで地球の息吹を感じに行こう!

取材・写真・文:

東京在住
訪問エリア:191ヶ国

2023年6月27日更新

918view

お気に入り

写真:toshel

大自然の宝庫であるアイスランドは、唯一の国際空港のあるケプラヴィークからわりと近い範囲に、目の覚めるような大迫力の自然が点在しています。今回は、レンタカーを借りて周れるアイスランドの見どころをご紹介します。

この記事の目次表示

魅力的な自然の宝庫アイスランド

アイスランドは大西洋上に浮かぶ島国です。同じ島国である日本のおよそ1/4の面積に、日本の1/380の人口334万人の住む小国ですが、国民一人当たりの名目GDPは、日本より多く世界7位(2018/4時点の2017年総計)と、経済力のある国です。

経済だけでなく、自然の宝庫としても知られるアイスランドは、島全体が観光地なのかと思わせるほど見どころが多く、それぞれがダイナミック、かつ美しく、しばし寒さを忘れて見入ってしまうほど!また、海の幸はもちろんのこと、寒い国のわりには食材も豊富で、新鮮な食材を使った料理は絶品です!

ケプラヴィーク国際空港でレンタカー

世界各国からのアイスランドの空の玄関口は、ケプラヴィークという首都レイキャビークから車で40分ほどの空港です。空港の到着ロビー付近にレンタカーのブースがありますので、そちらで車を借ります。

空港自体が夜早く閉まってしまい、空港を出ると周辺には何もないため、事前に予約されて行かれることをオススメします。

  • 写真:toshel

それでは、アイスランド南部へドライブに出かけましょう!

  • 写真:toshel
  • 写真:toshel
ケプラヴィーク国際空港
アイスランド / 駅・空港・ターミナル
住所:235 Keflavikurflugvollur, Iceland地図で見る
Web:https://www.kefairport.is/

シンクヴェトリル国立公園(世界遺産)

  • 写真:toshel

アイスランドには多くの国立公園がありますが、唯一ユネスコ世界遺産に登録されているのが、ここ、シンクヴェトリル国立公園です。

  • 写真:toshel

ケプラヴィークから車で走ること1時間あまり。ハワイ島ほどの大きな丸い形をした公園で、ゴールデンサークルとも呼ばれています。

  • 写真:toshel

グトルフォス

アイスランドでフォスとは「滝」という意味です。ここでは「グトル滝」という意味となります。

  • 写真:toshel

この辺りはユーラシアプレートと北米プレートの境があり、「ギャオ」と呼ばれる大地の裂け目も見られます。このグトルフォスはラングヨークトル氷河を水源に持ち、溶けた氷河がまさにこの大地の裂け目に激しく流れ込み、落ちていく様子を見ることができます。

  • 写真:toshel
  • 写真:toshel

水量が物凄いため、轟音が辺りに鳴り響いていますが、筆者が訪れた初夏の時期はまだ極寒で、轟音と寒さで頭がキーンとしてきます。

  • 写真:toshel
  • 写真:toshel
グトルフォスの滝
アイスランド / 自然・景勝地 / 絶景 / 滝
住所:Gullfoss Fall,Iceland地図で見る

ストロックル・ゲイシール

ゲイシールとは間欠泉のことです。シングヴェトリル国立公園へ来たら、ここも外せない見どころの一つです。

グトルフォスから車で10分ほど東へ行ったところにある平原には、地下から噴出する大迫力の間欠泉があります。遠くから観ると、白いタワーが立ち上るのが見えます。

  • 写真:toshel

近づいていくと、観光客が円陣を組んで待ち構えています。

  • 写真:toshel
  • 写真:toshel

目の前で観る間欠泉は大迫力!

  • 写真:toshel

まだか、まだかと待ち構えているのも楽しいですよ。

  • 写真:toshel

5~10分に一度は噴出しますので、お見逃しなく!

グレイト・ゲイシール
アイスランド / 自然・景勝地
住所:Geysir,Iceland地図で見る

セリャラントスフォス

ゲイシールを後にし、1号線に沿って1時間ほど南下していくと見えてくるのがセリャラントスフォス。

  • 写真:toshel
  • 写真:toshel

アイスランドにはあらゆる種類の滝が点在しています。あちこちで個性豊かな滝を観ることができるため、こちらは一見、特に取り柄もないように思われますが、セリャラントスフォスの特長は滝の裏へ回れること!

  • 写真:toshel

水量が多いのと広範囲に落ちるのとで水しぶきが非常に多く、裏へ回るとびしょ濡れ必至です。

  • 写真:toshel

しかし、滝の裏から眺める太陽は本当に美しく、何か清々しい気分にさせてくれますよ!

  • 写真:toshel

シングヴェトリル国立公園は広大で、他にもまだまだ見どころはあります。ちょっとした平原の風景なども美しいので、是非、オリジナルな風景を探しに出かけてみてください。

  • 写真:toshel
  • 写真:toshel
セリャラントスフォス
アイスランド / 自然・景勝地
住所:セリャラントスフォス地図で見る
シンクヴェトリル国立公園
アイスランド / 公園・動植物園
住所:Pingvellir National Park,Iceland地図で見る
Web:http://www.thingvellir.is/english.aspx

ブルーラグーン スパ

  • 写真:toshel

セリャラントスフォスから山や海沿いを西へ走ること2時間。世界最大の温泉ブルーラグーンスパで、運転の疲れを癒しましょう。

  • 写真:toshel

石灰岩を含むこちらの温泉は青白く、お湯の温度もぬるめですので、いつまでも入っていたくなるリラクシング効果の高い温泉です。

  • 写真:toshel
  • 写真:toshel

こちらは、混雑すると入場制限されますので、事前に予約されていった方が無難です。

本格的なSPA施設や宿泊施設も併設されておりますので、ゆっくり過ごすこともできる一大エンターテイメントと言える施設です。

Blue Lagoonの予約サイトはこちらです。
ブルーラグーン
アイスランド / 温泉
住所:Nordurljosavegur 9, 240 Grindavík,Iceland地図で見る
電話:420-8800
Web:http://www.bluelagoon.com/

アイスランドの旅行予約はこちら


アイスランドのパッケージツアー(新幹線・飛行機付宿泊プラン)を探す

アイスランドのホテルを探す

アイスランドの航空券を探す

アイスランドの現地アクティビティを探す

アイスランドのWi-Fiレンタルを探す

この記事で紹介されたスポットの地図

関連するキーワード

※記事内容については、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

あなたにオススメの記事

同じテーマの記事


一度は見たい絶景!ヨーロッパのおすすめ自然風景21選

世界的に類を見ない奇岩が広がるカッパドキアや、世界的に有名なイタリアの青の洞窟、石灰でできた純白の棚田が広がるパムッカレなど、一度は見てみたい、ヨーロッパのおす...


ヨーロッパの「窓」のある風景20選!

旅に出ると素敵な街並みの写真を撮ったり、散策してみたくなりますよね。「窓」から覗く風景は、窓枠が額縁のように風景が切り取られてより美しく見えたりします。また、そ...

保存版★コロナ後に行きたい!ヨーロッパの大自然絶景スポット17選

新型コロナウィルス終息後の海外旅行を楽しみにしている方へ、いつか訪れたいヨーロッパの大自然絶景スポットを、厳選して17カ所ご紹介します。海外旅行に出かけられない...

オーロラを見るならアイスランドが超おすすめな理由と鑑賞のコツ!

自然が織りなす感動的な光のショー、オーロラ。一生に一度は自分の目で見てみたいですよね。オーロラは、北極・南極の周りに広がるオーロラ帯と呼ばれるエリアで見ることが...

アイスランドは絶景の宝庫!自然がくれる感動体験へ-オーロラ編★

誰でも一生に一度は見てみたいものの代表格といえば、やっぱりオーロラ!オーロラが見られる国はいくつもあり、カナダやフィンランド、ノルウェーと比べるとアイスランドは...

この記事を書いたトラベルライター

地球旅~現在191ヵ国~
行ったことのない国を中心にひとり旅しています。他国の歴史、文化、宗教、遺跡、そしてそこに住む人々の考え方に興味があります。

車の運転が好きなので、海外ではドライブ旅を楽しんでます。普段は会社員です。

【ホンジュラス】世界屈指の犯罪都市テグシガルパ

世界の治安が悪い国ランキングなどを見ると、毎年必ず上位になってしまうホンジュラス。しかし、手つかずの美しい自然が多く、世界遺産に登録されたマヤ文明のコパン遺跡を...


【レバノン】ベイルート・ビブロス・バールベックの見どころ

遠い昔、世界の中心が地中海にあった時代、レバノンは東西貿易の交差点となる重要な位置にあり、繁栄の極みにありました。古くから数多くの王様や将軍が、この土地を挙って...


カリブの島はどこがいい?陽気レゲエでちょっぴり危険な「バルバドス」どこまでも静かな「アンティグア」

カリブ海には、大小様々な島がおよそ700あります。そのほとんどは欧米各国の領土で、独立国はわずか13カ国のみ。今回は、その中より対極にある2つの小さな島国をご紹...

【サウジアラビア】ついに観光ビザ解禁!閉ざされていた王国の珍しい文化と各都市の見どころ

観光での入国が困難だったサウジアラビアが、2019年9月27日に突然、ツーリストビザの発給開始を発表しました。今回は、サウジアラビアに古くからある慣習と文化、そ...

【ベネズエラ】世界の危険都市上位?首都カラカス

世界屈指の産油国にしてハイパーインフレーションに陥った南米の国ベネズエラ。かつて、スペイン植民地から独立へと導いた英雄「シモン・ボリバル」の生まれ育った街でもあ...

トラベルライターインタビュー Vol.3 Emmyさん

【トラベルライターインタビューVol.3】一人旅を応援する記事を多数執筆!Emmyさんならではの人気記事執筆のコツやその原動力に迫ります