イスラエルのアッコ(Acre / Akko)にあるシーフードレストラン「Uri Buri」。「ワサビのシャーベット」など、世界各国の料理からインスピレーションを受けた独創的な料理を提供しています。お店の様子や実際に食べたメニューを紹介します!
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「Uri Buri」とは
イスラエル・アッコのレストランで、イスラエル最高のシーフドレストランと言われるほどの名店です。2017年のトリップアドバイザーのランキングでは、ドバイやエジプトを含む中東全域のレストランで1位となっています。
経営者も有名
経営者の「Uri Jeremias」はイスラエルでは著名な人物で、お店同様、イスラエルの食を取り扱う各国のテレビ番組などでよく取り上げられています。料理の世界においてはイスラエルを代表するキーパーソンといった印象があります。
なお、「Uri Buri」の料理は彼が独学で創りあげたとされており、お店が注目される理由の一つにもなっています。
「Uri Buri」の様子
外観
「Uri Buri」は海に面した場所にあります。店の前は駐車場となっているので、比較的アクセスしやすいです。テラス席でも食事ができます。
内装
店内は白と青のインテリアで統一されており、まさに海の家といった雰囲気です。認知度の割にはこじんまりとしたレストランで、安心感のある雰囲気です。
「Uri Buri」のメニュー
英語のメニューもあるので、観光客にも読みやすい内容です。
しかしやはりシーフードレストランの名店というだけあって、食事のメニューに肉は無く、シーフードとベジタリアンのみといった徹底具合です。
ドリンクは一般的な内容で、ソフトドリンク、ビール、ワインといったバリエーションがあります。イスラエルビールやイスラエルワインも楽しめます。
前菜
サーモンの刺身(Sashimi Salmon)
「サシミ・サーモン」はその名の通りサーモンの刺身です。しかしその独自の創作スタイルから、「Uri Buri」を代表するメニューの1つとして認知されています。
サーモンの刺身に甘い醤油ベースのソースがかかっており、その上にワサビのシャーベットが乗っています。口の中で常温のサーモンとちょうどよく溶け合います。
ワサビのシャーベットはしっかりツンとしつつも甘いので、デザートとしても食べられるような、まさに筆舌に尽くしがたい味わいです。
- 1皿52シェケル/1,560円
生牡蠣(Oyster)
世界的にも有名な牡蠣の生産地であるフランスのオレロンという地域で、ジラルドー(Gillardeau)の名で生産されている牡蠣のブランドです。「牡蠣とは正しくはこういう味がします」と言わんばかりの、食べ応えのある風味でした。
- 1つ32シェケル/960円
一品:イカフライ(Calamari Rings)
イカフライは、日本でいう唐揚げくらいスタンダードな一品です。衣はパン粉ではなく、天ぷらに近い食感です。
誰が作っても美味しい一品ですら誰よりも美味しく作ってしまうあたりに、名店たる所以を感じました。
- ハーフサイズ54シェケル/1,620円
メイン
ホタテ(Coquille st. Jacques)
ホタテの貝柱を白ワイン、生姜ソース、クリームで軽く煮た料理です。海苔(のり)がまぶされています。「Coquille st. Jacques」とは、フランス語でホタテあるいはこの料理を指します。
- ハーフサイズ85シェケル/2,550円
バラマンディ(Barramundi)
バラマンディは日本で言う「アカメ」に近い魚です。バター、セージ、レモンソースでソースの味が整えられており、サイドにはカリフラワーのピュレが添えられています。シンプルに見えますが、小技が効きまくった一品です。
- ハーフサイズ67シェケル/2,010円
デザート:クリームブリュレ(Vanilla Creme Brulee)
デザートは普通…なんてことはなく、文句なしに美味しかったです。
- 42シェケル/1,260円
※記事内のイスラエル通貨シェケルから日本円への換算は、1シェケル=30円で計算しています。
- ウリブリ
- イスラエル / 魚介・海鮮料理
- 住所:Uri Buri, Akko, Israel地図で見る
- 電話:04-955-2212
- Web:http://www.2eat.co.il/eng/uriburi/