メキシコ料理の定番カクテル「マルガリータ」がイスラエル一安いと謳う、テルアビブはヘルツル通り(Herzl Street)に面するメキシコ料理のレストラン「タパチュラ」(Tapachula)の様子を紹介します!
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レストラン「タパチュラ」について
タパチュラ(Tapachula)は、テルアビブにあるメキシコ料理のレストランです。ビーガン&ベジタリアンメニューやグルテンフリー料理があったりと、現代の欧米のメキシカンレストランと変わらないようなスタンダードのお店です。また、メキシコ料理には欠かせないカクテルのマルガリータがテルアビブ最安だそうです。
なお、タパチュラは毎日営業しており、ユダヤ教のが強制的に休まなければならない「安息日」でも開いているので、観光客や地元の人にも人気です(安息日は、テルアビブでも多くのお店が閉まり、ちょっとしたゴーストタウンのような様相を呈しています)。
「Tapachula」へのアクセス
タパチュラはテルアビブの有名観光地&メインストリートでもあるロスチャイルド通りの近く、ヘルツル通り(Herzl Street)に面しています。テルアビブの中心部にあるので観光の際のアクセスも簡単です。
余談:ヘルツル通りについて
- 出典:upload.wikimedia.orgテオドール・ヘルツル
ヘルツル(Herzl)というのはイスラエル人なら誰もが知っている有名な人物の名前です。テオドール・ヘルツル(Theodor Herzl)といい、イスラエル建国に深く関わった人物です
イスラエルは「ユダヤ人はイスラエルに帰ろう」というシオニズム(Zionism)という思想の元に建国されたのですが、シオニズムという発想のもと運動を起こしたのがテオドール・ヘルツルです。
キューバの街でチェ・ゲバラの絵を見かけるような感覚で、イスラエルではテオドール・ヘルツルを見かける場合があります。
「Tapachula」の様子
店内は個性的なインテリアで装飾され、とてもカジュアルで独特のラテンな雰囲気が出ています。タパチュラのある場所は若者が多く集うエリアにあるのですが、店内には老若男女、家族連れといった様々なタイプの客が訪れます。
「Tapachula」のメニュー
とても印象的な真っ赤な紙のメニューです。英語のメニューがあるのでとてもわかりやすいです。内容としては、アメリカをはじめとする欧米諸国の典型的なメキシコ料理レストランといった内容です。タコス、ブリトー、ケサディーヤ、ファヒータなど、 種類によって整理されています。
フライドフィッシュ・タコス(DE PESCADO FRITO)
タコスだけでも約10種類ほどあるのですが、その中で今回筆者が選んだのは揚げ魚のタコスです。なおメニューの説明には天ぷら(tempura)と書かれていました 。トルティーヤの種類は、 麦かとうもろこしから選べます。
ワカモレ(アボカドのディップ)やシラントロ(パクチー)が入っており、アメリカのメキシコ料理と何ら変わらないクオリティーです(アメリカではメキシコ料理は母国料理のように愛されています)。
- 39シェケル/1,170円
ドリンク:マルガリータ
メキシコ料理屋の定番カクテル、マルガリータです。マルガリータはテキーラに柑橘系のジュースを混ぜて作るスッキリとした味わいのカクテルです。テルアビブでも、グラスに塩をつけて飲むのが一般的です。
なお、タパチュラでは1リットルのマルガリータを99シェケル(2,970円)で注文することができます。タパチュラはこれをイスラエル最安と謳っていますが、カクテル一杯50シェケル(1,500円)する店もざらにあるイスラエルでは、あながち間違いではないように思います。
- 35シェケル/1,050円
- タパチュラ
- イスラエル / 中南米料理
- 住所:Herzl St 4, Tel Aviv-Yafo地図で見る
- Web:https://www.tapachulatlv.com/
※記事内のイスラエル通貨シェケルから日本円への換算は、1シェケル=30円で計算しています。