ベネチア本島から船で約1時間の場所にある島「ブラーノ島」。島中の建物がカラフルに塗装されていてとにかくフォトジェニックなんです。この記事ではそんなブラーノ島の魅力を紹介します!
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ブラーノ島ってどこ?
ベネチアは177もの島から成り立っており、その中でも一際カラフルな島として知られているのがブラーノ島です。島自体はそれほど大きくなく、1時間もあれば一周することができます。
こんなに可愛い写真を町中で撮ることができるので、ベネチアを訪れるならぜひ行きたいスポットです。
ブラーノ島の魅力
その1 とにかくフォトジェニック
ブラーノ島がこのようなカラフルな街になったのにはある理由があります。それは、この街が漁業の街であったため、漁に出た漁師たちが遠くの海からでも自分の家を見失わないように家をカラフルに塗ったから、なんです。
また、家を間違えないように隣同士の家は必ず違う色で塗るように決められています。そのため、島のどこを歩いても同じ景色は2つとありません。
上の写真は、街の中の一角にあるお店です。お店全体が黄色に塗られていて、とっても可愛いですよね。
撮影をする際は、何軒かの家が写るように撮ってもいいですし、一棟だけに着目してもアップにしても素敵な写真を撮ることができます!
その2 魚介類が美味しい
レース編みと漁業の街であるブラーノ島。その魚介類料理の美味しさは、ベネチア本島を圧倒しています。そこで、筆者が実際に訪れたオススメのお店をご紹介します!それが「Trattoria al Gatto Nero(トラットリア アルガットネーロ)」です。
このお店はガイドブックにも載っており、毎日大勢のお客さんで賑わっています。予約をしていないと入れないので、事前予約が必須です。
筆者はローマのホテルで、受付の人に店名と日時を伝えて予約を取ってもらいました。自分でお店に連絡をして予約することも可能ですが、店員さんが英語はあまり得意ではないようでしたので苦戦するかもしれません。
今回は、「ボンゴレビアンコ」と「魚介の盛り合わせ」を注文。2つ合わせて60ユーロ(日本円で約4,800円)ほどと少しお値段は張りますが、その価値ありです。
また、一緒にワインを飲んでいる人も多く見受けられました。筆者の場合は、偶然後ろでワインテイスティングをしていたお客さんたちに、1杯ずつワインをご馳走になることができました。
- トラットリア アルガットネーロ
- イタリア / 洋食・西洋料理
- 住所:Via Giudecca, 88, 30142 Burano, Venezia VE, イタリア地図で見る
- Web:http://www.gattonero.com/
ブラーノ島へのアクセス方法
ベネチアから水上バス(ヴァポレット)を利用して、ブラーノ島に行くことができます。
水上バス(ヴァポレット)乗り場
ベネチアのフォンダメンタ・ヌォーヴェ(Fondamenta Nuove)という場所の、一番奥の乗り場「F.te Nove "A"」より、12番の水上バス(ヴァポレット)を利用。
- 他の番号でも行けますが、乗り換えなしで最短で行けるのが12番です。
水上バス(ヴァポレット)降り場
途中2つの島を経由しますので、3つ目のブラーノ島(Burano)で降りてください。ルートは以下の通りです。
①ムラ―ノ島(Murano)
②マッツォルボ島(Mazzorbo)
③ブラーノ島(Burano)
ブラーノ島と、その手前のムラーノ島は名前も似ており、紛らわしいため注意が必要です!ベネチアから45分ほどで到着します。
- フォンダメンタ・ヌォーヴェ A(ヴァポレット乗り場)
- イタリア / 駅・空港・ターミナル
- 住所:F.te Nove "A" ヴェネツィア イタリア地図で見る
穏やかな時間が流れているブラーノ島
ブラーノ島はベネチア本島の観光客で賑わう雰囲気とは違い、住民がゆったりと暮らしています。都会の喧騒に疲れた方にもぴったりの穏やかな島です。
小さなお土産やさんやジェラート屋さんなど、散策しながらお気に入りを見つけてみてください!