フィレンツェのシンボルで世界遺産の一つでもあるドゥオモ(正式名称:サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂)。ドゥオモの内部を見学するのも良いですが、クーポラと呼ばれる赤い天蓋の外観に魅力を感じる人も多くいらっしゃるのではないでしょうか。そして訪れたからには、いろんな角度から撮って撮って撮りまくりたいですよね!!今回は、筆者が撮ったドゥオモやクーポラの写真と併せて、ドゥオモやクーポラを撮影するおすすめのフォトスポットをご紹介します。
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ドゥオモ・クーポラのおすすめフォトスポット7選
フィレンツェのドゥオモと聞くと、映画『冷静と情熱のあいだ』を思い出す方も多いのではないでしょうか。筆者も「この映画で見た景色を見たい!」と、フィレンツェを訪れた人の一人です。映画の主題歌を歌ったEnyaさんの曲を聴きながら、撮影に出かけましょう。
【1】Campanile di Giotto(ジョットの鐘楼)
ジョットの鐘楼は、ドゥオモの東側にある塔です。塔内部には約400段の狭い階段が続いており、時々小窓から外を眺めることができます。塔の頂上に着くとすぐ目の前に、カメラにおさまらないほど大きな赤いクーポラが見えます。
広角レンズがないと全景を映すことはできません。が、ヒストリカルな雰囲気は感じ取れます。
こちらは柵の模様の隙間から撮影したもの。筆者のお気に入りの一枚です。
塔を登っている途中、柱の隙間からもクーポラを見ることができます。
※共通チケットで入場できる施設(各1回)
・クーポラ
・洗礼堂
・ジョットの鐘楼
・サンタ・レパラータ教会遺構
・ドゥオモ付属美術館
※チケットは、最初の施設に入場した時から48時間有効
※クーポラへの入場は完全予約制
※チケットの詳細及び購入はこちら
【2】Piazza del Duomo(ドゥオモ広場)
フィレンツェに来たら必ずと言っていいほど、ドゥオモ広場を訪れることだと思います。ドゥオモの周りを写真を撮りながら歩くと分かると思いますが、ドゥオモが近すぎて写真に収めるのが非常に難しいです。そこで、ドゥオモの北側と南側に回り、クーポラをメインに写真撮影を行うのがオススメです。
ドゥオモ・北側
ドゥオモの南側に比べると比較的道幅が狭く、クーポラとクーポラの逆サイドの建物を一緒に撮すことができます。
テラスにかかっている鉢とクーポラの色がマッチしています。
夜は手ぶれで綺麗に撮れないことがありますが、建物側にあるライトと一緒に撮影すると、比較的明るく、綺麗に撮れると思います。
ドゥオモ・南側
ドゥオモの北側に比べて道幅が広いので、できるだけドゥオモから下がると、広い範囲を写真に収めることができます。
人通りが多いので、建物だけを撮るなら少し目線を上げて撮ると綺麗におさまると思います。
- ドゥオモ広場(フィレンツェ)
- イタリア / 観光名所
- 住所:Piazza del Duomo, 50122 Firenze FI, イタリア地図で見る
【3】Via dell'Oriuolo(オリウオロ通り)
こちらは、ドゥオモ広場から東側に伸びる通りです。他にもクーポラが見える小道はありますが、ここからの眺めが一番ワクワクする景色かなと思います。
途中道が曲がっている為、一時ドゥオモが見えなくなります。しかし、ドゥオモ広場から200m程東に歩くとBiblioteca delle Oblate(オブラーテ図書館)という図書館が見えてくるので、この辺りに立つとクーポラをまっすぐに見ることができます。
この写真は朝撮りました。少しピンクがかった色合いが爽やかな印象です。
こちらは昼過ぎに撮りました。バイクや自転車が写り、明るく活発な街の写真が撮れます。
【4】Torre di Arnolfo(アルノルフォの塔)
アルノルフォの塔は、ヴェッキオ宮殿内にある塔です。この塔も徒歩で階段を登ることになりますが、ジョットの鐘楼と比べると登りやすいと思います。
また、ドゥオモから少し離れているので、ドゥオモの全貌を見ることができます。ズームにして大きく撮ったり、街並みと一緒に広く撮ったり、金網や壁穴の隙間から撮ったり、いろいろ試してみてください。
これは目の細かい網にレンズを近づけて撮りました。
壁の所々に小さな縦型の穴があるので、覗いてみるとこんな感じの写真が撮れます。