イタリア
イタリア観光
南北にブーツのような形をした国は世界遺産の宝庫

【イタリア】愛らしい陶器の街、ヴィエトリ・スル・マーレをお散歩してみよう

取材・写真・文:

東京在住
訪問エリア:30ヶ国

2020年5月8日更新

19,556view

お気に入り

この記事の目次表示

ランチはこちらで

ヴィエトリ・スル・マーレは「海の上のガラス(Vietri=ガラス、Sul=on,上の、Mare=海)」という名前の通り港町となっており、新鮮な海の幸が食べられます。

今回は、筆者がランチで行ったお店をご紹介します。こちらは今回の南イタリア旅行で1,2を争う美味しさのお店でした。店名は「Ristrante 34 da Lucia」。ヴィエトリ・スル・マーレらしく、こちらの店の壁も陶器でデザインが施されているのがお分かりになりますでしょうか?

  • 写真:KIKI

ここでは、南イタリアグルメ紹介で必ず登場する、ローカルメニューが取り揃えてあります。メインストリートではありませんが、行ってみる価値は十分にあります。イタリアの食事場所の中では高級な区分の「Ristrante」の呼び名ですが、どのメニューも8-20ユーロ程度(1,000~2,600円)ですので、ランチはカジュアルにいただけます。

  • 写真:KIKIクルマエビのグリル
  • 写真:KIKI海の幸のシャラティエッリ
  • 写真:KIKIカプレーゼ

注目していただきたいのが、お皿!

陶器の街だけあって、店名の入ったオリジナルデザインのかわいらしい食器を使っています。美味しく食べて、空になったお皿を見てびっくり!柄を眺めているだけで楽しく、嬉しい気分になりました。

  • 写真:KIKI
  • 写真:KIKI
リストランテ 34 ダ・ルチア
イタリア / 洋食・西洋料理
住所:Restrante 34 da Lucia, Via Scialli, 48, 84019 Vietri Sul Mare SA, イタリア地図で見る

ヴィエトリ・スル・マーレへのアクセスご紹介

サレルノから、アマルフィ海岸に沿って西に4kmの場所に位置するヴィエトリ・スル・マーレ。

サレルノからヴィエトリへの行き方は、バスと鉄道の2種類があります。どちらの所要時間も10分ほどですが、ヴィエトリの中心近くにアクセスしやすいのはバスです。

バスでのアクセス:SITAバスとBUS ITALIA(旧CTP)の2社が運行

バスはサレルノ市内の各バス停に停車しながら運行していますが、乗車するのに分かりやすいのは、サレルノ駅前。アマルフィ方面に向かうバスに乗ってください。

多くの乗客(観光客)はヴィエトリで降りずに、その先のアマルフィやポジターノに向かいますので、降り逃さないご注意を。バスの運転手に、「ヴィエトリで降りたいです、着いたら教えてください(Vorrei andare a Vietri Sul Mare. Puo dirme dove shende?/ヴォレイ アンダーレ ア ヴィエトリスルマーレ。プオ ディルミ ドーベ シェンデ?)」と告げ、降りるときには「Shendi!(シェンディ!/降りたいです!)」と言って、他の乗客にバスの通路を開けてもらいましょう。

ヴィエトリのバスの到着場所は、ソリメネ社前です。降りたバス停から坂道をずっと登っていけば、メインストリートのウンベルト1世通りに出ます。サレルノへの帰りのバスは、ソリメネ社の反対側の通りに停車します。帰りのバスのチケットは、タバッキか、一部の陶器屋さんでも購入が可能です。

アマルフィの隠れおすすめスポット

アマルフィ海岸の小さな町ヴィエトリ・スル・マーレ。ツアーでは訪問しないことが多いですが、アマルフィ海岸やサレルノまで来たならば、ぜひ足を伸ばしていただきたい素敵な街です。2時間もあれば、陶器屋さんを見ながら街をぐるっと一周することができますよ。

ヴィエトリ・スル・マーレ
イタリア / 町・ストリート
住所:84019 vietri sul mare SA地図で見る

イタリアの旅行予約はこちら


イタリアのパッケージツアー(新幹線・飛行機付宿泊プラン)を探す

イタリアのホテルを探す

イタリアの航空券を探す

イタリアの現地アクティビティを探す

イタリアのWi-Fiレンタルを探す

この記事で紹介されたスポットの地図

関連するキーワード

※記事内容については、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

あなたにオススメの記事

この記事を書いたトラベルライター

美味しいご飯と自然を求めて旅行中
学生時代はでゆるっと一人旅、働き始めてからはグルメ旅と大自然アドベンチャー旅をしています。

予定はきっちり・下調べはばっちりする派です。
最近は「(教会・美術館など)観る旅」から「(食べる・登る・泊まるetc..なんでもやってみる)体験する旅」にシフト中。

これが知りたかった!という細かいけれど大事な情報や、知らなくても良いけれど知っていると旅がワクワク!するような面白いトピックをお伝えできればと思います。
tripnote他、料理・グルメWEBサイトにてコラム執筆中。

【南イタリア】ナポリ&アマルフィ海岸の定番・こだわり・おもしろ土産7選

旅の思い出を持ち帰る、お土産。今回は、ナポリやアマルフィ海岸を中心に、南イタリアらしい「定番土産」、センスあふれる「こだわり土産」、街で見つけた「おもしろ土産」...


【イタリア・カプリ島】陸路で行く青の洞窟!待ち時間なしで楽々!

一度は行ってみたい、カプリ島の青の洞窟。小舟の上での長い待ち時間が有名ですが、陸路で青の洞窟を目指せば、海路よりも短い待ち時間で入れます。陸路で攻める青の洞窟へ...


【フィレンツェ】絶対食べておきたい郷土料理5選とおすすめレストラン

「イタリア料理」と一口に言っても、地域それぞれに大きな特色の料理があるイタリア。ルネサンスの中心の人気観光都市フィレンツェでも、絶対食べておきたい郷土料理があり...

【イギリス・スコットランド】定番・こだわり・おもしろ土産7選

イギリス北部に位置するスコットランド。グレードブリテン構成国の一つですが、ロンドン含む「イングランド」とは歴史や文化が異なります。ということで、せっかくスコット...

南イタリア・ナポリの名物スイーツご紹介!絶対食べたいローカルグルメ

「イタリアは南に行くほど、食事が安く、美味しくなる」といわれます。ナポリもその例にもれず、美味しいグルメが盛り沢山。ポンペイ遺跡やカプリ島の青の洞窟に行く際にナ...

トラベルライターインタビュー Vol.3 Emmyさん

【トラベルライターインタビューVol.3】一人旅を応援する記事を多数執筆!Emmyさんならではの人気記事執筆のコツやその原動力に迫ります