鎌倉で、境内でお抹茶をいただくことができるおすすめのお寺をご紹介します。カフェでひと休みもいいけれど、お寺でお抹茶をいただく、そんな鎌倉でのひと休みはいかがですか?
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美しい竹林を眺めながらお抹茶をいただける「報国寺」
鎌倉駅からバスを利用して15分ほど。ミシュランの観光版で3つ星の評価を得た報国寺は、”竹の寺”として親しまれ、鎌倉で人気のあるお寺のひとつです。境内にある竹庭には25mほどの高さの竹が約1,000本。石畳や石灯籠なども整備された趣のある竹庭を目当てに、近年は日本人だけでなく外国人旅行者も増えています。
この竹庭は「休耕庵」という喫茶スペースがあります。美しい竹林をながめながらお抹茶をいただけるとのことで、竹庭の見学とあわせてお抹茶を目的に訪れる人も多いのだそう。竹庭の拝観料は200円、お抹茶(干菓子付 )をいただく場合は別途500円になります。
- 報国寺
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- 住所:神奈川県鎌倉市浄明寺2−7−4地図で見る
- 電話:0467-22-0762
- Web:http://www.houkokuji.or.jp/
お抹茶のほか、甘味やコーヒーも充実の「円覚寺」
- 出典:tripnote.jp
北鎌倉駅から歩いて1分と、観光客が訪れやすい円覚寺。円覚寺の象徴ともいえる荘厳な雰囲気の山門は、夏目漱石の『門』に描かれており、また川端康成の『千羽鶴』では円覚寺の茶会が舞台になるなど、多くの文学作品に描かれているお寺です。
境内の奥のほう、佛日庵の向かいに「如意庵」という塔頭があります。水曜日から金曜日、そして第二土曜日に限って、「如意庵茶寮 安寧」というカフェとして開放しており、こちらでお抹茶がいただけます。いただけるのはお抹茶だけではありません、あんみつやぜんざいなどの甘味、コーヒーなども用意。
日本庭園に面する縁側にあるテーブル席は、2名が座れるようになっています。お友達や家族とふたりで行くもよし、一人で本を読んだりぼーっとするのもよし。店員さんが付かず離れずの距離感で接客してくれるので、居心地が抜群です。人数が多い場合はお座敷側の席になりますが、こちらもゆったりとした雰囲気でおすすめです。
- 円覚寺
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- 住所:神奈川県鎌倉市山ノ内409地図で見る
- 電話:0467-22-0478
- Web:http://www.engakuji.or.jp/
静かな境内でゆっくりとお抹茶を味わえる「佛日庵」
佛日庵は円覚寺の境内にある塔頭のひとつです。円覚寺の入山料とは別に拝観料100円が必要ですが、500円でお抹茶(落雁付き)も楽しめます。お抹茶をいただくための喫茶スペースがあるわけではなく、境内の赤い絨毯が敷いてあるベンチで一服。気持ちのいい晴れた日には、まさに境内を眺めながらお抹茶をいただくことができるのです。
- 佛日庵
- 鎌倉 / 寺
- 住所:神奈川県鎌倉市山ノ内434地図で見る
- 電話:0467-25-3562
- Web:http://www.butsunichian.com/
抹茶と美鈴の生菓子のセットも人気「浄妙寺」
「鎌倉」の語源となったことで有名な浄妙寺は足利家ゆかりのお寺で、鎌倉五山の一つとして栄えた非常に格式の高いお寺です。境内には洋館を改装したレストラン「石窯ガーデンテラス」があり、美しいイングリッシュガーデンを眺めながらお食事やお茶ができるとして人気をあつめています。
さて、お抹茶を頂けるのは、天正年間に建てられ、平成3年(1991年)に復興された茶室「喜泉庵」です。枯山水庭園を眺める、とても風情のある茶室でいただくお抹茶は格別。抹茶と干菓子(600円)がいただけるほか、抹茶と美鈴の季節の生菓子(1,000円)もいただくことができます。