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第32番 禅師峰寺(ぜんじぶじ)
土佐沖を行きかう船の安全を願い行基によって開かれ、弘法大師が彫った十一面観世音菩薩像は「船塊観音」と呼ばれ、今も漁師や船乗りの方に信仰されています。標高82mの峰山の頂上にあり、境内からは土佐湾を一望することができます。
- 禅師峰寺
- 高知 / 寺
- 住所:高知県南国市十市3084地図で見る
- 電話:088-865-8430
- Web:http://www.88shikokuhenro.jp/kochi/32zenjibuji/
第33番 雪蹊寺(せっけいじ)
本尊は、鎌倉時代有名仏師、運慶作の薬師如来像。鎌倉時代、一度廃寺になった後、戦国時代に長宗我部元親の援助により再興。元親の菩提寺となり、その際、寺名は法号にちなんで雪蹊寺と付けられました。
- 雪蹊寺
- 高知 / 寺
- 住所:高知県高知市長浜857-3地図で見る
- 電話:088-837-2233
- Web:http://www.88shikokuhenro.jp/kochi/33sekeiji/
第34番 種間寺
大阪四天王寺の建立に携わった百済の仏師が帰国の途中、土佐沖で時化にあい、この地に避難。その際に刻んだ薬師如来を弘法大師が本尊としました。そして、その時に唐から持ち帰った米、麦、あわ、きび、豆(またはヒエ)の五穀を境内に蒔いたことから、この寺名が付いたと伝えられています。
- 種間寺
- 高知 / 寺
- 住所:高知県高知市春野町秋山72地図で見る
- 電話:088-894-2234
- Web:http://www.88shikokuhenro.jp/kochi/34tanemaji/
第35番 清瀧寺
仁淀川と土佐市を一望できる高台にある寺院。弘法大師が金剛杖で地面を突くと清水が湧き出て滝になったという伝説から、寺の名が付けられています。境内には、台座を含め15mもの高さの薬師如来像があり、真っ暗な通路を手探りで進む「胎内めぐり」ができます。
- 清瀧寺
- 高知 / 寺
- 住所:高知県土佐市高岡町丁568-1地図で見る
- 電話:088-852-0316
- Web:http://www.88shikokuhenro.jp/kochi/35kiyotakiji/
第36番 青瀧寺(しょうりゅうじ)
弘法大師が唐で密教を学んでいた「青瀧寺」を模して日本に建立した寺院。大師は、唐から帰国する際、無事を祈願して独鈷(仏具の一種)を投げました。帰国後その投げた独鈷が、現在の奥の院の山中にあるのを見つけ、この地に建立したと伝えられています。
また、元横綱・朝青龍関がこの寺院の階段で鍛錬をつんだと言われ、四股名の由来にもなっています。
- 青龍寺
- 高知 / 寺
- 住所:高知県土佐市宇佐町竜 宇佐町竜163地図で見る
- Web:http://www.88shikokuhenro.jp/kochi/36shoryuji/inde...
第37番 岩本寺
元々の37番札所は、聖武天皇の勅願により行基によって開かれた福円満寺でしたが、戦国時代の戦乱で福円満寺が衰退したため、岩本寺が札所となりました。本堂は昭和53年に新築され、その際全国から公募した575枚の絵が天井絵として飾られています。
- 岩本寺
- 高知 / 寺
- 住所:高知県高岡郡四万十町茂串町3-13地図で見る
- 電話:0880-22-0376
- Web:http://www.88shikokuhenro.jp/kochi/37iwamotoji/
第38番 金剛福寺
四国最南端の足摺岬に位置し、37番岩本寺からの距離は札所間最長の約90㎞。インドの観音が住むと言われている「補陀落山」に最も近いため、ここに弘法大師は寺院を開いたとされ、境内には池や岩、亜熱帯植物が茂り、極楽浄土の世界観が表現されています。
- 金剛福寺
- 高知 / 寺
- 住所:高知県土佐清水市足摺岬214-1地図で見る
- 電話:0880-88-0038
- Web:http://www.88shikokuhenro.jp/kochi/38kongofukuji/
第39番 延光寺(えんこうじ)
竜宮城より赤亀が梵鐘を背負って寺へ奉納した、という伝説がある寺院。その梵鐘には「延喜十一年正月」(911年)と刻まれており国の重要文化財に指定されています。また、本堂横には弘法大師が杖で突いて湧き出させたとされる「目洗い井戸」があり、眼病に効くと言われています。
- 延光寺
- 高知 / 寺
- 住所:高知県宿毛市平田町中山390地図で見る
- 電話:0880-66-0225
- Web:http://www.88shikokuhenro.jp/kochi/39enkoji/