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【高知】伊勢だけじゃない!絶品!伊勢海老が食べられるお店「中平」

取材・写真・文:

長野在住
訪問エリア:35都道府県

2018年12月27日更新

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写真:ポムラぽむ

「伊勢海老」と聞いて思いつく場所、それはおそらく三重県でしょう。しかし、高知県でも伊勢海老が食べられることをご存じでしたか? 釣りファンにも名の知れている「池の浦漁港」の目の前には土佐湾が広がり、黒潮の恵みを受け、とても大きく身のしまった天然の伊勢海老が育ちます。今回は、そんな伊勢海老を提供しているお店「中平」についてご紹介いたします♩

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伊勢海老とは

名前の通り、三重県の伊勢志摩での漁獲量が多いことから、伊勢海老と呼ばれています。ですが、あくまで伊勢志摩での漁獲量が多いだけであり、他の場所でも食べられないわけではありません。

千葉県や和歌山県、そして、今回ご紹介する高知県でも伊勢海老を食べることは可能です。伊勢海老の旬の時期は、10月~4月。漁期の伊勢海老は繁殖に向けてエサを大量に摂り始めるので、身が詰まっていて美味しいとのことです。

絶品!「中平」の伊勢海老料理

  • 写真:ポムラぽむ

伊勢海老が捕れる「池の浦漁港」のすぐ側に建つ「中平」。料理の鮮度にこだわっており、必ず生きている伊勢海老を締めてから提供してくださいます。そのため、伊勢海老の身はぷりっぷり!!また、身がぎっしり詰まっている伊勢海老なので、持ち上げるのも一苦労なほどです。

  • 写真:ポムラぽむ
  • 写真:ポムラぽむ

まずご紹介するのは、お刺身。1名様、2名様以上など、人数によって盛り付け方を分けて下さいます。2名以上でお刺身を注文した場合、刺身が盛られる大皿には伊勢海老の頭が載っていて、迫力満点。目で見ても楽しめます。

  • 写真:ポムラぽむ

見るからにぷりっぷりな伊勢海老のお刺身。肝醤油もしくは刺身醤油にていただきます。またお刺身を堪能している間、お刺身用の大皿に乗っていたエビの頭をお鍋に投入し、出汁を作ります。そのまま、お鍋用の伊勢海老が食べごろになるのを待ちましょう。

  • 写真:ポムラぽむ
  • 写真:ポムラぽむ

赤茶色だったエビの甲羅が真っ赤になったら、それが食べごろの合図です。身が詰まっているため、口に入れた瞬間から噛みごたえ満点。そしてエビの甘味が口いっぱいに広がり、自然と笑みがこぼれます。

  • 写真:ポムラぽむ

あっという間に鍋の中身がなくなったところで、シメの登場です。エビのダシがたっぷり溶け込んだお鍋にごはんを入れ、卵でとじて雑炊にしていただきます。エビから出たお出汁の味が、お米にしっかりとしみ込んでいます。これを美味しいと言わずに、なんと言うのでしょうか(笑)。

  • 中平での一人当たりの予算目安:約7,500円前後(税別)

「中平」では、伊勢海老の郵送も可能

「中平」では、伊勢海老を郵送することもできます。お値段は、8,000円(送料別)~。お店で食べてみて、同じ伊勢海老を自宅でも食べたくなった方は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

おまけ:高知のお土産が買える場所

  • 写真:ポムラぽむ
  • 写真:ポムラぽむ

エビ以外にも高知県のお土産がほしいという方には、「はるるの湯」がオススメです。「中平」から車で約40分の場所にある、四国最大級の天然温泉です。高知県の珍しい駄菓子や、アイスなどを販売している売店があります。

その他、高知自動車道を利用する方には「南国サービスエリア」もオススメです。「中平」からは車で約60分。こちらに揃っている高知県のお土産は、とにかく種類が豊富。また、南国サービスエリア上り線でしか買えない芋天もオススメです(笑)。

まとめ

一度行けばその味にはまり、また行きたくなる、そんなお店が「中平」。ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか?お店までは少しくねくねした道もありますが、旬の季節になると伊勢海老が恋しくなり、何度でも通ってしまいたくなることでしょう。

いせえび料理中平
高知 / 魚介・海鮮料理 / ランチ
住所:高知県須崎市 浦の内 池の浦,いせえび料理中平地図で見る
電話:088-856-1651
Web:http://www.iseebi.net/

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この記事を書いたトラベルライター

生き様が芸人
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