青森
青森観光
自然景勝地を多く有する、日本一のりんご生産地

【青森】津軽半島最北端!竜飛崎を目指す旅!おススメドライブコースも!

取材・写真・文:

訪問エリア:47都道府県

2021年5月12日更新

1,203view

お気に入り

写真:てっぴい

青森県は津軽半島。緯度こそ隣の下北半島には劣るものの、津軽海峡を挟んで北海道はすぐ目の前です!今回は津軽半島の最北端・竜飛崎(龍飛崎・竜飛岬)で楽しむ絶景と、そこへ至るおススメドライブコースを紹介します。

この記事の目次表示

高台に立つ龍飛埼灯台!津軽海峡を挟んで北海道はもう目の前に!

  • 写真:てっぴい竜飛岬に立つ龍飛埼灯台

津軽半島の最北端に位置する竜飛(たっぴ)崎(正式な表記は龍飛崎)。昭和の名曲「津軽海峡・冬景色」の舞台としても有名です。県庁所在地の青森市からは車でおよそ1時間半ですが、東京から車で延々高速を走り続けても約10時間!正真正銘ここが本州の端の端、まさに“最果ての地”が今回紹介する竜飛崎となっています。

いわゆる本当の意味での本州最北端は、隣の下北半島にある大間崎ですが、津軽海峡を挟んで対岸にある北海道までは20kmも距離がないので、良く晴れた日にはハッキリとその様子を望むことが出来ます。

なので、まずはこちらの龍飛埼(たっぴざき)灯台が立っている高台を目指しましょう。「日本の灯台50選」にも選ばれている龍飛埼灯台は、灯台としての高さは13.72mですが、標高にするとなんと119mにもなります。北海道と岬周辺の絶景を眺めるには、まさにうってつけのロケーション!

  • 写真:てっぴい龍飛埼灯台と津軽海峡越しに見る北海道

これが竜飛崎から見る津軽海峡と北海道の景色です!海の向こうに見える陸地は全て北海道になります。遠い北の大地がこんなにも間近に!こんなにもハッキリと!まるでもうちょっと頑張れば手が届いてしまうんではないかと、錯覚するような距離感です。

春先には、まだ山の上に雪が残る北海道・松前半島の様子を綺麗に見渡すことが出来ます。また、この青々とした津軽海峡の海の下に、本州と北海道とを結ぶ青函トンネルも走っています。

龍飛埼灯台
青森 / 展望・景観 / 灯台
住所:青森県東津軽郡外ヶ浜町三厩龍浜字龍飛 龍飛埼灯台地図で見る
電話:0174-31-1228
Web:http://www.town.sotogahama.lg.jp/k_spot.html
竜飛崎
青森 / 自然・景勝地 / 穴場観光スポット / 観光名所 / 岬 / ツーリング
住所:青森県東津軽郡外ヶ浜町字三厩龍浜3 竜飛崎地図で見る

日本で唯一の「階段国道」!?竜飛崎に来たら是非とも立ち寄ろう

  • 写真:てっぴい階段国道

そして、竜飛崎と言えば知る人ぞ知る有名な観光スポットがこちら!…ただの階段?ではなく、立派な“国道”です。ええ!?これが国道!?何車線もある整備された道を、ひっきりなしに車が行き交う光景をイメージされた人も多いかもしれませんが、竜飛崎には世にも珍しい階段の国道が存在するのです。

先ほど紹介した高台の龍飛埼灯台と、下の龍飛漁港を結ぶ階段。こちらが、総延長388.2m、全362段からなる階段国道となっています。もちろん階段であるため、車での通り抜けは出来ません。…なのに国道。写真の通り、階段の脇には正真正銘、国道であることを示す標識も立てられています。

なぜこの区間が国道に指定されたかは諸説あるようですが、兎にも角にも階段がこのように国道に指定されているのは、日本全国広しと言えどもこちらの道路が唯一のものになります!なので、せっかくですから龍飛埼灯台を観光したら、階段国道のスタート地点まで一度降りてみて、記念に写真を撮っていくと良いでしょう。

階段国道
青森 / インスタ映え / 穴場観光スポット
住所:東津軽郡外ヶ浜町龍飛地図で見る

竜飛崎へ至る絶景ドライブロード!国道339号線「竜泊ライン」

  • 写真:てっぴい竜泊ライン・眺瞰台より

上の段落で紹介した階段国道と同じ路線である国道339号線は、青森県第三の都市である弘前市から、五所川原市や十三湖を経て竜飛崎へと至る道路なのですが、階段国道以外にも見どころがある素晴らしい道路になります!

それが「竜泊(たつどまり)ライン」と呼ばれる絶景ドライブロードです。竜飛崎から標高をぐんぐん上げていくと、途中の「眺瞰台(ちょうかんだい)」という展望台から見事な景色を望むことが出来ます!

段落冒頭の写真がまさにそれですが、山の上から竜飛崎の様子を見下ろす素晴らしい光景です。ここでも背景の北海道はバッチリ!眺瞰台まで至る凄まじいほどのヘアピンカーブの連続もここから見ることが出来ますので、あわせて注目。

竜飛崎へのアクセスは、バスなどの公共交通機関もありますが、車でアクセスするケースが多いかと思います。車で五所川原方面から竜飛崎へ向かう場合には、こちらの「竜泊ライン」が絶好のドライブコースになりますので、是非とも眺瞰台に立ち寄りつつ走ってみてください。

眺瞰台
青森 / 展望・景観 / 展望台
住所:青森県北津軽郡中泊町小泊地図で見る
竜泊ライン
青森 / 自然・景勝地 / 穴場デートスポット / ツーリング
住所:青森県東津軽郡三厩村~北津軽郡小泊村間地図で見る
電話:0174-31-1228

青森の旅行予約はこちら


青森のパッケージツアー(新幹線・飛行機付宿泊プラン)を探す

青森のホテルを探す

青森の航空券を探す

(青森空港)

(三沢空港)

青森の現地アクティビティを探す

青森のレンタカーを探す

青森の高速バスを探す

この記事で紹介されたスポットの地図

関連するキーワード

※記事内容については、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

あなたにオススメの記事

同じテーマの記事


日本の最強パワースポット24選!神社やゼロ磁場、自然のパワースポットも

日本の総氏神のように信仰される天照大御神をお祀りする伊勢神宮や、”願いが叶うパワースポット”として有名な来宮神社、全体が最強パワースポットと言われる皇居など、日...


【国内旅行】12月におすすめの穴場旅行先15選!

温泉とイルミネーションが楽しめる「洞爺湖温泉」や、珍しい青いシクラメンが咲く「浜名湖ガーデンパーク」、12月中旬まで美しい紅葉が見られる国宝の「富貴寺」など、1...

食べ歩きが楽しい!東北のグルメな観光スポット15選

レトロな温泉街で食べ歩きできる「銀山温泉」や、牧場グルメが満喫できる「小岩井農場」、賑わいある雰囲気の中に多彩な味が揃う「舘鼻岸壁朝市」など、食べ歩きを楽しみた...

青森駅周辺での暇つぶしに!徒歩圏内のおすすめ観光スポット9選

青森駅ビル・ラビナやA-FACTORY、お食事処おさないに青森魚菜センターなど、青森駅から徒歩15分以内で行ける、駅周辺のおすすめの観光スポット・人気グルメをご...

国内のおすすめドライブスポット・コース55選!車でのお出かけを楽しもう

絶景ドライブを楽しめる角島大橋や、富士山の眺めが見事な箱根スカイラインに西伊豆スカイライン、四季折々に花々が咲き誇る房総フラワーラインなど、車でのお出かけにおす...

この記事を書いたトラベルライター

日本全国を駆け巡る国内旅行専門の旅ブロガー
どうもみなさまこんばんは。個人で「日本全国旅そうだんBlog」という旅ブログを営んでいるてっぴいと申します。関東在住の20代で、休日や祝日は主にサイクリングやドライブを通じて西へ東へ飛び回っています。学生時代には自転車の荷台にテントや寝袋などの荷物を山ほど積んで、2週間や3週間、長期の旅に出掛けていたこともありました。現在はドライブや旅先でのサイクリングが中心ですが、そんな私が今まで見てきたこと、体験してきたこと全てひっくるめて、国内旅行の魅力について紹介していけたらと思いますので、よろしくお願いします。
http://cyclingtour587.blog.fc2.com/

埼玉県唯一の「日本の滝百選」!丸神の滝の絶景に出会う旅

皆様は「丸神の滝」という滝をご存知でしょうか?埼玉県小鹿野町にある落差76mの滝で、埼玉県では唯一「日本の滝百選」にも選ばれています。両神山の麓、いわゆる秩父の...


“滝の始まり”を見ることが出来る?!奥日光・湯滝の魅力

奥日光にある湯滝。日本三名瀑にも数えられ、言わずと知れた日光・華厳の滝や、鮮やかな紅葉が大変素晴らしい竜頭の滝と並んで、「奥日光三名瀑」に数えられる美しい滝です...


【千葉】南房総絶景夕焼けスポット!多田良海岸&北条海岸

千葉県南房総市にある多田良海岸と館山市の北条海岸。ともに夏の海水浴シーズンには多くの海水浴客で賑わう場所ですが、西側が海に開けた絶好の夕焼けスポットです!今回は...

本州から!九州から!美しい関門橋の景色に感動する関門海峡の旅

本州と九州との間を隔てる関門海峡。最も距離の短い所だとその間わずか700m弱しかありませんが、本州と九州とを結ぶ連絡橋として昭和48年(1973年)11月14日...

【和歌山】日本三名瀑!那智の滝と世界遺産・熊野古道大門坂を巡る旅

紀伊半島の南部、和歌山県那智勝浦町にある那智の滝。熊野灘に面する海岸沿いから、およそ5kmほど内陸に入った紀伊山地の深い山の中に位置する滝です。茨城県大子町にあ...

トラベルライターインタビュー Vol.3 Emmyさん

【トラベルライターインタビューVol.3】一人旅を応援する記事を多数執筆!Emmyさんならではの人気記事執筆のコツやその原動力に迫ります