グアムのピティ湾は「海洋保護区」に指定されており、グアムでも屈指の綺麗な海!スキューバダイビングができる深さのあるエリアから、浅いところでシュノーケリングができるエリアまであり、海中レクリエーションも盛んです。今回は気軽に楽しめる【ボム・ホール】でのシュノーケルをご紹介します。
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コーラルブルーに輝く【ピティ湾海洋保護区】とは?
グアムには「海洋保護区」が5ヶ所あり、その1つが北海岸の西寄りにある、グアムでも抜群の透明度の高さを誇る【ピティ湾】です。「海洋保護区」であればジェットスキーや釣りが禁止なので魚の数がとにかく多い!
その数、ざっと 200種類以上の魚 というから驚きです。また サンゴも100種類以上 。まさに生きる海中パラダイスですね。
でも、なぜ、そんなに透明度が高く、魚やサンゴの種類が多いのでしょう?
広大な浅瀬に「海藻」が生息
海水を浄化するのはサンゴだけではありません。「海藻」も海水を浄化しますし、魚たちが孵化する場所 でもあります。【ピティ湾】の浅瀬には、そんな 海藻の生息地 が広大に広がっています。
実は1970年代、周辺の宅地開発のせいで赤土が流れ込んで、海藻たちの多くが死んでしまいましたが、その後の保護努力によって今のように復活したんだそう。
そのため海藻を踏みつけないように 、シュノーケルやスキューバダイビングの入水は、「FISH EYE MARINE PARK(フィッシュアイ・マリンパーク)」という観光スポットの中にある海中展望塔の橋の横からのみとされ、それ以外の場所からの入水は禁止されています。
太陽光が良く差し込む2m前後の水深エリアが多い
湾内には水深が2mほどのエリアが広くあり、ラグーンの外側から湾内に流れ込む潮流がたくさんの栄養分を運んできてくれるので、様々なサンゴやソフト・コーラル(柔らかいサンゴ)が発達しています。まるでパッチワークのように 色とりどり!
また水深2mほどであれば太陽の光がよく差し込むので、「藻」も発達。シマアジやブダイの仲間など、藻を食べる大きな魚の群れも見られますし、砂地ではエイの仲間や、小型のサメも泳いでいます。(人は襲わないので大丈夫)
見どころは【ボム・ホール】= 爆弾の穴ではありません
海中展望塔が建つエリアは、 【Bomb Hole(ボム・ホール)】と呼ばれています。名前はすごいですが、これは “爆弾でできた穴” という意味ではなく、サンゴ礁の基盤が海水で溶け出して陥没した穴 だそう。
この【ボム・ホール】あたりが、ピティ湾でも最も魚やサンゴの多いエリア!
しかも先ほどご紹介した通り、入水は海中展望塔の橋からと決まっていますので、橋の下を通っていけば、すぐにたくさんの魚やサンゴに会えるエリアに出れるということもあり、初心者でもシュノーケリングが楽しみやすいんです。
今回は、この 【Bomb Hole(ボム・ホール)】でのシュノーケリングをご紹介します!
【Bomb Hole(ボム・ホール)】でシュノーケリングを楽しもう!
ボム・ホールのど真ん中あたりは、「FISH EYE MARINE PARK(フィッシュアイ・マリンパーク)」の敷地内となっており、そこにある海中展望塔に入場すれば、海の中に入れなくても、水深10mの海底を見ることができます。
また、フィッシュアイ・マリンパークのホームページ を見ると、シュノーケリングツアーやダイビングツアーなど、様々なレクリエーションを開催しているようですが、今回、筆者が参加したのは個別のツアーです。
そのような観光客もたくさんいるようで、駐車場はとっても広々、無料で使えるシャワーもあります。車の中で準備して、いざレッツゴー!(水着は最初から着て行きましょう)
海中展望塔には入らないので、入場料などはかかりませんが、展望塔へ繋がる橋の下から自分たちで海へ入ります。満潮であれば、早々と泳いで奥まで行けますが、深さが足りない場合は浅瀬を歩いて行くことになるので、マリンシューズがあると良いと思います。
- 海中展望塔(フィッシュアイ・マリンパーク)
- グアム / 展望・景観
- 住所:818 N Marine Corps Drive Piti, 5524, 96915 グアム地図で見る
- Web:http://www.fisheyeguam.com/facility1_jp.html
- フィッシュアイマリンパーク
- グアム / 体験・アクティビティ
- 住所:fish eye marine park,818 North, Marine Corps Dr, Piti, 96915地図で見る
- 電話:+1 671-475-7777
- Web:http://www.fisheyeguam.com/index.html.ja