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【兵庫】大満足のバックスクリーン体験「甲子園歴史館」

取材・写真・文:

兵庫在住
訪問エリア:45都道府県

2019年7月28日更新

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写真:こごみ

野球の聖地「甲子園球場」には、タイガースファンはもちろんのこと、やはり高校野球に関する歴史がたっぷりと詰まっています。自分の子供時代や青春も重ね合わせての懐かしさも。極めつけはバックスクリーンからの眺めを体験。野球ファン必見の「甲子園歴史館」をご紹介します。

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甲子園球場のレフト側に向かって

  • 写真:こごみ

阪神電車「甲子園」の駅から5分ほどの所に甲子園球場はあります。写真は蔦の色が青々活き、いちだんと綺麗な7月夏の甲子園。2007年から2010年にかけて行われた大規模修復工事の際にいったん取り払われた蔦ですが、里帰りしてぐんぐん成長中。2019年には、だいぶ復活してきました。

  • 写真:こごみ

向かって左側をレフト側に歩いていくと、甲子園歴史館の入口が現れます。入場料は大人600円、子供4歳から中学生まで300円。開館時間は10時から18時(11月から2月までは17時)です。

まずは高校野球エリア

  • 写真:こごみ
  • 写真:こごみ

甲子園歴史館の展示は、高校野球に関するエリアと甲子園がホーム球場である阪神タイガースのエリアに分かれています。ゲートを抜けると、まるで宝塚のような階段。そこを上っていくと、まずは高校野球のエリアです。

  • 写真:こごみ

非常にたくさんの展示物に圧倒されます。高校野球にあまり詳しくない人でも、聞いたことのある学校や選手たちに関する資料やグッズがいっぱい!かなりの見ごたえです。

  • 写真:こごみ

歴代の名勝負や名場面が映像と写真などで再現されているので、「なつかしー!」「あー、これ知ってる知ってる!」と大興奮。その時の自分自身の記憶もまざまざと蘇えってきます。

阪神タイガースエリア

  • 写真:こごみ

球団創設当初は、「阪神」タイガースではなく、「大阪」タイガースだったのですが、会社は創立当時から阪神電鉄でした。今見るとレトロなポスターがおしゃれです。

  • 写真:こごみ
  • 写真:こごみ

1983年から1988年まで阪神タイガースで活躍した史上最強の助っ人「バース」と、2003年、18年ぶりに阪神を優勝に導いた「星野仙一」監督。どちらも阪神ファンには忘れられないお二人。

バックスクリーン体験

  • 写真:こごみ
  • 写真:こごみ
  • 写真:こごみ

甲子園記念館の目玉の一つであるバックスクリーンに向かうまでの細長い道が、バックスクリーンウォーク。高校野球のユニフォームや野球漫画の一場面が並んでいます。そしてかつてスコアボードに掲示されていた手書きの選手の名板がズラリ!

そして、いよいよ開かれた扉から外に。階段をカンカンとのぼっていくとー

  • 写真:こごみ

目の前にパーと広がる圧倒的な迫力!甲子園球場バックスクリーンから見る球場です。芝生の緑が美しいこと!今や甲子園の名物ともなっている名グラウンドキーパーで知られた「阪神園芸」さんたちがお仕事中でした。バックスクリーン下は何かのイベントの準備中のようでした。

  • 写真:こごみ

野球を見る時は、必ずライト側かレフト側かどちらかのエリアにいるはずなので、ちょうど真ん中のこの場所は普通は体験できませんね。

  • 写真:こごみ

この角度からの眺めはかなり貴重です。でもバックスクリーンに出ることができない日もあるので注意です。野球の試合直前から試合中、もしくはイベント開催中、雨天などは不可ですので、訪れる際には事前にチェックを。

ショップには面白いグッズがたくさん

  • 写真:こごみチャーム付きボールペン600円

出口には阪神タイガースや甲子園にちなんだグッズが並ぶショップがあります。もちろん外からでも入れます。筆者は、近年発売された新しい甲子園名物「阪神園芸グッズ」を買いました。こちらではここでしか買えない甲子園球場にちなんだオリジナルグッズがありますよ。

野球の聖地を体験

  • 写真:こごみ

創設当初、日本で一番大きかった甲子園球場。ここには様々な歴史がたっぷりと詰まっています。プロ野球に興味が無くても、戦争で亡くなった選手たちがいたことや、日本の野球の成り立ちを知ることは貴重な体験だと思います。そしてバックスクリーンから球場を眺め、その広さと気持ちよさと共に、野球を見られる平和な今をぜひ体験してみてください。

甲子園歴史館
西宮市 / 博物館 / 穴場観光スポット
住所:兵庫県西宮市甲子園町1-82地図で見る
電話:0798-49-4509
Web:http://www.koshien-rekishikan.com/

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この記事を書いたトラベルライター

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