奈良のおみやげの定番といえば、奈良漬け、柿の葉寿司、三笠など色々と浮かびますが、今回はちょっと定番からはずれた奈良みやげを選んでご紹介。奈良公園周辺で買えるという条件かつ手軽で、奈良にこだわったおすすめみやげ9選です。
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【1】老舗和菓子屋・菊屋の「橘ほの香」
菊屋は、創業400年以上の老舗和菓子屋さんです。定番商品は、あんを餅で包んできな粉をまぶした「御城之口餅」です。豊臣秀吉に命じられて作ったというお餅で、鶯餅の原型になったとも言われています。お城の入り口で売っていたから、この名前がついたとか。
ここでおすすめなのは、「橘ほの香」というお菓子です。「橘(タチバナ)」は柑橘類の原種の樹木で、お菓子の元祖といわれている果実です。奈良ではその橘を広めていこうと、奈良橘を使ったお菓子作りを計画しました。そして作られたお菓子がこの「橘ほの香」です。
指の先くらいの小さな砂糖菓子で、外側はシャリっと硬め、中はゼリーのような食感です。和菓子としてはよくある種類のものですが、「橘ほの香」は噛むと口の中に柑橘系の風味が広がります。
上の写真は金魚の形のもの。どちらもネットショップでの販売はしていないため、ぜひ奈良を訪れた時にどうぞ。
- 菊屋
- 奈良 / スイーツ / 和菓子店 / 和菓子
- 住所:〒630-8214 奈良県奈良市東向北町25地図で見る
- Web:https://kikuya.co.jp/
【2】あぶらとり紙専門店・ひよりの「奈良限定デザインあぶらとり紙」
ひよりはいつも海外のお客さんでにぎわっています。日本のあぶらとり紙は基本和紙なので、質がよく、外国でもとても人気なのだそうです。ひよりの和紙は金箔打ち製法にこだわった上質の和紙。筆者が訪れた日も大量に買って行かれている海外の方がたくさんいました。
店内には、可愛くて綺麗なパッケージのあぶらとり紙がいっぱい。いろんな香つきのものや、ちょっとした小物とセットになっているパッケージ商品もあります。中でもおみやげにぴったりなのは、奈良限定デザイン。シカや仏像が可愛くアレンジされたものがたくさんあります!
著者のお気に入りは「阿修羅」デザインのものですが、どれも表紙を捨てるのがもったいないので、使い切るとしおりとして使用しています。
- ひより
- 奈良 / コスメ・ボディケア用品
- 住所:奈良県奈良市橋本町28番地,ひより地図で見る
- Web:http://www.hiyori.jp/i/index.html
【3】オリジナル商品が豊富な奈良ホテルの「コーヒー」
およそ100年の歴史を持つ奈良ホテルは、明治以後数々の要人を迎え入れてきた老舗ホテルです。こちらのホテルのオリジナル商品も、奈良みやげにいいと思います。奈良ホテルデザインの御朱印帖やブックカバーなどのグッズもあります。上の写真は、ティーラウンジで出されているコーヒーです。クッキーも何種類かあります。オリジナル商品の中では、カレーも人気だそうです。ホテルにあるメインダイニングでは、その伝統のカレーを食べることもできます。
- 奈良ホテル
- 奈良 / ホテル / インスタ映え / 女子旅 / 雨の日観光 / 茶粥 / 郷土料理
- 料金(目安):13,454円〜222,824円
- 宿泊時間:15:00〜11:00
- 住所:奈良県奈良市高畑町1096地図で見る
- 電話:0742-26-3300
- Web:http://www.narahotel.co.jp/
蚊帳とふすま紙アイテムが豊富な、ならっぷ
蚊帳で作られたふきんを中心としたグッズが色々とそろっているお店です。
【4】奈良名物の「蚊帳ふきん」
蚊帳ふきんはすっかり奈良名物のアイテムとなりましたが、ならっぷにはかわいいデザインの蚊帳ふきんがたくさん。
迷うこと必須の種類の多さですが、やはりせっかくですから奈良オリジナルがほしくなりますね。シカやお寺デザインは当然のことながらたくさんありますが、上の写真はなんと、「ならっぷ」の向かい側にある居酒屋さんをデザインしたふきん。筆者は中に入ったことはないのですが、「蔵」という名前がついた、レトロな店がまえのお店で素敵です。
【5】ふすま紙でできた「ブックカバー」
もう一つこちらには珍しいものがあります。ふすま紙で作られたブックカバーです。まるで織物のような美しいふすま紙は、丈夫で、使い込むほどに柔らかくなじんでいきます。著者もそろそろ前に買ったブックカバーを新調したいところだったので、今回シカ模様のものを購入。ブックカバーは使わないという人は、ノートやメモ帳などに利用する手もあります。
- ならっぷ
- 奈良 / 雑貨・インテリア
- 住所:奈良市光明院町5番地地図で見る
- Web:http://naramachi.nawrap.com/