夜は波の音を聞きながら星空を見上げ、朝は太平洋から上る朝日を見ながらはじまる。北海道千歳空港から車で60分の白老町に、そんな贅沢な気分を味わえる温泉宿「海の別邸ふる川」があります。日本の心とおもてなしを五感で感じられる温泉宿をご紹介します。
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「海の別邸ふる川」へようこそ
アイヌ文化が根強く残ることでも知られている北海道白老町の、雄大な太平洋沿いにある「海の別邸ふる川」。
着いてまず温かく迎えてくれるのは、ふる川の看板犬グレート・ピレニーズの「モコちゃん」。モコちゃんに挨拶をしたら、ロビーラウンジで一面の大きな窓から海を眺めながらのお抹茶と和菓子のおもてなしが待っています。
ロビーは吹き抜けになっている高い天井の開放的なスペースに、重みのある家具が調和したなごみの空間。
ロビーから一歩外に出ると、そこには太平洋の海があなたを優しく待っていてくれます。足湯をしながら海を眺めたり、大きなソファに寝転がって空を見上げたり、日常を離れた価値ある時を過ごせます。
太平洋が一望できる「客室」
客室は全室30部屋で、ワンちゃんと泊まれるお部屋以外の28室が海に面するオーシャンフロント。「太平洋の波の音を聞いてほしい」というオーナーのこだわりから、部屋にテレビは置かれていないんです。
こちらはプライベートテラス付の和洋室。波の音を聞きながら、夜は星を眺め、朝は朝日を眺められる、最高のお部屋です。
心から温まる「天然温泉」
温泉の水質は無色透明、無臭、PH8.2の弱アルカリ性で、とろみがあり、お肌がすべすべになります。
源泉かけ流し風呂、白老近隣で採れる野草や海藻を入れた季節湯、など魅力的な種類の温泉の中で一番のおすすめは、寝そべって入る露天風呂。
海と空がつながっていて、まるで雄大な太平洋の温泉に浸かっている感覚に陥ります。
パワーの源「お食事」
夕食
新鮮な海の幸、山の幸の宝庫でありながら、白老が誇るのが北海道洞爺湖サミットで世界のVIPに認められたブランド牛「白老牛」。
メインは、脂ののったジューシーな白老牛と、白老で採れた野菜を手元の鉄板で焼くスタイル。お好みの焼き加減で白老牛を思う存分堪能できます。
朝食
朝食は海の幸が山ほどのビュッフェ形式。四季を通して食材に恵まれている白老町だからこそ味わえる旬の食材を、季節ごとに堪能できます。
苫小牧広域自慢のブランド米「たんとう米」を釜で炊き上げたふかふかのご飯と、白老町で採れた海と山の恵みで、朝から幸せな気持ちになれます。
おやつ
雄大な自然を眺めながら食べられるように、ロビーには常に魅力的な「おやつ」が!こちらは温かな鳥団子スープに、ほんのり甘いワインのカクテルサングリア。
一皿500円で、手作り燻製もいただけます。明太子の燻製は絶品です!
おまけ:北海道の歴史が学べる「アイヌ民族博物館」
「海の別邸ふる川」で心も体も癒された後は、北海道の先住民「アイヌ民族」について学べるアイヌ民族博物館に行ってみましょう。
北海道白老町には、昔からアイヌの集落があり、アイヌ文化の研究、保存、普及をもとに作った施設なんです。
園内はアイヌのかやぶきの家5棟があり、その中でアイヌの伝統芸能や手工芸の実演などを行っています。
集落は大きな湖に面していて、歩いているだけでもなぜか気持ちが落ち着きます。
- 【閉館】アイヌ民族博物館
- 白老町(白老郡)
- 住所:北海道白老郡白老町若草町2-3-4地図で見る
- 電話:0144-82-3914
- Web:http://www.ainu-museum.or.jp/
さいごに
いかがでしたか。北海道の雄大な自然に癒されながら、心と体を潤す大事な時間。大切な人と一緒に訪れてくださいね。
- 心のリゾート海の別邸ふる川
- 白老町(白老郡) / ホテル
- 料金(目安):26,000円〜75,595円
- 宿泊時間:14:00〜11:00
- 住所:北海道白老郡白老町虎杖浜289-3地図で見る
- Web:https://www.kokorono-resort.com/