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雨神チャクだらけの【尼僧院】
雨が少ないこの地域では、豊作を祈るため雨と雷の神・チャクが崇められていたそうです。チャクを模った遺跡はユカタン半島のあちこちに見られ、チチェン・イッツァも例外ではありません。
中でも尼僧院にはおびただしい数のチャクが見られます。
マヤ文明発達の水源となった【セノーテ】
よく“文明のあるところに大河あり”と言われますが、マヤ文明が興ったユカタン半島には大河はありません。その代わりに、文明発達に必要不可欠だったのがセノーテと呼ばれる天然の泉。
古代都市「チチェン・イッツァ」も周囲にたくさんのセノーテが豊富にあったことから、侵略したスペイン人によって「チチェン=泉のほとり(入口)」と名付けられています。
ユカタン半島には様々なセノーテがありますが、チチェン・イッツァ遺跡巡りと併せてオススメなのがセノーテ・イキル。
セノーテというとダイビングというイメージですが、ここでは気軽に水着でセノーテに飛び込むことができます。
泉の深いエメラルドグリーンは、実際に見ないと感動できないかもしれません。それくらい綺麗です。
意図して作った泉ではなく、地球という大自然が作り出したセノーテ、これがマヤ文明をもたらしたのですね。文明と自然は切っても切り離せないということを実感できると思います。
最後に
チチェン・イッツァ遺跡まではカンクンから車で2時間ほどなので、カンクンからであれば日本人向けのオプショナルツアーもたくさんあり、ほとんどがセノーテとセットになっています。
現地に精通しているなら問題はないのですが、せっかく行くならきちんと日本語で説明してくれるガイドさんが同行してくれるツアーがオススメ!一例として筆者のオススメツアーを以下に紹介します。
JTB:世界遺産チチェン・イッツァ遺跡とセノーテ
www.jtb.co.jp/kaigai_opt/srh/prddetail/p200001779/
VELTRA:チチェン・イッツァ遺跡とセノーテ観光ツアー <日本語ガイド/昼食ビュッフェ/カンクン発>
https://www.veltra.com/jp/latin_america/mexico/cancun/a/20709