【宮城】デリシャスファームで濃厚な幻のトマトを味わいまくろう！

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• デリシャスファームとは？
• 幻のトマトをゲットすべし！
• ファームカフェで食すべし！
• 濃厚トマトの加工品をゲットすべし！
• この記事を書いたトラベルライターからひと言

デリシャスファームとは？

宮城県北部の大崎市鹿島台で40年以上続くトマト農家で、希少種のデリシャストマト（玉光デリシャス）を中心としたトマトの栽培、販売を行っています。3〜5月のこの地域の気候は、トマトの原産国・南米ペルーのように太陽がさんさんと降り注ぎ、暑すぎずからりとしています。土が乾いていてトマト栽培に最も適した優良な環境のため、美味しいトマトが育つと言われています。

• 写真：dory

園内では、自社生産のトマトを使用した加工品の製造・販売や直営カフェも展開。塩不使用のフレッシュなトマトジュースはJALのファーストクラスでも取り扱われるなど、品質の高いトマトを生産しています。

幻のトマトをゲットすべし！

こちらでおすすめなのが、幻のトマトとも呼ばれている“玉光（ぎょくこう）デリシャス”という品種。トマトは夏の野菜というイメージですが旬は3月から5月で、このデリシャストマトは2月から7月まで栽培されています。他のシーズンは別の品種のトマトを栽培しています。

• 写真：dory直売所で購入できるトマト。訪問時はミニトマト（アイコ）とせとか

デリシャストマトは有機肥料を使って最適な状態を保った土壌で育てられ、冬場は最低気温がマイナス10度に達する事があるこの地で、トマトを栽培するビニールハウス内は常に最低10度以上の気温を保つように管理されています。

そんな手間暇をかけて育てても、商品として販売されるのはわずか半分ほど。栽培できる数にも限りがあるため、デリシャストマトは市場に出回ることがなく、ほとんどは直売所で販売されます。トマト好きならば絶対にゲットしておきたいです。

ファームカフェで食すべし！

ファーム内にはデリシャストマトを使った絶品料理が楽しめるファームカフェがあり、美味しいトマト料理を食べるために遠方から足を運ぶ人も多いです。一番人気はトマト辛味噌ラーメン。スープには、ドライ加工してから漬け込んだトマトと味噌、さらに、にんにくをブレンドしたお店自慢の加工食品であるトマト辛味噌が使われています。

• 写真：doryトマト辛味噌ラーメン　850円
• 写真：doryモッツァレラチーズのトマトソースパスタ　850円

トマトをたっぷり使ったパスタやオムライスも人気で、食後のデザートまでトマトづくしを楽しめます。筆者は濃厚なトマトがたっぷり練りこまれたソフトクリームに、自社で加工しているトマトジュレとトマトジュースがかかったトマトフロートをいただきました。ミニサイズでも満足の逸品です。他にもトマトのチーズケーキなどもありどれも見逃せないです。

• 写真：doryトマトフロート（料理とセットのミニサイズ）　200円

濃厚トマトの加工品をゲットすべし！

ファームカフェに併設された直売所では採れたてのトマトはもちろん、トマトジュースやゼリー、ジャム、飲むトマト酢などの多種多様な加工食品も販売しています。

• 写真：dory直売所にはたくさんの加工品が並んでいます

当初数品目だった加工食品は年々増え続け、今では50品目を超える商品展開をしています。トマトと並ぶ人気商品となっており、お中元としても喜ばれています。一部の商品はネットショップでも購入が可能です。

• 写真：doryトマトシャーベット　410円
• 写真：dory

新商品のトマトシャーベットは瓶ごと冷凍庫で一晩冷やし固め、食べる5〜10分ほど前に冷凍庫から出して、少し溶け始めた頃にいただきます。夏場には嬉しいヘルシーな栄養補給になります。

この記事を書いたトラベルライターからひと言

ここのトマトジュースは、一般に売られているようなトマトジュースとは全く異なります。トマトジュースが苦手な人も美味しく味わえます。また、時期によってトマトの収穫体験や加工イベントも行っています。ファームカフェでトマトを味わって、新鮮なもぎたてトマトを持ち帰り、見逃せない加工品をお土産にと、トマトづくしな一日を過ごしてはどうでしょうか？（dory）