国内の代表的なパワースポットの一つ・高千穂峡。切り立った崖に挟まれた自然豊かなスポットで、国の名勝、天然記念物にも指定されています。特に女性から人気の高い観光名所です。
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全長7kmにわたって続く、断崖絶壁の峡谷・高千穂峡
宮崎県・高千穂町にあり、パワースポットとしても名高い高千穂峡。全長7kmにおよぶ峡谷のうち、約1kmにわたり峡谷沿いに遊歩道が整備されており、訪れた人は自由に歩くことができます。切り立った崖の間を流れる川はエメラルド。険しい岩場に根付いた木々はその時々で彩りを変え、季節によってさまざまな表情が楽しめる絶景スポットです。
ココだけは外せない!高千穂峡3つの見どころ
【1】ボートで近づける「真名井の滝」
高千穂峡の象徴とも言えるスポットが「真名井の滝」。下流側にある高さ約17mの滝で、下を流れる五ヶ瀬川に絶えず降り注いでいます。
峡谷内は貸しボートでの遊覧が可能で、真名井の滝にもボートで近づくことができます。なお天候や川の水量によりボートの貸し出しを中止している場合や、混雑する時期は数時間待ちになることもめずらしくありません。確実に乗りたい方は事前に問い合わせを。
【2】柱状節理「仙人の屏風岩」
柱状に固まった岩が連なる「柱状節理」も、高千穂峡ならではの自然の造形美を感じられる風景。はるか昔、噴火した阿蘇山の火砕流が川に流れ込み、急激に冷却されたことでこのような岩の形になったそう。高千穂峡では「仙人の屏風岩」と名付けられ、見どころの一つに数えられています。
【3】石造りの橋「神橋」
3つ目の見どころは、高千穂峡の上流側に架けられた「神橋」。きれいなアーチを描く石造りの橋です。峡谷の景色にすっかり馴染み、趣が感じられます。
なお神橋の背後には、高千穂大橋、神都高千穂大橋と、全部で3つの橋が並びます。神橋が最も古く、大正時代の建造。高千穂大橋は昭和に造られた鋼橋で、神都高千穂大橋は平成になってから造られたコンクリート製。それぞれの時代を感じる3つの橋の景色を、あわせて楽しんでみてください。
高千穂峡へのアクセス
車でのアクセスの場合(主要ターミナルからの所要時間)
- 【熊本空港から】:県道28号線と国道325線経由で約1時間半
- 【熊本駅から】:国道445線と国道218号線経由で約2時間
- 【福岡空港から】:九州自動車道経由で約3時間
- 【宮崎空港から】:東九州自動車道経由で約2時間
- カーナビ設定時は、高千穂峡の下流に位置する「高千穂峡淡水魚水族館(TEL:0982-72-2269)」の設定を推奨
- 各地点からの推奨ルートについては、高千穂町観光協会の案内ページを参照ください。
- 大型連休など、駐車場の混雑が予想される時期のみ、周辺駐車場から高千穂峡までのシャトルバスが運行されます。くわしくは高千穂町観光協会の案内ページを参照ください。
バスを利用する場合
- 【延岡駅から】:「延岡駅前バスセンター」から宮崎交通・高千穂行き路線バスで約1時間半(1日10数便)、「高千穂バスターミナル」で下車し、徒歩約30分(2km)
- 【熊本駅から】:「熊本駅前」から高速バス・たかちほ号(帰りはあそ号)で約3時間(1日2便)、「高千穂バスターミナル」で下車し、徒歩約30分(2km)
- 【博多駅から】:「博多バスターミナル」から高速バス・ごかぜ号で約3時間半(1日4便・要予約)、「高千穂バスターミナル」で下車し、徒歩約30分(2km)
- 高千穂峡
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- 住所:宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井御塩井地図で見る
- 電話:0982-73-1213(高千穂町観光協会)
- Web:https://takachiho-kanko.info/