ミャンマー
ミャンマー観光
世界三大仏教遺跡のひとつであるバガン遺跡は見逃せない

【ミャンマー】絶景!!落ちそうで落ちない不思議なゴールデンロック

取材・写真・文:

東京在住

2018年9月5日更新

44,434view

お気に入り

この記事の目次表示

いよいよ、ゴールデンロック!

  • 写真:Emily参道からもゴールデンロックが見えます。

門から5分ほど歩くと広場が出てきます。

  • 写真:Emily境内には多くの人が。ゴザを敷いて寝ていたりお食事をしていたり、かなり自由です。

広場を進んでいくとゴールデンロックが!

  • 写真:Emily

実際にゴールデンロックを目の前にすると、その大きさや光り輝く金の色に大興奮することでしょう。しかし、ここは「神聖な場」。熱心に岩に向かって手を合わせている人がたくさんいます。まずは静かにお参りしましょう。

男性は岩に触れる!

男性はゴールデンロックに近づき、売店で売っている金箔(1セット5枚入り1,750チャット・約145円)を岩に貼り付けることもできます。

  • 写真:Emily

女性は残念ながら近づくことができません。少し離れた礼拝所で手を合わせましょう。

ゴールデンロックをいろいろな方向から眺めよう

ゴールデンロックの大きさにまずは驚きますが、横から見るとその不安定さにますます驚きます。

  • 写真:Emily

そして下から見ると、今にも落ちてきそうで、改めて「ゴールデンロックの不思議な力」を目の当たりにできます。

  • 写真:Emily

音と香りも感じよう

ゴールデンロックの上の仏塔には装飾があり、強い風が吹くとシャンシャンシャンという音がします。そして、貼られた金箔の無数の「剥がし紙」が空に飛び、紙吹雪のように舞い、人々が焚いたお線香の香りも漂ってくる…

様々な本やサイトで紹介され、そしてここでもゴールデンロックの神々しさを紹介していますが、実際に訪れなければ感じることはできない、この音と香りと「紙吹雪」がゴールデンロックの神々しさをより高めます。

  • 写真:Emily

ゴールデンロックは時間によって見え方が変わる!

ゴールデンロックは、日差しの当たり方によって表情が刻々と変わっていきます。朝、昼、夜、それぞれの時間の美しさがあるので、日帰りではなく1泊してじっくり楽しむことを強くお勧めします。

昼の顔

昼の強い日差しを浴びているゴールデンロックは、力強さを感じます。

  • 写真:Emily

夕方の顔

刻々と沈む夕日に照らされて、黄金の岩がより神々しく感じられます。

  • 写真:Emily

夜の顔

夜はライトアップされ、真っ暗闇に神々しく佇む姿を拝めます。

  • 写真:Emily

朝の顔

朝日を浴びたゴールデンロックは爽やかな印象。

  • 写真:Emily

宿泊にお勧めのホテル「チャイトー」

  • 写真:Emily

客室はベッド二つ、テレビ、とシンプルですが、温かいシャワーと電気ポットがあり、最低限は揃っているホテルです。Wi-Fi完備(速度は少し遅いですが…)。

ゴールデンロックまで徒歩10分。1泊の代金が100ドルからと少々高い印象がありますが、宿泊する価値はあります。

テラスからゴールデンロックが見られる

棟ごとにテラスがあり、ここからゴールデンロックが拝めます。夜、真っ暗な中でこのテラスから見られる、金色に浮かぶゴールデンロックはとても神聖な姿です。

  • 写真:Emily

ぜひ1泊して、テラスからもゴールデンロックを楽しんでください。

チャイトー
ミャンマー / ホテル
住所:Kyaik Htee Yoe Pagoda, Kyai-khto Township Mon State, Myanmar地図で見る
Web:http://www.kyaikhtohotel.com/

ミャンマー人はゴールデンロックの「近く」で1泊

ちなみにミャンマー人はホテルに泊まるのではなく、毛布を持ち込んで境内で1泊を過ごすそうです。境内では地面に座り、お食事をする姿も。日本では、寺院や神社でピクニックのように食事をしたり泊まったりすることはほぼないので、この様子を見るのも面白いですね。

写真では全ては伝わらない絶景がここにある

  • 写真:Emily

以上、ゴールデンロックを紹介しました。写真でも神々しさが伝わると思いますが、実際に行くと音・香り・人々の様子を感じることで、より神々しさが感じられ感動が大きいと思います。

ヤンゴンから少々時間はかかりますが、行く価値がある絶景です。

金箔の張り替え修復作業期間に注意!

ゴールデンロックは、数年に1度の頻度で修復作業が行われます。修復作業中は竹の足場が組まれ、岩全体が布で覆われるため姿を拝むことができません。訪れる前に修復作業がされていないかを確認しましょう。地元の旅行会社などに尋ねると教えてくれます。

ちなみに、2016年は2月17日より2週間の期間で修復作業が予定されていましたが、作業開始が2日前倒しになり、なおかつ期間が4週間に変更されていました。行く直前に確認したほうがよさそうですね。

チャイティーヨー・パゴダ / ゴールデンロック
ミャンマー / 観光名所
住所:Kyaikhteeyoe, Golden Rock Mountain Rd, Kin Pun Sakhan, ミャンマー地図で見る
Web:http://www.go-myanmar.com/getting-to-mount-kyaikti...

※記事の中での日本円換算は2015年5月現在のレートで計算したものです。

ミャンマーの旅行予約はこちら


ミャンマーのパッケージツアー(新幹線・飛行機付宿泊プラン)を探す

ミャンマーのホテルを探す

ミャンマーの航空券を探す

ミャンマーの現地アクティビティを探す

ミャンマーのWi-Fiレンタルを探す

この記事で紹介されたスポットの地図

関連するキーワード

※記事内容については、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

あなたにオススメの記事

同じテーマの記事


タイとミャンマーの二つの文化を体験!メーソートで国境越え

ミャンマーとの国境に接したタイの小さな町メーソート。多くのミャンマー人が住んでおり、タイとミャンマーの文化が入り混じった独特の魅力ある街です。メーソートでは日本...


ミャンマー・ヤンゴンの寺院「シュエダゴン・パゴダ」は2,500年経った今も一日中美しい

長い間軍事政権だったミャンマーですが、2011年から進んだ民主化により訪れる人が増え、2014年には観光客増加率が東南アジアで1位になりました。しかしまだまだ「...

世界三大仏教遺跡「バガン遺跡」で押さえておきたい見どころ12選

カンボジアのアンコールワット、インドネシアのボロブドゥール寺院に並んで世界三大仏教遺跡と言われるミャンマーのバガン遺跡群。広大な平原に広がる、11世紀から13世...

【ミャンマー】ヤンゴンの高級ホテルのクラブルームに1万円台で宿泊!〈パート3〉「チャトリウム ホテル・ロイヤル・レイク・ヤンゴン」

ミャンマーの首都ヤンゴンで、1万円台でクラブルームに宿泊!第三弾は「チャトリウム ホテル・ロイヤル・レイク・ヤンゴン」。カンドージー湖のほとりにある、タイブラン...

1位はマッシュルームストリート!トリップノートのインスタ”いいね”数BEST10(2019年7月)

トリップノートのインスタグラムに投稿された写真の中から、「いいね!」が多かった写真のBEST10をご紹介!2019年7月の1位はトリップノートライターKisaさ...

この記事を書いたトラベルライター

グルメもアートも世界遺産も絶景も!とことん貪欲トラベラー
普段は粛々と、黙々と、真面目に仕事をこなす30代会社員。でも、心の中はいつでも、次の休みはどこに旅行しようかな〜と考えている。友達とワイワイ行く旅行も好き。一人で現地で知り合った方とビールを飲みながらお話しするのも好き。旅先で欠かせないものはその土地ならではの食、世界遺産、美術、そして人との交流!せっかく旅行するのなら貪欲に自分のやりたいこと、見たいもの、食べたいものはぜーんぶ楽しむ♪ アメリカ・フロリダ州オーランドとシンガポールは1年ずつ住んでいたことがあるので、特に好きなところ!

【台湾・台北】人気スーパーで買うお土産にぴったりな台湾の味

みなさんは台湾に行ったらお土産に何を買いますか? 今回は、帰国してもいつでも台湾の味を楽しみたい!という方々のために、「食材系お土産」をご紹介します。観光客にと...


【フランス・トゥールーズ】「バラ色の街」の観光必須スポット11選

フランスというと多くの人はその首都「パリ」を思い浮かべますが、ワインで有名なボルドーやバカンスの地として人気があるニース、食の街リヨンなど、個性豊かな都市がいく...


【オーストリア・ウィーン】宮殿の味!ターフェルシュピッツの名店「プラフッタ」

オーストリア料理の名物と言えば、薄くて大きい「ウィーン風カツレツ」でしょうか。しかし、「ターフェルシュピッツ」という料理も名物中の名物!日本ではなじみのない名前...

【山形・鶴岡】 山形のお土産がたくさん!日本一癒されるトイレも名物!?「HOUSE 清川屋」

旅のお土産に、その土地の特産品は必須ですよね。今回は山形の特産品を使った商品をたくさん取りそろえたお土産やさん「HOUSE 清川屋」をご紹介します。実はこの「H...

【ベトナム】ダナンの名物麺料理ミークアンの名店「Mì Quang 1A」

ベトナムの食文化と言えば、フォーが一番有名ですよね。その他にも地方によって「ご当地麺料理」があり、各都市を訪れる楽しみの一つにもなっています。今回はベトナム中部...

トラベルライターインタビュー Vol.3 Emmyさん

【トラベルライターインタビューVol.3】一人旅を応援する記事を多数執筆!Emmyさんならではの人気記事執筆のコツやその原動力に迫ります