小笠原諸島
小笠原諸島観光
都心から南へ約1,000Kmのところにある世界遺産の諸島

ここが東京都!?外国よりも遠い都内で、自然豊かな父島を満喫しよう!

取材・写真・文:

愛知在住

2018年3月22日更新

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写真:myao

東京・竹芝桟橋からフェリーで南へ約1,000km。一度も陸続きになったことのない小笠原諸島は、独自の生態系を持ち、貴重な固有植物が多いため、東洋のガラパゴスとも呼ばれています。2011年6月には、ユネスコ世界自然遺産に登録されました。アクセスは6日に1便の定期船のみ。所要時間は24時間!!近隣の外国に行くよりも時間がかかるのです。それでも行く価値のある小笠原諸島、今回は父島の見どころを紹介します。

父島は小笠原諸島の中心

小笠原諸島は、聟島(むこじま)列島、父島列島、母島列島、火山列島(硫黄列島)の4つに分かれており、大小30余の島々からなります。

その中でも、人が暮らすのは父島と母島のみ。父島の人口は約2,000人です。年間を通じて亜熱帯気候のため気温の変化が少なく、年間の最低気温は15℃、最高気温は32℃程度。一年の平均気温は23℃と、とても過ごしやすい気候です。

山へ!海へ!アクティビティーツアーで貴重な体験を!

山には世界的にも貴重な固有植物、海には美しい珊瑚や熱帯魚。一年中イルカが泳ぎ、クジラも子育てにやってくる…多彩な魅力が小笠原にはあります。

貴重な自然環境を保全するため、ガイドの同行が必要な場所も多くあります。ツアーに参加して訪れるスポットは素晴らしい所ばかり!是非ツアーに申込みをして、楽園を楽しみましょう。

今回ご紹介するのは、筆者が参加した3つのツアー。ハートロック(千尋岩)トレッキングやスターウォッチングツアーでは「たびんちゅ」さんを利用しました。他にも、シュノーケリングツアーやビーチヨガツアーなど、バリエーションも豊富です。

南島上陸ツアーでは「Come・クルーズ」さんを利用。専用ボートでベストな見どころを経由しながら連れて行ってくれます。

ハートロック(千尋岩)トレッキング

  • 写真:myao断崖絶壁!絶景があなたを待っています

海側からみると、赤土の岩部分がハートの形に見えることから名付けられたハートロック(千尋岩)。眼下には南島、天気がよければ母島列島も見えます。時期によっては、ザトウクジラも見ることができます。

  • 写真:myao固有種の多いジャングルを歩いて気分は冒険者
  • 写真:myao赤土の断崖絶壁と、緑の森の境目がよくわかる
  • 写真:myao向こうに見えるのは南島
千尋岩
小笠原諸島 / 自然・景勝地
住所:東京都小笠原村父島北袋沢 千尋岩地図で見る

南島上陸

  • 写真:myao南島

石炭岩でできている沈水カルスト地形の南島。この綺麗な扇池では泳ぐこともできるため、大変人気のツアーです。

定められた歩行ルートが設けられていたり、1日に上陸できる人数も限られていたりするほか、年に3ヶ月程(11月〜2月)、植生回復のための立入り禁止期間があります。

  • 写真:myao南島。低木ながらも、緑が生い茂る
  • 写真:myao南島の砂浜は、約1000~2000年前に絶滅したとされる「ヒロベソカタマイマイ」の化石でできている
南島
小笠原諸島 / その他スポット
住所:東京都小笠原村南島地図で見る
Web:http://www.ogasawaramura.com/play/sea/minamijima.h...

スターウォッチング

繁華街が大村地区のみの父島は、国立天文台の施設もあるほど、星空も大変綺麗です。季節によっては、日本にいながら南十字星をみることもできます!

ツアーでは、とっておきのスポットまで車で連れて行ってもらい、寝っ転がって星空を鑑賞することができます。大きな望遠鏡で、惑星を観察させてくれるツアーもあります。夜なので、1日行なわれるアクティビティツアーの後でも参加することができますよ。

お気に入りのビーチや場所を見つけよう!

  • 写真:myaoコペペ海岸

父島には沢山のビーチがあります。歩いて行ける距離の所もあれば、村営バスで行ける所、船からしか行けない所など。それぞれ違った魅力があるので、レンタカーやレンタバイクを借りて巡るのもオススメです。

  • 写真:myao座礁船の眠る境浦海岸。ブランコに乗ってのんびりと

レンタカーを借りれば、村営バスも走っていない山側を巡ることもできます。眺めの良い展望台に行ったり、国立天文台で巨大な電波望遠鏡を観たり。ゆったりと自分たちのペースで島を周ってみましょう。

  • 写真:myao中央山(標高319m)の展望台からは、360度の絶景を眺められる
  • 写真:myao国立天文台VERA 小笠原観測局
コペペ海岸
小笠原諸島 / ビーチ
住所:東京都小笠原村父島 コペペ海岸地図で見る
境浦海岸
小笠原諸島 / ビーチ
住所:東京都小笠原村父島 境浦海岸地図で見る
中央山展望台
小笠原諸島 / 展望・景観
住所:東京都小笠原村父島 中央山展望台地図で見る

ウェザーステーションでクジラや夕日鑑賞

  • 写真:myaoウェザーステーションからの夕日

三日月山展望台は、通称ウェザーステーションと呼ばれています。父島の中心地である大村地区から徒歩40分程。坂ですが、天気の良い日は行って良かったと思える景色に癒されます。季節によっては、ザトウクジラのブロウも見えます。

夕日までみると、帰り道は真っ暗です。ライトを必ず持って行きましょう。運が良ければ道中でも、天然記念物のオガサワラオオコウモリが木にぶら下がっている姿に出くわすかもしれません。町の夜景も綺麗です。

  • 写真:myao父島の中心地、大村地区
三日月山展望台
小笠原諸島 / 展望・景観
住所:東京都小笠原村父島三日月山地図で見る

小笠原流お見送りに、感動すること間違いなし!

最終日、沢山の思い出と共に「おが丸」に乗り込み、デッキから二見港を見下ろすと、大勢の村民たちが私たちを見送ってくれています。お世話になった宿の方、ツアーの方、仲良くなった方々。。太鼓の演奏やフラダンスの披露に感激。

それだけではありません!動き出したおが丸を追って、沢山の船でもお見送り。「またね〜!」と手をふり続け、”また帰って来よう”と、感動もひとしおです。

  • 写真:myao船から海へのダイブで、究極のお見送り

アクセス

東京・竹芝桟橋から父島・二見港へ、6日に1便(GWや夏休み、年末年始を除く)。

小笠原海運が運航する定期船「おがさわら丸(通称おが丸)」は、2016年7月に新しくなり、所要時間は約24時間に。筆者が訪れた2016年3月時点より、1時間半短縮されました。

母島へは父島から同じ小笠原海運が運航する定期船「ははじま丸」が出ていますが、こちらも2016年に3代目の船になって所要時間が約2時間に。島へのアクセスは、一層便利になりました♪

  • 写真:myao旧おが丸

プランの立て方

旅行期間としては、船泊を含め最低6日間必要です。

おが丸が父島・二見港に到着するのは11時で、帰りは3日後の15時30分発。父島滞在の3泊4日の中で、思う存分小笠原を楽しみましょう!

到着日の午後からアクティビティに参加することも可能です。ハートロックトレッキングツアーは1日、南島上陸ツアーは半日と1日タイプの両方があります。

長期休暇の取れる方は、2航海分の日程(9泊10日滞在)で、ゆったりと暮らすように楽しむのも良いですね。母島にもゆっくりと行けます◎

  • 写真:myao二見港に停泊しているおが丸

行きたい時期を決めよう

季節によっては観れない動植物や、行けない場所もあります。事前に確認して旅行時期を決めましょう。主な見どころの体験可能時期は以下の通りです。

  • ザトウクジラ鑑賞:1月〜4月
  • ウミガメ産卵期:6月〜8月
  • グリーンペペ(光るキノコ)鑑賞:5月〜11月
  • 南島上陸可能期間:2月下旬〜10月

大体のことが体験できるのは、やはりオンシーズンの夏休み。南国フルーツやコーヒーの収穫時期もこの頃で、観光客も多いです。

ゆったりと過ごしたい方は、オフシーズンに訪れると、普段の島の暮らしも垣間見れて良いと思います。小笠原には沢山の魅力があります!

小笠原村観光協会  http://www.ogasawaramura.com/
アクティビティーツアー会社、レンタカー情報など、小笠原訪問に必要な情報が詳しく載っています。
父島
小笠原諸島 / その他スポット
住所:東京都小笠原村父島地図で見る
Web:http://www.ogasawaramura.com/

【母島の記事はコチラ】 自然好きにはたまらない!小笠原諸島・母島で穏やかな島時間を満喫!

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※この記事は2017年4月6日に公開した情報です。
 記事内容については、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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この記事を書いたトラベルライター

暮らすように旅する事が大好き!クラフト作家ライター
いつからか、旅をして知らない世界を垣間見るのが大好きになった。
普段は銘木などでナチュラルアクセサリーやコモノを制作して、WEBやイベントで販売しています。"タンポポの綿毛と旅しよう"と題したペンダントも作る程の旅好き。観光地を巡るのも好きだけれど、地元の人が訪れる場所、ガイドブックに載っていないような場所を探して暮らすように旅する方が好き。モノづくりをしているので、海外のホームセンターで興奮して工具を買って帰ってきたこともあります(笑)。最近は山登りも始めて、旅先も大自然があるところが多くなりました。そんな私の目線から観た世界が、あなたの旅の発見や参考になったら幸いです。
http://www.rocca39.com/

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