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【5】11:30 道の駅耶馬トピア
道の駅耶馬トピアは小規模ながらも、ショッピング、食事処で腹ごしらえ、観光情報集めができます。特に、耶馬渓の雄大な自然のなかで育てられた、お蕎麦が名物となっています。
敷地内にある産直マーケットでは、生そば、そば乾麺、そば殻、そば麦、そば饅頭等を購入することができます。
同じく敷地内にある耶馬渓風物館は、歴史と文化が展示された資料館になっています。観覧料は大人100円です。お時間に余裕があって、耶馬渓のことを深く知りたい方におすすめです。
- 道の駅 耶馬トピア
- 大分 / 道の駅・サービスエリア / 桜の名所 / 体験・アクティビティ / そば打ち体験 / おみやげ屋
- 住所:大分県中津市本耶馬渓町大字曽木2193-1地図で見る
- 電話:0979-52-3030
- Web:http://www.qsr.mlit.go.jp/n-michi/michi_no_eki/kob...
【6】12:00 羅漢寺
まず初めにお断りしておくと、羅漢寺は、散策路早々に現れる「曼陀羅石」と呼ばれる石を境に聖域となるため、写真撮影が不可となります。
そのため写真が少なく残念ですが、軽い登山のような険しい道のりの先には耶馬渓を一望できる素晴らしい空間が整っています。自分が働いてきた悪事を考えさせるために、長く険しい道のりを用意したと思うと感慨深いですね。
さらに、頂上へたどりつくと、特殊なお参りができるようになっています。「地獄箱」と呼ばれる箱のなかに、自分が嫌いなもの、起こってほしくないことを紙に書いて投函するというものです。
筆者は、「羅漢寺に行けただけでも耶馬渓に行った価値があった」と感じるほど、羅漢時で清められたと感じました。悩みごとがある方はもちろん、耶馬渓観光では必ず訪問して頂きたい絶賛スポットです。
最後に歴史です。羅漢時の起源は645年(大化元年)、インドより法道仙人が渡来されたことによります。仙人は耶馬渓の地形が、釈迦牟尼仏の聖跡を彷彿とさせたという理由で、この洞中に留まられたそうです。去るにあたって、念持仏として金銅仏を一体残されたのが、お寺の始まりとされています。
- 羅漢寺
- 大分 / 寺
- 住所:大分県中津市本耶馬渓町跡田1501地図で見る
- 電話:0979-52-2538
- Web:https://www.city-nakatsu.jp/kankodocs/201410070001...
【7】13:30 道の駅なかつ
ランチタイムにぴったりの道の駅なかつをご紹介します。自然たっぷりの耶馬渓エリアからは少し離れた市街地にあります。
敷地内のレストランでは、地元ならではの郷土料理を頂くことができます。特に中津名物とされているのが、唐揚げ、お魚のハモ、だご汁です。
「地元野菜たっぷりのだご汁定食(880円)」では、人参、大根、ごぼう、ネギ、すいとんがふんだんに入ったお味噌汁・だご汁を頂けます。小さなおにぎりと中津名物の唐揚げも付いてきます。濃いめのお味噌汁が体に染み渡ります。
「道の駅ランチ(1,280円)」では、唐揚げ、だご汁、シラス丼、小鉢、といった郷土料理満載の食事を楽しむことができます。旅行中の体をメンテナンスするのに、野菜たっぷりのだご汁は大変おすすめです。
敷地内にはレストランのほか、JAおおいた直売所オアシス春夏秋冬(ひととせ)があります。とても広い敷地ですので、見学にはたっぷりと時間を確保しておきましょう。地元産海産物、鹿やイノシシなどのジビエ食材、野菜、果物等、魅力的な商品がずらっと並びます。
なかでも大分県で生産されるサツマイモブランド「甘太くん」を使った焼き芋は絶品です。(Mサイズ200円、Sサイズ150円。)
甘太くんは、紅はるかという品種のサツマイモを長期貯蔵し糖度を一定以上にあげたり、独自の条件を満たすと名乗ることができる、大分発のブランドです。道の駅なかつでは、甘太くんを使った焼き芋のほか、生のお芋(袋詰め、箱詰め)も販売しています。
- JAおおいた直売所オアシス春夏秋冬(ひととせ)
- 大分 / ファーマーズマーケット
- 住所:大分県中津市大字加来814番地地図で見る
- 電話:0979-64-8365
- Web:http://michinoeki-nakatsu.com/publics/index/9/
- 道の駅なかつ
- 大分 / 道の駅・サービスエリア / ご当地グルメ・名物料理
- 住所:大分県中津市大字加来814番地地図で見る
- 電話:0979-64-8830
- Web:http://michinoeki-nakatsu.com/
【足を伸ばして】15:30宇佐神宮
宇佐神宮は、耶馬渓がある中津市のお隣、宇佐市に位置する神社です。中津市からは外れますが、大変人気のスポットですので、お時間ある方はぜひ足を伸ばしてみて下さい。
宇佐神宮は、全国に点在する八幡信仰(戦勝神、厄災よけ等)の神社の総本宮です。日本古来の神と、外来の仏教をともに信仰する神仏習合発祥の地とも言われています。敷地が広いので、散策に数時間は確保しておきたいところです。
- 宇佐神宮
- 大分 / 紅葉 / 観光名所 / 神社 / パワースポット / 桜の名所 / 縁結びスポット / インスタ映え
- 住所:大分県宇佐市南宇佐2859地図で見る
- 電話:0978-37-0001
- Web:http://www.usajinguu.com/
この記事を書いたトラベルライターから一言
筆者は上記の旅程をめぐった翌日に、大分空港を利用し、地元へ帰りました。大分空港まで、国東半島の美しき海沿いをドライブしてみました。そのときたまたまランチで出会った、太刀魚尽くしの定食(1,800円)がとてつもない美味しさでした。太刀魚のお重が頂けるとは、感動すぎました。気になる方は「道の駅くにさき」で検索を。(菊地早秋)