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風感じる空中庭園展望台!【梅田スカイビル】大解剖

取材・写真・文:

長野在住
訪問エリア:35都道府県

2018年6月22日更新

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写真:ポムラぽむ

大阪・梅田を訪れたことがある人なら、ポッカリ空いた穴が印象的な高層ビルを、一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?大阪駅から徒歩10分ほど歩いたところに位置する「梅田スカイビル」。今回は、そのすべてを紹介しちゃいます♩

この記事の目次表示

梅田スカイビルとは

  • 写真:ポムラぽむ

大阪・梅田の新都心「新梅田シティ」が完成したのは1993年のこと。大阪の新名所、そして周辺地域の開発が活性化する起爆剤となるような街づくりを目指し、1987年から6年にわたり開発されました。「梅田スカイビル」はその中核として建てられたビルです。

世界にも認められた「梅田スカイビル」

地上40階・高さ173メートル、総工費750億円の梅田スカイビルは、卓越した見た目や建築方法から世界でも話題になり、2008年には英紙「THE TIMES」にてタージ・マハルやサグラダ・ファミリアと並び、「世界を代表する20の建造物」として紹介されたそうです。

その後、外国人観光客や海外の建築家にも認知され、2017年の入場者のうち外国人は約113万人にのぼり、全体の75%を占めたそうです。

宇宙船の存在!?

ポッカリと空いた穴が印象的な梅田スカイビル。こちらの穴の正体は、実は宇宙船が飛び去った跡をイメージしたもので、その名も「空中クレーター」。設計の際に、直径30mの穴がデザインされたそうです。

丸一日堪能できる!梅田スカイビル内の施設

梅田スカイビルはタワーイーストとタワーウエストの二つの棟に分かれています。タワーウエストには「絹谷幸二 天空美術館」、タワーイーストには、「シネ・リーブル梅田」と「滝見小路」といった施設があります。

それぞれの棟の40階と屋上がつながっており、そこから大阪を一望することができます。それが梅田スカイビルの象徴と言っても過言ではない、「空中庭園展望台」です。

空中庭園展望台の魅力

空中庭園展望台には、そこに向かうまでの間にも、人々を虜にするような仕掛けがあるんです♩

空中エスカレーター

  • 写真:ポムラぽむここから地上39階まで一気にあがります♩

空中庭園のチケット売り場がある35階まで、360°の景色が楽しめるエレベーターで上がり、そこからチューブ型のシースルーエスカレーターに乗り換え、39階の空中庭園エントランスへ向かいます。天空の世界へと向かう高揚感、まるで宇宙船に吸い込まれていくような感覚が味わえます♩

リバー・ビュー

  • 写真:ポムラぽむリラックスしながら景色を一望

40階の展望フロア北側の「リバー・ビュー」エリアからは、目の前に淀川、遠くに北摂の山々を望むことができます。全長35mものガラスカウンターとハイチェアが設けられており、お持ち帰りしたドリンクやフードを飲みながら景色を満喫できます。

「夜景100選」にも選ばれたシティ・ビュー

40階の展望フロア南側は、立ち並ぶ高層ビルを眺めることができる「シティ・ビュー」エリア。陽が落ちると、高層ビルのネオンが間近で輝きはじめ、まるで天空に浮かぶダイヤモンドリングのよう。ここでしか味わうことのできないときめきや幸福感を、空中庭園のロゴにも表現しているそうです。

スカイ・ウォーク

  • 写真:ポムラぽむ360°景色が楽しめるスカイ・ウォーク

40階の展望フロアから、さらに上に階を進めると屋上に上がります。そこが、回廊「スカイ・ウォーク」と呼ばれるエリアです。光や風を肌に感じながら景色を一望できる開放的な空間です。淀川や大阪城、あべのハルカスなどをみることができます。

日が沈むにつれて、息を飲むほど感動する夕陽を見るために観光客が増えます。そのまま夜まで待っていると、足元が光り、昼間とは違う幻想的な雰囲気に包まれます。

誓いフェンス

  • 写真:ポムラぽむたくさんの愛の誓いを見ることができます♡

屋上の一角に、5色のワイヤーを張りめぐらせたフェンスがあります。これが、今から10年前に開設された誓いのフェンスです。カップルのみなさん!こちらで、名前や記念日などを刻んだ鍵「Heart Lock」を取り付け、永遠の愛を誓ってみてはいかがですか?

※「Heart Lock」は40階で販売(料金 1,000円、販売時間 11:00~21:30)されています。刻印を希望するお名前や日付を専用シートに記入してお申し込みください。

「梅田スカイビル」空中庭園展望台以外の施設

このように空中庭園は人々を魅了し、ここに訪れるために梅田スカイビルに来る方も多くいらっしゃいます。しかし、梅田スカイビルの見どころは空中庭園だけではありません!

滝見小路(タワーイースト地下1階)

  • 写真:ポムラぽむ
  • 写真:ポムラぽむ

地下に降りると、目の前に昭和初期の様子を再現したレトロな雰囲気の街並が広がります。串かつやお好み焼きなどの人気メニューから洋食、居酒屋、韓国料理、カフェまで、オールジャンルの食事をこちらで楽しむことができます。筆者が訪れた際には、お好み焼き屋「きじ」に行列ができていました♩

シネ・リーブル梅田(タワーイースト3・4階)

梅田スカイビルの3・4Fに4つのスクリーンを構え、世界各国の話題のインディペンデント系作品を上映しています。他の映画館では見ることができないような映画が見られますよ♩

お得情報

「シネ・リーブル梅田」の当日券半券を見せると以下の施設で割引になる他、様々なサービスが受けられます。詳しくは、こちらをご覧下さい。

  • 滝見小路の飲食店(代金が10%OFFなど)
  • 空中展望台(入場料金が10%OFF)
※シニア割引など、他の割引とは併用はできません。
※割引はご鑑賞当日限り、1枚につき1名様のみとなります。

絹谷幸二 天空美術館

絵の中に飛び込む!?そんな体験ができる新感覚の美術館です。幅約14m、高さ約3mの大型スクリーンに3Dを駆使し、作品のモチーフが次々と登場します♩手を伸ばせば掴めそうなほどの臨場感をぜひ体験してみては?

お得情報

  • 「絹谷幸二 天空美術館」と「空中庭園展望台」の両方を楽しみたい!そんなときは、1,500円のセット券があります。ぜひご利用あれ♩
  • カフェだけの利用なら入館無料!梅田スカイビルの27階にある「天空カフェ」からも大阪の街並みを一望することができます♩

2018年7月2日にリニューアルオープン!

そんな梅田スカイビルの「空中庭園展望台」が、25周年を迎える2018年7月2日にリニューアルします。入場料金が大人1,000円から1,500円と少し上がります(詳しくはこちら)が、みなさんもぜひ足を運んでみてください!

梅田スカイビル
大阪 / 展望・景観 / 女子旅 / 観光名所
住所:大阪府大阪市北区大淀中1-1-88地図で見る
Web:http://www.skybldg.co.jp/skybldg/

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この記事を書いたトラベルライター

生き様が芸人
以前、旅行会社に勤めていたということもあり、いつの間にか国内の35ヶ所に足を運んでいました。海外には、プライベートではありますが、10箇所ほど訪れました。
 しかし、当時の私は、歴史などに全く触れて参りませんでしたので、今思うと、まるで赤ちゃんが旅行したかのように各地を訪れていたように感じます。
 もしまた色々な場所に飛び回れる機会が巡ってきたら、その場所の歴史や文化に事前に触れてから訪れ、五感を研ぎ澄ませなせながら隅々まで現地を堪能したいです◎ そして、それを発信していければ最高ですね◎

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