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最先端のトレンドとさまざまな食文化が融合する街・サンフランシスコ。グルメな街としても知られています。今回は、現地在住者が実際に訪れておすすめしたい2025年最新の人気グルメスポットを5つご紹介します♪
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【1】見栄え良いテイクアウトお寿司「Aji Kiji」
まずご紹介するのが、2024年8月にSF市内ジャパンタウン近くに店舗をオープンした「Aji Kiji(アジキジ)」。こちらの店舗の特徴は、上質な寿司をテイクアウト専門で提供する今までなかった新しいスタイルにあります。
木彫のミニマルな内装の店内には、ジュエリー店のようなガラス張りのショーケースが置かれており、中に並べられたお弁当スタイルのお寿司を選ぶことができます。
ショーケースに並べられた輝くお寿司は彩りが良くまるで宝石のよう!わっぱのような天然素材が使用されたお弁当箱の中には、色鮮やかな高級握りが見栄え良く並べられています。見栄えが良いだけでなく、赤酢が使われた握りは、非常に繊細且つ本格的です。
ここはハイエンドクラスの握りを、テイクアウトでコスパ良くいただけるのがおすすめポイント。アメリカではなんちゃって握りから本格派握りにトレンドが移行している今、まさにトレンド最先端のお店だと言えます。
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- アジキジ
- サンフランシスコ / 寿司 / テイクアウト
- 住所:1552 Fillmore St, San Francisco, CA 94115地図で見る
- 電話:+14158293057
- Web:https://www.instagram.com/ajikiji/?hl=en
【2】大満足のカリフォルニアスタイル和食!「Ernest」
続いてご紹介するのが、ミシュランガイドにも名を連ねるミッション地区の人気レストラン「Ernest(アーネスト)」。ミシュラン三ツ星やヨーロッパの高級レストランで修行を積んだ著名なシェフ「ブランドン・ライス」が手がけたレストランは、2021年3月にオープンと同時に瞬く間に人気となりました。
ここは高級カジュアルというカリフォルニアらしい気取らないジャンルのレストラン。ドレスコードもないため、カジュアルにもドレスアップでも問題ありません。カリフォルニア料理に和の食材をツイストメニューを提供しており、新鮮で上質の食材をふんだんに使ったユニークなフュージョン料理を楽しめます。
ここで是非おすすめしたいのが、Let the kitchen cook for you というおまかせコースメニュー。生もの・野菜・メイン・デザートと、提供されるメニューを種類別に満遍なくいただけます。
地元の新鮮な食材と共に、例えば濃厚な牛肉をふっくらとした寿司飯の上に盛り付け、その上にイクラをトッピングした看板メニューの「Sushi Rice」にはパリッと焼かれた有明海苔を添えるなど、こだわりが光ります。
こちらのレストランは、上質な食材と共に、わさびとマスタードを和えたクロマグロの刺身や、バーベキュー味のオイスターなど、大胆で類をみない味付けが魅力。和食だけど和食じゃない、まさに今まで食べたことのない味の融合を楽しめる体験型のレストランです。
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- アーネスト
- サンフランシスコ / アメリカ料理 / 和食
- 住所:1890 Bryant St Suite 100, San Francisco, CA 94110地図で見る
- 電話:4158292961
- Web:https://www.ernestsf.com/
【3】話題の絶品北京ダック店「Z&Y Peking Duck」
2023年末にオープンし、2025年1月上旬にUSAトゥデイ紙が選ぶ「2025年のベスト・ニュー・レストラン10」に選出され、脚光を浴びるのが、「Z&Y Peking Duck(Z&Y北京ダック」。サンフランシスコの混沌とするチャイナタウンに位置するこぢんまりとした中華レストランです。
改装されたばかりの店内は、縦に長いレイアウトで落ち着いた雰囲気。チャイナタウンに数多い昔ながらのレストランと違ってシックで清潔感があります。
こちらの王道メニューはやはり北京ダック。三日月形に綺麗に切り分けられ、ナツメ色の皮とほんの少しの脂身が付いた鴨は、白髪ネギ、きゅうり、甜麺醤を薄いクレープに包んでいただきます。パリパリの皮と柔らかい肉は、甜麺醤との相性抜群。
ほかにも小籠包など、中華ならではのメニューが揃っています。サンフランシスコのチャイナタウンで伝統的な中華料理をいただきたいときにおすすめです。
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- Z & Y 北京ダック
- サンフランシスコ / 中華料理
- 住所:606 Jackson St, San Francisco, CA 94133地図で見る
- 電話:4159861899
- Web:https://zandypekingduck.com/
【4】ジューシーなローストダックを食べるならここ!「Go Duck Yourself」
サンフランシスコの都心からちょっと外れたバーナルハイツ地区に2024年4月にオープンしたのが、広東スタイルのローストダックを提供する「Go Duck Yourself(ゴーダックユアセルフ」。一度聞いたら忘れないキャッチーな名前が特徴です。
スチームパンク調の装飾が施されたインダストリアルな内装はグレーを基調としており、中華料理店というよりカフェに近い印象。奥にガラス張りのオープンキッチンが備え付けられています。ゴタゴタした装飾品が少なく、カリフォルニア中華らしいモダンな雰囲気です。
ここでは、広東スタイルの脂の乗ったローストダックのほか、焦げ目のついたカリカリのチャーシューや豚バラ肉が人気。コンボにすると白飯とガーリックの炒め野菜が付いてきます。
中華肉料理にありがちな、香辛料の強い主張がなく食べやすいのがおすすめポイント。量もしっかりとあるのでグループでの食事にもぴったりです。
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- ゴーダックユアセルフ
- サンフランシスコ / 中華料理
- 住所:439 Cortland Ave, San Francisco, CA 94110地図で見る
- 電話:4159631222
- Web:https://www.go-duck-yourself.com/
【5】見栄え抜群のペーストリー「Butter & Crumble」
2023年10月にオープンし、瞬く間に行列の絶えない人気店となったのがノースビーチ地区に位置する「Butter & Crumble(バター&クランブル」。開店前から行列ができる店舗として知られています。
ガラス張りの明るい店内は、木彫に白を基調にミレニアルピンクが至るところに施された、キュートで女性的な雰囲気。店員は内装にマッチした、白いシャツとミレニアルピンクのエプロンを着用しています。
カウンターには木の枠でできたガラス張りのショーケースがあり、彩り良く並べられたペーストリーを見ながらオーダーが可能です。こちらのシグネチャーは、ベーコン、卵、チーズのクロワッサンをはじめ、ピスタチオとカルダモンのシュガークロワッサン、パン・オ・ショコラ、チョコチップクッキーなど。これに加えてセイボリーデニッシュや季節のメニューなどが揃っています。
フランス産バターが使われたペーストリーは、どれもリッチでパリッとした生地が特徴。特にクロワッサンは3日間の工程をかけて作られています。個人的におすすめなのが、ピスタチオ・カルダモンシュガーとバニラレモンシュガー・クロフィンなどクリームのフィリングが入ったタイプ。どれも焼きたて特有のサクッとした香ばしさを楽しめます。
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- バターアンドクランブル
- サンフランシスコ / パン・サンドイッチ
- 住所:271 Francisco St, San Francisco, CA 94133地図で見る
- Web:https://butterandcrumble.com/
最後に
2025年1月現在、サンフランシスコで注目のグルメスポット5選をご紹介しました。どの店舗も人気なので、開店前に並ぶか、事前の予約がおすすめ。最先端のグルメをぜひ試してみてください。
※記事内のUSDから日本円への換算はUSD1≒約156円で計算しています。