館林市

【群馬・カルピス工場見学】日本初の乳酸菌飲料の歴史と美味しさのヒミツ

取材・写真・文:

神奈川在住

2020年12月6日更新

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写真:絶景@日本

多くの方が飲んだことのあると思われる「カルピス」は2019年で誕生から100年を迎え、これを記念してカルピスの製造工場内に見学施設が新設されました。今回は、この見学施設「カルピス」みらいのミュージアム」をご紹介します。

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「カルピス」みらいのミュージアム

日本初の乳酸菌飲料である「カルピス」は1919年に誕生して、2019年で100周年を迎えました。この100周年を記念して群馬県にあるカルピス製造工場では、見学施設である「カルピス」みらいのミュージアム」が創られました。

「カルピス」みらいのミュージアムでは、カルピスの生みの親である三島海雲のエピソード、「カルピス」ができるまでの工程やおいしさを体感できる工場見学施設として、2019年10月1日から一般公開されています。

  • 写真:絶景@日本
  • 写真:絶景@日本

エントランス

「カルピス」みらいのミュージアムのエントランスでは、巨大オブジェの前でカルピスの水玉模様の法被を着て記念撮影をしたり、カルピスのオリジナルグッズを買う事ができるショップコーナーがあります。また、ベンチやカウンター席があり、休憩する事もできます。

  • 写真:絶景@日本
  • 写真:絶景@日本
  • 写真:絶景@日本

工場見学の内容

カルピスの製造工場での工場見学は、①カルピスの生みの親である三島海雲のエピソードが映像で紹介される「はじまりのへや」、②歴代の広告やパッケージの展示、プロジェクション映像によって製造工程を紹介するコーナーがある「オープンスペース」、③2つの発酵の特徴を見ながらカルピスの香りが体験できる「発酵のへや」の順に進んで行きます。

  • 写真:絶景@日本はじまりのへや
  • 写真:絶景@日本オープンスペース
  • 写真:絶景@日本オープンスペース

発酵のへやでの体験終了後は、④「カルピス」ラボでの試飲となります。試飲後はバスで工場内を移動して⑤製造ラインの見学となります。見学は全体を通して視覚で楽しむ事ができますが、カルピスの香りを体験すると言った嗅覚でも楽しめる内容となっています。

なお、2019年12月現在はバスで移動しての製造工程の見学になっていますが、今後は新しい施設に移動して、バスでの移動がなくなる予定だそうです。

「カルピス」ラボでの試飲

カルピス工場での工場見学では、製造ラインの見学前に「カルピス」ラボで試飲ができます。試飲は、手洗い、消毒後、水または炭酸水のどちらかを選んで「カルピス」の水割りや炭酸割りを自分達で作って楽しむ事ができます。「カルピス」は3種類試飲する事ができますが、筆者は2人で参加したためそれぞれ水と炭酸水を選んで違いを楽しむ事ができました。

  • 写真:絶景@日本
  • 写真:絶景@日本

「カルピス」ラボでは、その前までに案内された三島海雲のエピソードや製造工程などについてクイズが出され、楽しみながら振り返る事ができます。また、フォトプロップシートやコースターがもらえます。

  • 写真:絶景@日本フォトプロップシートとコースター
  • 写真:絶景@日本フォトプロップシート、コースター(それぞれ表と裏)

工場見学の概要とアクセス

休業日:年末年始、指定休日
開始時間:9時~12時半、13時~15時半迄の30分毎
所要時間:90分
参加費:無料

インターネット(2~5名)もしくは電話で当月から数えて3ヶ月先の月末分まで予約する事ができます。
工場見学の詳細や予約はコチラをご覧下さい。

アクセス

公共交通機関を利用する場合、東武伊勢崎線「館林駅」からタクシー(約10分)、もしくは東武佐野線「渡瀬駅」から徒歩約15分です。

親子でもっと身近に感じてみませんか?

「カルピス」みらいミュージアムでは、誕生から100年経った日本初の乳酸菌飲料「カルピス」の誕生した背景や製造工程を学べるだけでなく、試飲では水割りや炭酸割りなどカルピスとの比率を自分達で変えながら楽しく味わう事ができます。親子で身近にある「カルピス」の歴史と美味しさのヒミツを体感してみては如何でしょうか?勿論、大人同士でも十分に驚きや発見があります。

  • 写真:絶景@日本お土産(カルピス、絵葉書、パンフレット)

また、試飲会場でもうらうコースターフォトプロップシート以外にカルピス1杯分、絵葉書、エコに関する取り組みについてのパンフレットをお土産にもらえますよ。

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