鳥取砂丘のすぐ近くに建つ「砂の美術館」は、世界で唯一の砂像彫刻を専門とする美術館です。2006年の砂像の展示から始まり、毎年テーマを変え、そのテーマ毎に世界トップクラスの彫刻家たちが大迫力かつ繊細な砂像を造りだします。展示室内に一歩足を踏み入れれば、異国の歴史や文化に包まれます!今回は第10期展示(2017年)である「砂で世界旅行・アメリカ編」の展示を中心に、砂の美術館の見どころについてご紹介します!
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砂の美術館について
冒頭でもご紹介しましたが、砂の美術館は「砂」を素材にした彫刻作品である「砂像」を展示する世界初で唯一の砂像彫刻を専門とする美術館です。
すぐ目の前に広がる雄大な鳥取砂丘の一角に建ち、その砂から世界各国のトップクラスの彫刻家たちの手により、ダイナミックかつ繊細な砂像が造り上げられ、展示されています。
その砂像展示は2006年から始まり、毎年テーマを変えた砂像が展示され、350万人を超える来場者に感動と衝撃を与え続けてきました。
第10期にあたる2017年の展示テーマは「砂で世界旅行・アメリカ編」で、アメリカならではの文化や歴史、絶景スポットなどが、見事に砂で再現されています。
メインゲートから入り、1階の券売所でチケットを購入したら、砂像の世界はすぐそこです!
さっそく、圧倒的なスケール感を誇る砂像を見に行きましょう!
ダイナミックかつ繊細な砂像を楽しもう!
大迫力の砂像の数々は、2階の展示ホールをメインにして展示されています。
砂像展示室に入ると、中はアメリカ一色!ダイナミックかつ繊細な砂像たちがアメリカの文化や歴史、絶景スポットを見事に再現しています。
遠くから見て像全体のスケール感を楽しむのもいいですし、グッと近づいて繊細に作り上げられている細かな点に着目するのも大変楽しいです。
今回ご紹介している第10期展示アメリカ編は、2017年4月15日~2018年1月3日までです。
それ以降は、砂像は一度崩されてしまい、次の展示の準備が始まるので、この機会にアメリカ編の展示をぜひ見学してみて下さいね!
砂の美術館に来たら写真撮影を楽しもう!
砂の美術館は美術館としては珍しい写真撮影が許可されている美術館です。
今しか見ることができないダイナミックな砂像を間近で撮るのはもちろんですが、それ以外のオススメの写真撮影スポットをご紹介します!
3階から砂像展示室全体を撮影しよう!
2階の砂像展示室から砂像にグッと近づき、1枚1枚丁寧に写真を撮るのもオススメですが、3階から砂像展示室全体を写真におさめるのもオススメです!
砂像や会場のスケール感がより伝わる撮影スポットなので、ぜひ3階からの写真撮影もお忘れなく!
彫刻家の仲間入り?砂像彫刻スタッフ風な写真を撮ろう!
1階の検礼所を通過すると、すぐ目の前に写真パネルが3枚ほど置かれています。
パネルの前に立ち、自身も砂像を作成しているポーズを取れば、まるで砂像彫刻家の仲間入りをしているかのようなユニークな写真がとることができます。
記念にぜひ渾身のポーズを決めてみて下さいね!
砂丘展望広場から広大な砂丘をバックに記念撮影しよう!
砂の美術館は鳥取砂丘のすぐ目の前に建っているため、展望広場にある展望台からは広大な鳥取砂丘を一望することができます。
雄大な砂丘を見渡せるオススメスポットの1つなので、ぜひ、鳥取砂丘をバックに記念撮影されてみてはいかがでしょう?
まだまだある、砂の美術館の魅力!
これまでご紹介した見どころ以外にも、砂の美術館はまだまだ魅力がいっぱいあるので簡単にご紹介します!
大人も子供も、みんなが安心して楽しめる美術館!
1階の券売所を過ぎ、検札所のすぐ横にはベビーカーや車椅子などが無料貸し出しされており、スタッフの方に声をかけるとすぐに利用することができます。
館内や敷地内にはエレベーターやスロープも整っており、ベビーカーや車椅子でも不自由ないような造りになっています。
誰もが安心して楽しめる、みんなに優しい美術館です。
傘の無料貸し出し
砂の美術館は屋外でも砂像展示が行われているほか、砂丘展望広場や砂遊び広場、広大な砂丘に向けて鳴らせる鐘など、見どころが数多くあります。
山陰の鳥取県は天候は崩れがちな日が多く、残念ながら雨という日が非常に多いのが現実です。砂の美術館では、雨の日は屋外の展示物を見学に行く際には無料で雨傘を貸してくれます。
無料貸し出しの傘もありますし、メインの砂像の数々は室内展示なので、雨の日でも十分に楽しむことができるのでご安心下さいね!
ミュージアムショップや売店で記念品やお土産を♪
美術館に行き、芸術作品に胸を打たれると、どうにかしてその感激を持ち帰ることができないものかと思うことって多々ありますよね!
砂の美術館のミュージアムショップや同じ敷地内の売店では、砂の美術館の記念品から鳥取砂丘のお土産など幅広く購入することができます。
旅の思い出にぜひお気に入りの品を買ってみてはいかがでしょう?
おわりに
芸術的な観点からはもちろん、歴史的観点や異国文化をたっぷりと楽しむことができる世界で唯一の砂の美術館はいかがだったでしょう?
今回ご紹介した第10期展示「砂で世界旅行・アメリカ編」は2018年の1月3日までと残り僅かです!
そして、次回の第11期展示テーマも既に発表されており、2018年4月14日から2019年1月6日までは「砂で世界旅行-北欧編-」が予定されています。
アメリカ編に間に合わなかった方も、アメリカ編で感動された方も、ぜひ、砂の造形美が私達にもたらす大感動を味わいに砂の美術館までいらしてみて下さいね!
- 砂の美術館
- 鳥取 / 女子旅 / 観光名所 / 美術館
- 住所:鳥取県鳥取市福部町湯山2083-17地図で見る
- 電話:0857-20-2231
- Web:http://www.sand-museum.jp/