ウズベキスタンのなかでも特に観光客が多く訪れる、サマルカンド・ブハラ・タシケント・ヒヴァの都市から、モスクやバザールなど人気の観光名所をもれなくご紹介します。
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【1】レギスタン広場(サマルカンド)
- 出典:tripnote.jp
イスラーム世界の宝石とも称されている古都「サマルカンド」の中心地として知られ、日本国内における世界史の授業などでも取り上げられるレギスタン広場。「ウルグべグ・メドレセ」・「シェルドル・メドレセ」・「ティラカリ・メドレセ」の3つの神学校(メドレセ)から構成されており、見事な調和を見せてくれます。
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中でもシェルドル・メドレセには、小鹿を追うライオンの姿が描かれているのですが、そのライオンの背中には人面のある日輪(太陽)が描かれ、偶像崇拝禁止のイスラームの教義を否定する珍しいデコレーションとなっています。夜間のライトアップされた姿も、昼間とはまた違う美しさで魅せてくれるでしょう!
【2】グーリ・アミール廟(サマルカンド)
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14世紀に西トルキスタン一帯を支配したティムールと、その息子や孫が眠る霊廟。ティムールはモンゴル軍に破壊されたサマルカンドを復興させ、数々の建築物を作りました。この霊廟も、戦死したティムールの孫のためにティムールが建てたものでしたが、その直後に亡くなったティムール自身もここに葬られることになりました。
- 出典:tripnote.jp霊廟内部は金箔を贅沢に使い、入口同様に曲線を組み合わせた立体的な装飾も
細かいすじの入った大きな青いドームが特徴的です。入口のアーチ内部は、曲線を組み合わせた立体的な装飾が施されています。廟の内部にはティムールとその子孫の墓石が安置されています。室内にも金とイスラム文字などを組み合わせた豪華な装飾が施され、支配者の圧倒的な栄華を物語っているかのようです。
【3】ビビハニムモスク(サマルカンド)
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ビビハニムモスクは、かつてイスラーム世界で最大の規模を誇り、今でも中央アジア最大のモスクとして君臨しています(2019年5月時点)。入口にある巨大なアーチがその存在感を見せつけ、後ろには大モスクと小モスクが控えています。
モスクの目の前にある「タシケント通り」には土産物店が並び、日中の賑わいはなかなかのものですよ。
【4】シヨブ・バザール(サマルカンド)
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シヨブ・バザールはビビハニム・モスクのすぐ隣にあり、現地の方々の生活の匂いが溢れています。観光客がほとんどいないからか、より中央アジアやウズベキスタンの雰囲気を感じられるスポットです。サマルカンド名物のナンやドライフルーツ、雑貨品など、日用品から物珍しいものまで多くのものが揃います。