【山梨】富士吉田＆河口湖を巡る1泊2日の観光モデルコース

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• 富士吉田と河口湖ってどんなところ？
•    富士吉田＆河口湖へのアクセス方法
• 【1日目】富士山信仰とテーマパークの町・富士吉田を散策
•    9：00　入園料は無料！富士急ハイランドで人気のアトラクションに乗ろう
•    12:00「麺許皆伝」で名物・吉田うどんを食べよう
•    14:30 富士登山者が祈りをささげた「北口本宮富士浅間神社」を参拝しよう！
• 【1日目・2日目】河口湖畔沿いにあるクラシックホテルで有意義なひと時を過ごそう
•    16:30 チェックイン
•    18:00　夕食
•    【2日目】7:00 朝食
• 【2日目】富士山観光を代表するエリア・河口湖周辺を散策しよう
•    9:30 富士山と季節の花のコラボレーションが楽しめる「大石公園」を散策
•    10:15 「富士大石ハナテラス」でショッピング＆テイクアウトグルメを楽しもう
•    11：30　「名物 ほうとう不動」で名物・ほうとうを味わおう
•    13:30 「河口湖 音楽と森の美術館」で音楽を楽しもう！
•    16:00 旅の締めくくりに「FUJIYAMA COOKIE」でお土産を買おう！
•    17：30　河口湖駅に到着、それぞれの目的地へ
• おわりに

富士吉田と河口湖ってどんなところ？

• 写真：旅田サトシ富士吉田・御師町

山梨県・富士吉田市は元々富士山信仰の歴史が残る町。最寄りの富士急行・富士山駅から歩くと「御師町（おし）」と呼ばれる人々が、富士山を信仰する方々を世話した宿坊や住宅が残る「御師町（おしちょう）」があり、歴史に興味のある方を中心に観光客が訪れています。

• 写真：旅田サトシ河口湖

一方、河口湖町は河口湖や山中湖といった富士五湖観光の玄関口として栄えた町。湖の周辺にはカフェや食事処のほか、温泉宿や美術館も立ち並んでおり、外国人観光客を含め、観光の拠点として多くの人で賑わっています。

富士吉田＆河口湖へのアクセス方法

• 写真：旅田サトシ特急「富士回遊」

富士吉田や河口湖へは電車または高速バスを利用するのがおすすめ。新宿駅からJR中央線・富士急行線の特急「富士回遊（ふじかいゆう）」号に乗って約1時間55分で富士吉田市の最寄り駅「富士山駅」、「河口湖駅」へアクセスできます。1日3～4本運行しており、全車指定席の電車なので、事前に予約することをおすすめします。

• 写真：旅田サトシ高速バス

また高速バスは主に東京駅八重洲南口やバスタ新宿から行くことができます。バスタ新宿からは1時間に1～5便、東京駅からは1日13便運行しています。運賃はバスタ新宿からは2,200円、東京駅からは2,060円（いずれも片道）ですが、週末は交通渋滞が発生することが予想され、到着予定時間よりも遅れる場合があるので、時間に余裕を持って利用しましょう。

• 写真：旅田サトシ富士山・富士五湖パスポート（大人・税込2,600円）

さらに運転免許を持っていない方は、富士五湖地方を周遊するバスを利用するのがおすすめ。富士吉田方面、河口湖周辺を周遊するバスは1時間に1～2本運行しています。その際、2日間バスと富士急行（河口湖駅～下吉田駅間）が乗り放題の「富士山・富士五湖パスポート（2日間）」を購入して、お得に観光しましょう。

【1日目】富士山信仰とテーマパークの町・富士吉田を散策

• 写真：旅田サトシ

1日目は富士吉田市内を観光しましょう。旅のスタートは富士急行「富士急ハイランド駅」から。バスタ新宿からは高速バスで、JR新宿駅からは特急「富士回遊号」に乗って約1時間40分で到着します。

9：00　入園料は無料！富士急ハイランドで人気のアトラクションに乗ろう

• 写真：旅田サトシ富士急ハイランド

最初は山梨を代表するテーマパーク「富士急ハイランド」でアトラクションに乗って遊びましょう。富士山を望みながら遊べるテーマパークでジェットコースターやお化け屋敷、さらにグルメやショッピングを楽しめるテーマパークで老若男女を問わず、人気を集めています。

• 写真：旅田サトシ

絶叫アトラクションでは高さ、最高速度、巻き上げ長さ、最大落差で世界一を誇った『FUJIYAMA』やギネス世界記録の回転数を誇る''『ええじゃないか』など、多彩なコースターがあります。人気のコースターは行列が絶えないので、気になる方は早めに乗ることをおすすめします。

• 写真：旅田サトシ

この他にも『戦慄迷宮』や『富士飛行社』といった屋内アトラクションがあるほか、予測不能な動きをする『パニック・ロック』や観覧車もあります。絶叫アトラクションが苦手な方は、機関車トーマスやフランスの人気絵本『リサとガスパール』の世界を体感できるアトラクションやコーナーもあるので、ぜひチェックしてみて。

12:00「麺許皆伝」で名物・吉田うどんを食べよう

• 写真：旅田サトシ麺許皆伝

富士急ハイランドでアトラクションを楽しんだところでランチを食べにいきましょう。今回筆者が訪れたのは、富士山駅から10分ほど歩いたところにある「麺許皆伝（めんきょかいでん）」。富士吉田名物・吉田うどんの人気のお店で地元の方を中心に行列ができるほど人気のお店です。

• 写真：旅田サトシ欲ばりうどん（税込600円）

おすすめの一品は「欲ばりうどん」。醤油と味噌ベースのつゆにツルツルとした太麺が絡み合って絶品です。天ぷらとお肉、油揚げと一緒に味わってみて。

14:30 富士登山者が祈りをささげた「北口本宮富士浅間神社」を参拝しよう！

• 写真：旅田サトシ

ランチを味わった後は富士山駅から御殿場方面行きバスに乗って「北口本宮富士浅間神社（きたぐちほんぐうふじせんげんじんじゃ）」に参拝しましょう。約1900年の歴史を誇る神社で富士山に対して拝礼する祭祀場として始まったのがきっかけで、奈良時代の末期に建立されました。

• 写真：旅田サトシ拝殿

参道を歩くと、きらびやかな拝殿が見えてきます。山梨県の指定文化財に選ばれており、奥に本殿があります。また拝殿の隣には、富士山の登山道が整備されており、多くの登山者が参拝に訪れています。

• 写真：旅田サトシ太郎杉

拝殿の近くには2つの御神木「冨士夫婦檜」と「冨士太郎杉」、2つの樹木がたっています。樹齢約1000年の歴史を誇り、山梨県や富士吉田市から指定文化財のひとつとして選ばれています。

【1日目・2日目】河口湖畔沿いにあるクラシックホテルで有意義なひと時を過ごそう

• 写真：旅田サトシ富士レークホテル・ロビー

富士吉田市内の旅を楽しんだところで本日の宿へ。河口湖畔にある「富士レークホテル」へ移動しましょう。創業したのは1932年。富士山の雄姿と絶景を楽しめるホテルとして人気を集めています。

16:30 チェックイン

• 写真：旅田サトシ

浅間神社前のバス停からバスに乗って約14分で河口湖駅に到着。そこからホテルの送迎バスに乗って約5分でホテルに到着します。

• 写真：旅田サトシ西館・和洋室

客室は東館と西館に分かれており、和室や洋室など、多彩なタイプの部屋をご用意。河口湖や富士山の眺望を眺められます。また河口湖温泉の引き湯を使った露天風呂付きの客室もあり、心地よい風と風景を眺めながら有意義な時間を過ごせます。

• 写真：旅田サトシ大浴場

部屋でひと息ついた後は温泉に入りましょう。地下1500メートルから湧き出る天然温泉で大浴場または露天風呂で楽しめます。神経痛やリュウマチ、やけどなどに効能があるといわれています。

18:00　夕食

• 写真：旅田サトシ

夕食はお部屋は会食会場で絶品の料理を味わいましょう。河口湖でとれたワカサギを使った南蛮漬けや白魚の茶碗蒸し、山梨のブランド地鶏・健美鶏のはりはり鍋など、山梨の食材を使った料理を堪能できます。

• 写真：旅田サトシ

またホテルの創業時から受け継いでいる「特製シチュー」もおすすめ。焼いた子牛の骨や牛すじ、玉ねぎなどの香味野菜をじっくり煮込んだ一品で濃厚な風味が口の中に広がります。1日目の旅はここで締めくくりです。

【2日目】7:00 朝食

• 写真：旅田サトシ

朝食は東館にある会場へ。出来立てのオムレツやクロワッサン、バターロールといったパン、サラダを味わえます。河口湖の景色を眺めながら、朝食を堪能しましょう。

【2日目】富士山観光を代表するエリア・河口湖周辺を散策しよう

• 写真：旅田サトシ河口湖

2日目は富士五湖地方を代表するエリア・河口湖周辺を観光しましょう。湖の周辺には美術館やお花畑があるほか、飲食店も立ち並んでおり、富士山の景色を眺めながら散策を楽しめます。

9:30 富士山と季節の花のコラボレーションが楽しめる「大石公園」を散策

• 写真：旅田サトシ河口湖自然生活館

最初の目的地は河口湖の北岸にある「大石公園」へ。最寄りのバス停から河口湖周遊バスに乗って約20分で最寄りの「河口湖自然生活館」バス停に到着します。自然生活館は大石公園内にあるインフォメーションスポットでカフェやショップも併設しています。

• 写真：旅田サトシ大石公園

全長350メートルの遊歩道沿いには季節の花が咲いています。春は芝桜やネモフィラ、初夏はラベンダー、秋にはコキアなど、色とりどりの花や植物と出会えます。天気が良ければ、富士山も一望できるので、ぜひ写真を撮ってみてみましょう。

10:15 「富士大石ハナテラス」でショッピング＆テイクアウトグルメを楽しもう

• 写真：旅田サトシ富士大石ハナテラス

大石公園で散策を楽しんだところで隣接する「富士大石ハナテラス」に立ち寄りましょう。雑貨店やカフェ、レストランなど、9店舗が集まっており、富士山を眺めながらグルメやショッピングを満喫できます。

• 写真：旅田サトシ富士ヶ嶺ミルクプリン（税込500円）

施設内にあるカフェ「T's cafe（ティーズカフェ）」では、富士山麓の牧場でとれた牛乳を使ったソフトクリームやピザ、サンドイッチなどを提供。さらに桃やぶどう、シャインマスカットなど、山梨県産の果物や野菜を使ったプリンも販売しており、ぷるんとした食感とともに牛乳の濃厚な風味を味わえます。

• 写真：旅田サトシしるし

また「しるし」では、山梨の伝統工芸品のひとつ「印伝（いんでん）」を中心に取り扱っています。財布をはじめとしたアパレル雑貨から富士山をモチーフにしたお皿やコップ、箸置きなどもあるので、お土産に買ってみては。

11：30　「名物 ほうとう不動」で名物・ほうとうを味わおう

• 写真：旅田サトシ名物 ほうとう不動 河口湖北本店

大石公園での観光を楽しんだところで次の目的地「名物 ほうとう不動」へ。山梨の郷土料理「ほうとう」を食べに行きましょう。バスに乗って約7分で最寄りのバス停「音楽と森の美術館」バス停に到着。そこから約5分歩くとお店に到着します。

• 写真：旅田サトシ不動ほうとう（税込1,210円）

定番の「不動ほうとう」はコシのある麺にカボチャやなめこ、にんじん、山菜など、富士山麓の食材をふんだんに使った一品。素材の風味が味噌ベースのスープに溶け込んで思わずやみつきになりますよ！

13:30 「河口湖 音楽と森の美術館」で音楽を楽しもう！

• 写真：旅田サトシ河口湖 音楽と森の美術館

河口湖畔にある「河口湖 音楽と森の美術館」。美しい庭園で彩られ、ヨーロッパの雰囲気を感じられるホールでは音楽鑑賞のほか、貴重なオルガンやアンティークオルゴールが展示されています。

• 写真：旅田サトシカリヨン広場で開催中のコンサート

館内ではコンサートライブを定期的に開催しており、カリヨン広場では11時～16時までの間、からくり人形による噴水ショーが行われます。からくり人形による指揮とあわせて、噴水の動きが変化するので、ぜひチェックしてみましょう。

• 写真：旅田サトシ

またコンサートホールでは、世界でも稀少な自動ピアノやヴァイオリンの演奏によるコンサートが開催されています。ピアノとヴァイオリンの音色とともにソプラノ歌手の美声を楽しむのもおすすめです。

• 写真：旅田サトシ

コンサートとあわせて注目したいのが世界各地で作られたアンティークオルゴール。フランスやドイツ、スイスで作られたオルゴールや自動演奏楽器がホール内にあるヒストリーゾーンで展示されています。

• 写真：旅田サトシ

音楽の世界を体感したところでミュージアムショップでお土産を買いましょう。熊やジブリのキャラクターを使ったものから、バラをモチーフにしたものまで、様々な種類のオルゴールを取り揃えています。大切な人へのプレゼントに買ってみては。

16:00 旅の締めくくりに「FUJIYAMA COOKIE」でお土産を買おう！

• 写真：旅田サトシFUJIYAMA COOKIE

美術館で音楽と絶景を楽しんだ後はお土産を買いましょう。バスに乗って約7分、最寄りの「遊覧船・ロープウェイ前」に到着。ここから歩いてすぐの場所に「FUJIYAMA COOKIE（フジヤマ クッキー）」が見えてきます。

• 写真：旅田サトシフジヤマクッキー（1個・税込160円～）

取り扱うのは富士山をイメージした「フジヤマクッキー」。国産の小麦粉やはちみつ、チーズなど、厳選した素材で作っており、バニラや紅茶、抹茶、ストロベリー、ショコラの5種類の味を用意しています。アーモンドが入ったもの（1個・税込180円）や雪化粧をイメージしたホワイトチョコ（1個・税込180円）もあるので、ぜひチェックしてみましょう。

17：30　河口湖駅に到着、それぞれの目的地へ

• 写真：旅田サトシ

お土産を買ったところでホテルに戻って荷物を受け取った後、バスに乗って河口湖駅へ移動します。そこから電車または高速バスに乗ってそれぞれの目的地へ。ここで富士吉田と河口湖を巡る旅は締めくくりです。

おわりに

富士急ハイランドのある富士吉田と河口湖を巡る1泊2日の観光モデルコースについてご紹介しました。今回ご紹介したスポットやお店だけでなく、富士山の景色を楽しめるスポットやおしゃれなカフェなど、まだまだ見どころはたくさんあります。山中湖や忍野八海を含め、ぜひ富士五湖エリアへ出かけてみてくださいね♪