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コロニアル・ウィリアムズバーグで外せない主な建物
かつては州都だった街、ということで、特に重要な建築物として残されているものがあります。西→東という流れでそのポイントをご紹介します。なお、これらの建物の中に入るには、入場料が必要です。
【Governor's Palace 総督公邸】
ビジターセンターから一番近い場所に【Governor's Palace 総督公邸】があります。1930年代に再建されたこの公邸は当時、イギリスがアメリカ植民地全体を統治する拠点でした。
この公邸からメインストリートまでの間は「Palace Green」と呼ばれる、長く広々とした芝生が続いています。
ここには、時折、アメリカ独立宣言を起草した「トーマス・ジェファソン」(に扮した方)が、演説に現れたり、音楽の演奏も行われるそう。
【Bruton Parish Episcopal Church ブルートン教区教会】
「Palace Green」とメインストリートの角にある大きな建物が【Bruton Parish Episcopal Church ブルートン教区教会】。冒頭に、この街の再建を呼びかけた 牧師 グッドウィン をご紹介しましたが、彼が務めたのがこの教会です。
その屋外には、こんな晒し台も。触ってOKなので、自ら首と手を入れて楽しむ観光客の写真スポットになっていますヨ。
【Colonial Williamsburg Courthouse 裁判所】
教会のすぐ東には【Colonial Williamsburg Courthouse 裁判所】があります。タイムスケジュールに沿って、当時どのように裁判が行われていたのか、という説明もしてくれます。
【Raleigh Tavern ラレー・タバーン】
「タバーン」とは「居酒屋」という意味。植民地時代だった当時、このような居酒屋で夜な夜な「イギリスの植民地はもう嫌だ!」「独立しよう!」と飲兵衛たちが熱く語っていたとか。そんな “タバーンでの一幕” が野外演劇で観られます。
ちなみにこの建物のすぐ裏は パン屋 さんです。作り方も当時のまま、そんなパンをぜひ買ってみてくださいね。
【Capitol Building 議事堂】
メインストリートの東の終点、オオトリとも言える場所に鎮座するのは【Capitol Building 議事堂】。内部ツアーは20分〜30分ごとに行われています。
屋外では有料チケットがなくても観られるショーも!マイクもスピーカーもないので、近くの場所が取れないと話が聞き取れないかもしれないですが、観ているだけでもなかなか楽しいです。
これらのショーの時間は、その時々によって異なるので、ビジターセンターやチケット売り場でタイムスケジュールを確認してくださいね。
様々な職人さんのお店も見応えあり!
- 出典:blog.goo.ne.jp
- 出典:blog.goo.ne.jp
主な建物の他にも、たくさんのお店が、当時のままの姿であります。無料で入って買えるお店もありますが、残念ながら、ほとんどが入場券が無いと中に入ることができません。
というのも、貴重な職人技を見せてくれるから です。その一例をご紹介します。
靴職人のいる靴屋
18世紀当時の靴…といっても、今でも履けるくらいかっこいい靴を、当時の作り方で、手造りで作っています。
しかも、ただ作ったものを売っているだけではなく、どのように作っているかを見せてくれるんです。「ショー」という感じではなく、ただ普通に作っている仕事姿が見られ、質問すればなんでも応えてくれます。
銀細工職人のいるお店
こちらのご夫婦は 銀細工職人 さん。作っている工程も見られますし、もちろん商品も買えます。大きなものは高くて手が届かないかもしれませんが、小さなスプーンなど、記念にいかがでしょう?
馬牧場もある!馬車も立派
ここではよく観光客を乗せている馬車を見かけます。タクシー代わりにもなりますし、なかなか馬車に乗る機会もないので、貴重な体験ができます。この馬たちは、街中の 馬放牧場 で飼育されており、馬を扱う方も見事なものです。
他にもいーっぱい!
他にもたくさんありすぎて、ここでは紹介しきれませんが、もっと詳しく知りたい方は、ぜひ ホームページ をご覧ください。レンガ屋さん、カツラ屋さん、製本屋さん、薬屋さん、帽子屋さん、家具屋さんなど、とにかく見応えあるお店がいっぱいです!