その他

アート好きがオススメする、世界の気になる専門ミュージアム6選

取材・写真・文:

東京在住

2019年8月29日更新

2,618view

お気に入り

この記事の目次表示

【4】ディックブルーナハウス/ミッフィーミュージアム(オランダ)

  • 写真:jihen2

ミッフィーの作者として有名なディック・ブルーナは、オランダ出身のグラフィックデザイナー。首都アムステルダムから電車で30分ほどのユトレヒトという街に、ミッフィーミュージアムと、彼の作品を集めた美術館があります。

  • 写真:jihen2
  • 写真:jihen2

館内にはミッフィーとその仲間たちのイラストや原画を中心に、ミッフィーで埋め尽くされていて、ファンはもちろん、かわいいもの好きにもたまらない空間!ミッフィーのオブジェやインテリアがあちこちにあり、ミッフィーミュージアムならではの心踊る内装です。

  • 写真:jihen2

ミッフィーシリーズのイラストは、極限までシンプルで洗練された線や形で構成されているのが特徴で、パズルや線画など見せ方によって、それをいたるところで感じることができます。子どもから大人まで楽しめるのも良いところ。

  • 写真:jihen2
  • 写真:jihen2

またブルーナは、ミッフィー以外のキャラクターやグラフィック作品もとても素敵なので、オランダを代表するデザインワールドに浸るという意味でもとても魅力的です。ミッフィーミュージアムの向かいにあるセントラルミュージアムは、ミッフィーというよりブルーナ自身にフォーカスしていて、アトリエの様子や他の作品の原画なども展示されています。

とはいえやっぱりミッフィー!いろいろなミッフィーに会いに、オランダへ旅してみてはいかが?

ミッフィー・ミュージアム
オランダ / 博物館・美術館
住所:Agnietenstraat 2, 3512 Utrecht, Netherlands地図で見る
Web:http://nijntjemuseum.nl

【5】移民博物館(アメリカ)

  • 写真:jihen2

ニューヨークの沖・自由の女神像で有名なスタテン島のすぐ近く、エリス島にある博物館。アメリカ移民局があった場所で、19世紀後半から約60年間、ヨーロッパからの移民が必ず通った施設です。アメリカにおいて移民は歴史の重要な一部であり、今は博物館として様々な展示を見ることができます。

  • 写真:jihen2
  • 写真:jihen2

メインホールは当時は入国を待つ人で大行列だったそう。展示を見ると、メディカルチェックや所持金のチェックなど、受理されるためにいくつものステップがあったのがよく分かります。入国スタンプをモチーフにしたものなど、深いテーマながらわかりやすく楽しく学べるようになっていて、当時の移民たちのドキドキも伝わってきます。ちなみに日本語オーディオガイドを無料で借りられます。

  • 写真:jihen2
  • 写真:jihen2自由の女神像の背後にあります

自由の女神像のあるスタテン島に行くフェリーは、必ずこのエリス島に寄ります。ですがオマケと思うことなかれ、実は見どころ満載の要チェックスポットです!

エリス島 移民博物館
ニューヨーク / 博物館
住所:Immigration Museum, Battery Park and Liberty Island, New York City, NY 10017地図で見る
電話:212-883-1986

【6】ミュシャ美術館(チェコ)

  • 写真:jihen2

日本でも有名な画家、アルフォンス・ミュシャの美術館。繊細に描かれた女性と有機的な花の造形が美しい絵画で知られます。現チェコの出身ということで、首都プラハに彼の美術館があります。ちなみに正しい発音はミュシャではなく「ムハ」なので注意!

残念ながら館内は撮影禁止。けれどメディアでも見かける美しい女性の絵画がずらりと並び圧巻です。女性の美しさに目が行きがちですが、曲線を使ったグラフィックデザインも魅力のミュシャ作品をじっくり満喫できます。

  • 写真:jihen2
  • 写真:jihen2

近くにはミュシャが内装画を描いたホールのある市民会館や、こちらも内装が美しいプラハ中央郵便局があり、合わせて立ち寄るのにおすすめです。さまざまな様式の建築や装飾がひしめき合うプラハ、ミュシャを中心に芸術を堪能しましょう!

ミュシャ(ムハ)美術館
チェコ / 博物館・美術館 / 美術館
住所:Kaunicky palac, Panska 7, 110 00 Praha 1地図で見る
Web:http://www.mucha.cz/index3.phtml?S=home&Lang=JP

【まとめ】

いわゆる名美術館と呼ばれるものももちろん良いですが、こういった「○○専門」にはその国や都市の個性も垣間見えて、旅先の地にグッと近づける素敵なスポットです。プランのひとつとして、ぜひ訪れてみて下さい♪

次のページを読む

その他の旅行予約はこちら


この記事で紹介されたスポットの地図

関連するキーワード

※記事内容については、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

あなたにオススメの記事

同じテーマの記事


【2024】世界の人気美術館TOP26!旅行好きが行っている美術館ランキング

パリ・ルーブル美術館、ニューヨーク・メトロポリタン美術館など各国を代表する美術館の数々を、トリップノートの9万2千人の旅行好きトラベラー会員(2024年1月現在...


海外の人気博物館TOP27!旅行者が行っている世界の博物館ランキング

国立故宮博物院や大英博物館、ナショナル9/11メモリアル&ミュージアムをはじめとする海外の博物館を、トリップノートの8万8千人のトラベラー会員(2023年5月現...

世界の青い街5選!モロッコ・インド・スペイン・ギリシャ・チュニジアのブルーシティまとめ

世界には、びっくりするような青に染まったブルーシティが各地にあります。とくに有名なモロッコのシャウエンをはじめ、一度は訪れたい、モロッコ・インド・スペイン・ギリ...

年末年始の海外旅行におすすめの国・都市16選!お正月は海外で年越ししよう

お正月休みに海外旅行へ出かけたいという方に、冬にベストシーズンを迎える国や、年越しのカウントダウンイベントが魅力の旅行先など、年末年始の海外旅行におすすめの国・...

諸説あり!世界三大美術館・世界四大美術館(博物館)に数えられる有名美術館・博物館を一挙紹介

実はいつ、誰が言い始めたのか定かでない「世界三大美術館」に「世界四大美術館(博物館)」。そのためその候補も諸説ありますが、この記事では候補として挙げられることの...

この記事を書いたトラベルライター

プランナー 兼 トラベラー / 旅のきっかけをつくるひと
内装やイベントブース設営の仕事をしながら、世界各地へ旅に出ています。旅のキーワードはアートとデザイン、雑貨、世界遺産。
いろいろな国の文化や芸術が好きすぎて世界遺産検定1級とりました。
カナダ・トロント→なんちゃって世界一周→再び日本。

素敵な旅づくりのきっかけになるような情報と魅力を紹介していきたいと思います。
instagramでの発信に力を入れているのでぜひチェックして下さい。

車なしでも見どころ攻略!淡路島めぐり完全ガイド

兵庫県と徳島県の間にある淡路島は、瀬戸内海の自然美と、その立地ならではの見どころがたくさんある場所です。車がないと巡るのは難しい…というのが一般的ですが、公共交...


かわいくて喜ばれる、ハズさない栃木みやげ5選

栃木といえばいちご、宇都宮餃子、日光東照宮、などなど。観光地らしい定番のおみやげももちろん良いですが、ときには「おっ!」「かわいい!」と言われるような、ちょっと...


かわいくて喜ばれる、ハズさないカナダ土産10選

カナダといえばメープルシロップが有名で、観光地ならどこにでもあります。そんな定番をお土産にするのももちろん良いですが、せっかくなら「おっ!」「かわいい!」と言わ...

【岩手】三陸の恵みもスイーツも!宮古のご当地グルメ&おみやげ4選

岩手県宮古市は県東部の三陸海岸沿いのまち。三陸といえば海産物のイメージが強いですが、具体的にどんなご当地グルメがあるかご存知でしょうか。これを食べるのを目的に行...

【アメリカ】大人も女子も必見!ヒューストン・NASAジョンソン宇宙センター

テキサス州・ヒューストンといえばNASAのジョンソン宇宙センターが有名。でも実際なにがあるのか?どんな楽しみ方があるのか?アミューズメント施設とあなどることなか...

トラベルライターインタビュー Vol.3 Emmyさん

【トラベルライターインタビューVol.3】一人旅を応援する記事を多数執筆!Emmyさんならではの人気記事執筆のコツやその原動力に迫ります