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【4】ディックブルーナハウス/ミッフィーミュージアム(オランダ)
ミッフィーの作者として有名なディック・ブルーナは、オランダ出身のグラフィックデザイナー。首都アムステルダムから電車で30分ほどのユトレヒトという街に、ミッフィーミュージアムと、彼の作品を集めた美術館があります。
館内にはミッフィーとその仲間たちのイラストや原画を中心に、ミッフィーで埋め尽くされていて、ファンはもちろん、かわいいもの好きにもたまらない空間!ミッフィーのオブジェやインテリアがあちこちにあり、ミッフィーミュージアムならではの心踊る内装です。
ミッフィーシリーズのイラストは、極限までシンプルで洗練された線や形で構成されているのが特徴で、パズルや線画など見せ方によって、それをいたるところで感じることができます。子どもから大人まで楽しめるのも良いところ。
またブルーナは、ミッフィー以外のキャラクターやグラフィック作品もとても素敵なので、オランダを代表するデザインワールドに浸るという意味でもとても魅力的です。ミッフィーミュージアムの向かいにあるセントラルミュージアムは、ミッフィーというよりブルーナ自身にフォーカスしていて、アトリエの様子や他の作品の原画なども展示されています。
とはいえやっぱりミッフィー!いろいろなミッフィーに会いに、オランダへ旅してみてはいかが?
- ミッフィー・ミュージアム
- オランダ / 博物館・美術館
- 住所:Agnietenstraat 2, 3512 Utrecht, Netherlands地図で見る
- Web:http://nijntjemuseum.nl
【5】移民博物館(アメリカ)
ニューヨークの沖・自由の女神像で有名なスタテン島のすぐ近く、エリス島にある博物館。アメリカ移民局があった場所で、19世紀後半から約60年間、ヨーロッパからの移民が必ず通った施設です。アメリカにおいて移民は歴史の重要な一部であり、今は博物館として様々な展示を見ることができます。
メインホールは当時は入国を待つ人で大行列だったそう。展示を見ると、メディカルチェックや所持金のチェックなど、受理されるためにいくつものステップがあったのがよく分かります。入国スタンプをモチーフにしたものなど、深いテーマながらわかりやすく楽しく学べるようになっていて、当時の移民たちのドキドキも伝わってきます。ちなみに日本語オーディオガイドを無料で借りられます。
自由の女神像のあるスタテン島に行くフェリーは、必ずこのエリス島に寄ります。ですがオマケと思うことなかれ、実は見どころ満載の要チェックスポットです!
- エリス島 移民博物館
- ニューヨーク / 博物館
- 住所:Immigration Museum, Battery Park and Liberty Island, New York City, NY 10017地図で見る
- 電話:212-883-1986
【6】ミュシャ美術館(チェコ)
日本でも有名な画家、アルフォンス・ミュシャの美術館。繊細に描かれた女性と有機的な花の造形が美しい絵画で知られます。現チェコの出身ということで、首都プラハに彼の美術館があります。ちなみに正しい発音はミュシャではなく「ムハ」なので注意!
残念ながら館内は撮影禁止。けれどメディアでも見かける美しい女性の絵画がずらりと並び圧巻です。女性の美しさに目が行きがちですが、曲線を使ったグラフィックデザインも魅力のミュシャ作品をじっくり満喫できます。
近くにはミュシャが内装画を描いたホールのある市民会館や、こちらも内装が美しいプラハ中央郵便局があり、合わせて立ち寄るのにおすすめです。さまざまな様式の建築や装飾がひしめき合うプラハ、ミュシャを中心に芸術を堪能しましょう!
- ミュシャ(ムハ)美術館
- チェコ / 博物館・美術館 / 美術館
- 住所:Kaunicky palac, Panska 7, 110 00 Praha 1地図で見る
- Web:http://www.mucha.cz/index3.phtml?S=home&Lang=JP
【まとめ】
いわゆる名美術館と呼ばれるものももちろん良いですが、こういった「○○専門」にはその国や都市の個性も垣間見えて、旅先の地にグッと近づける素敵なスポットです。プランのひとつとして、ぜひ訪れてみて下さい♪