大自然の国カナダの東部にあるケベックシティでは、ケベック州の伝統料理が食べられるお店がたくさんあります。中でもおすすめしたいのがウサギ料理!旧市街にあるかわいくておいしい有名店をご紹介。
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ウサギ料理が食べられるLe Lapin Sauté
お店の名前「Le Lapin Sauté(ル・ラパン・ソテ)」の「Lapin」はフランス語でウサギの意味。世界遺産にもなっているケベック旧市街のメインストリート、プティ・シャンブラン通りにあります。フランス文化が色濃く残るケベックシティの、ヨーロッパのような街並みの旧市街にぴったりのかわいい外観です。
写真だと雪に覆われていて見えないのですが、お店の看板の上にはあちこちにウサギがあしらわれています。窓辺にもちょこんといたり、お店全体でウサギを表現していてワクワク度アップ!
ちなみに向かいには「Le Cochon Dingue(ル・コション・ダング)」という、こちらはフランス語で子豚の意味のカフェレストランがあります。同じようにお店の外に子豚がいて、姉妹店かな?と思うような共通のほのぼの感がたまりません。
街の中心エリアからなら徒歩でアクセスできる場所で、他の都市から高速バスなどで来る場合は市内バスも便利です。アクセスしやすい観光エリアに素敵なお店がぎゅっと集まっているのもケベックシティの特徴です。
まるで森ガールのような雰囲気!オシャレな内装
カフェレストランとしてももちろん素敵なお店で、内装もとってもオシャレです。そしてやっぱりウサギ料理が売りというだけあって、日本でいう森ガールのような雰囲気がどことなく漂います。お店の中もあちこちにウサギアイテムがあるのもポイント!
観光エリアど真ん中にあるのでお客の出入りは多いですが、それでも十分リラックスできる空間です。程よく観光地感があり、程よく“オシャレカフェ感”があるので、王道派から街歩き派まで幅広い人におすすめできます!
いざウサギ料理メニュー!
英語とフランス語のメニューがありますが、ずばり「rabbit」「Lapin」の文字を探しましょう!もちろん普通のカフェメニューもたくさんあるのでご安心を。
おすすめは写真のプレート料理。puff pastryというパイのようなものの中に、ウサギの肉とチーズなどの具がぎっしり詰まっています。ケベック州の定番であるメープルクレープや、Rabbit rillettesというウサギ肉のペーストなどをプラスして、カスタマイズすることも可能です。
肉自体は鶏肉と豚肉の中間のような感じで、そこまで野性味は感じないと思います。カナダでは先住民族へのリスペクトがしっかりとあり、そんなカナダの伝統を味わえるのが醍醐味のひとつではないでしょうか。
他にもbraised rabbit legという、煮込んだウサギ肉がドン!と出てくるプレートや、rabbit poutineという、ケベック州のソウルフード「プティン」のウサギバージョンなど、とにかくメニューが豊富!
プティンやメープルクレープについてはモントリオールの記事で詳しく紹介しているので、こちらも参考にしてみてください。
まとめ
ケベックシティは観光エリアが小さいので長く滞在する人は少ないですが、そんなショートトリップの中でぜひ、ケベックシティならではの料理にトライしてみてはいかがでしょうか。
※値段はすべて記事執筆時点のレート(1カナダドル=82.9円)で計算しています
- ル・ラパン・ソテ
- カナダ / 洋食・西洋料理
- 住所:52 rue du Petit-Champlain Québec地図で見る
- Web:http://www.lapinsaute.com/#/