恵比寿ガーデンプレイスは、サッポロビール工場跡地にできた複合型施設です。そんなガーデンプレイスの中で一番景色が良い39Fにある、オーストラリア生まれのモダン・タイレストラン「Longrain」を紹介します。
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どんなレストラン?
東京・恵比寿にある恵比寿ガーデンプレイスタワーの39Fにあるタイレストラン。Longrainは、1999年オーストラリアのシドニーで、spicy(辛さ)、sweet(甘さ)、sour(酸味)、salty(塩気)の4つの要素と素材を上手く取り入れた、モダンなタイ料理をコンセプトにオープンしました。
入口を入れば、そこにはオシャレなカウンター席があり、その奥には全面ガラス張りのテーブル席へと続きます。広々とした空間には、160席もあるんです。
窓側の席からは、新宿や東京タワー、遠くにはレインボーブリッジ、そしてディズニーランドの花火などが見え、摩天楼の中で食事をしているような錯覚に陥ってしまいます。
おすすめのコース料理
今回筆者が頂いたコース、窓側席確約の¥7,000のコースを紹介します。こちらのコースには、乾杯用のスパークリングワインと記念日のケーキ、食後のドリンクが付いています。
3種類の前菜
まずはMiang Kham(ミャンカム)が出てきます。ミャンカムとは、「一口で色々な物を食べる」と言う意味があり、タイでは前菜を意味します。チャプルーの葉の上に海老、ピーナッツ、パイナップルが乗ったものと、フレッシュシトラス、ココナッツ、パクチーが乗ったものの2種類です。葉っぱに巻いて一口で頂きましょう。口の中に爽やかな味が広がり、前菜にぴったり!
次に、エッグネット、ビーンスプラウトサラダ。まるで、蜘蛛の巣に囲まれているような見た目です!中には、もやし、ミント、パクチー、海老、ひき肉、ピーナッツが入っています。全てを混ぜて頂きましょう。付け合わせのソースをかければ、引き締まった味も楽しめます。
シーフード揚げ春巻きは、外はパリパリ、中は海老が入ったカレー味の春巻き。タイバジル・グリーンナムジムソースをかけて頂けば、辛さが増してお酒がすすむ一品です。
ボリュームたっぷりのメイン
クライングタイガー・ホット&サワーソースは牛ハラミ、ショートリブ(1人+¥700)、フィレ(1人+¥1,000)から選ぶ事が出来ます。チャーグリルで焼かれた、ジューシーで柔らかなお肉には、まずライムを絞って頂きましょう。次に辛いソースと酸味の効いたソースを付けて頂けば、3種類の味が楽しめます。
アジアングリーン野菜オイスター炒めは、シャキシャキの野菜がオイスターソースに絡まり、止まらなくなる美味しさ。辛くないので、食べやすい一品です。ご飯に添えて頂くのも良いでしょう。
人気のシーフードグリーンカレーは、ナス、インゲン、ベビーコーン、海老が入っていて辛味、旨味たっぷりのココナッツ味のグリーンカレー。タイライスにたっぷりかけて頂きましょう。グリーンカレー好きを唸らせる絶品。
お楽しみのデザート
季節ごとに変わり、筆者が訪れた際のデザートは、タロ芋のムースにココナッツアイスクリーム、紫芋のチップがのったアジアンデザート。他では味わえない一品でした。
筆者が頂いたコースは、記念日のケーキが付いています。フルーツをたっぷり使ったミニホールケーキには、チョコレートでメッセージが入り、キャンドル付き。予約時にメッセージ入りをオーダーしましょう。
豊富なドリンクメニュー
ドリンクは、日本、タイ、ラオス、タヒチのビール(¥850~¥1,300)から、カクテルやワイン、シャンパンなどが揃っています。タイレストランには珍しく、何と75種類ものワインが揃っています。特にオーストリア産のワインの種類が豊富なので、是非オーダーしましょう。
コースには食後のドリンクもついており、コーヒー、タイティー、カフェラテ(+¥200)、フレッシュハーブブレンド(+¥300)から選ぶ事が出来ます。
最後に
普段頂くタイ料理とは少し違った、オーストリア生まれのモダンなタイ料理は、いかがでしたか?絶景の夜景を見ながら食事が出来るので、デートや女子会にぴったり!コース料理だけでなく、アラカルトも充実しているので、お酒を飲みながら軽く前菜だけ頂くのも良いでしょう。