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【15】マーケット広場(ヘルシンキ)
- 出典:www.flickr.comHelsinki Market Square - Photo by Bernt Rostad
ヘルシンキ中央駅から約1km離れたエテラ港にある「マーケット広場(別名:カウッパトリ)」。ヘルシンキを代表する人気観光スポットの一つで、観光客はもちろん、ローカルも多く訪れる活気溢れるマーケットです。
- 出典:tripnote.jpヘルシンキ中心部の中央屋外マーケット広場
マーケットでは朝採れの森ベリーや豆、にんじんなどのカラフルなフルーツと野菜がずらりと並び、それらを見て歩くだけでも目を楽しませてくれます。その他にも、ラップランドのトナカイの角で作ったアクセサリーやトナカイの毛皮マット等、フィンランドの名産品も要チェック!
月曜日〜土曜日にかけては毎朝6時半から、夏は日曜日もやっており朝10時〜開催されています。マーケットの終了時刻は夕方6時(土曜は4時、日曜は5時)となっているので、ヘルシンキのローカルな雰囲気も体感しながら買い物をしたい場合、午前中〜お昼にかけて立ち寄るのがおすすめです。
- 中央屋外マーケット広場
- フィンランド / 市場・朝市
- 住所:Eteläranta, 00170 Helsinki, フィンランド地図で見る
【16】ウスペンスキー寺院(ヘルシンキ)
ヘルシンキ大聖堂から歩いて約15分、海の近くの丘の上に佇むのは、赤レンガ造りの「ウスペンスキー寺院」です。日本語では生神女(しょうしんじょ)就寝大聖堂といい、聖母マリアの安眠(永眠)を意味しています。重厚な外観が、フィンランドっぽくない気がしませんか?こちらは、ロシア帝国の建築家であるアレクセイ・ゴルノスターエフが設計した寺院となっています。
- 出典:tripnote.jp
- 出典:tripnote.jp
内部はとてもゴージャスで、知らずに足を踏み入れると、そのきらびやかな様子に驚くかもしれません。祭壇にはいくつもの絵画が飾られ、周囲にはキラキラと輝くゴールドの装飾が施されています。そして天井は高く、柱には細かい模様が描かれています。
白亜でシンプルなヘルシンキ大聖堂とは対照的なイメージとなっているので、合わせて訪問すると違いが比較できて面白いかもしれません。ただし、こちらは平日は16時までしか中に入れませんので、訪れる時間には注意が必要です。
【17】カッペリ(ヘルシンキ)
- 出典:tripnote.jpCafe Kappeli
エスプラナーディ通りの港側に、ひときわ存在感を発するガラス張りの建物があります。それが、レストランとカフェを備える1867年創業の老舗店「カッペリ」です。入り口に入って左側がカフェコーナーとなっており、コーヒー1杯から利用が可能です。ショーケースから好きなものをとってレジに持っていくスタイルとなっており、時間やお腹の具合に応じて食べる量を調節することができます。
- 出典:tripnote.jpフィンランドのベリーをふんだんに使ったおいしいケーキ(値段不明)
入り口に入って右側にあるレストランエリアは、テーブルクロスのかかった落ち着いた空間です。前菜にトナカイのタルタルステーキ(€18.9≒2,400円)や、メインはサーモングリルやトナカイ肉のフライ、アーティチョークリゾットなど魚、肉、野菜等から選ぶことができます(€35程度〜≒4,500円〜)。
- 出典:tripnote.jp夜のKappeli
- 出典:tripnote.jp夜のエスプラナディ通り
カフェスペースの席に座れば、港の様子を、レストランスペースでは目抜き通りの公園の様子や重厚な建物の街並みの景色を堪能することができます。
【18】アラビアファクトリー(ヘルシンキ)
- 出典:tripnote.jpアラビア・ファクトリーの外観
Arabia駅から徒歩2分ほどの場所にある「アラビア・ファクトリー」。アラビアやイッタラなどの北欧ブランド食器を、日本で買うよりもかなり安く購入することができます。タイミングによっては、セール商品がある場合も!
- 出典:tripnote.jpイッタラの人気シリーズ マリボウル
- 出典:tripnote.jpアラビア工場限定のマグ €9(約1200円)
イッタラとマリメッコのコラボ品であるマリボウルなどもあり、北欧食器好きにはたまらない空間です。なかでもオススメしたい商品が、ファクトリー限定のマグカップ。歴代のアラビアのロゴが全面プリントされていて、とっても可愛いんですよ。購入時に免税手続きも対応してもらえますので、そちらもお忘れなく。
- アラビアファクトリー
- フィンランド / 雑貨・インテリア
- 住所:Tavastvägen 135, 00560 Helsingfors地図で見る
- 電話:+358 20 4393507
- Web:http://www.arabia.fi/
【19】トゥルク城(トゥルク)
フィンランド南西にある都市「トゥルク」は、かつてはフィンランドの都として栄えた古都で、1812年まで首都として繁栄していました。そんなトゥルクの一番の見所が、1280年ごろにスウェーデンがトゥルクを統治するために建てたトゥルク城です。フィンランド最大にして最古の城で、まるで迷路のように細い通路が張り巡らされています。
現在は歴史博物館となっており、民族衣装を身にまとった係の方が出迎えてくれます。城内では時代ごとに衣装や美術新などを展示するほか、当時のトゥルク城の生活を再現した部屋は見応えがあります。
- トゥルク城
- フィンランド / 建造物
- 住所:Linnankatu 80, 20100 Turku地図で見る
- 電話:+358 2 2620300
- Web:https://www.turku.fi/turunlinna
【20】シベリウス公園(ヘルシンキ)
世界的に有名なフィンランドの作曲家ジャン・シベリウス(Jean Sibelius)の業績を記念して造られた公園が「シベリウス公園」。園内には様々な植物や花が植えられている、自然豊かな公園です。最大の見どころは何と言っても公園中心部にある「シベリウスの顔」と「パイプオルガン」のモニュメント。公園のシンボルとも言えるこれらのモニュメントを背景にして、記念撮影を行うスポットとしても人気です。
またこちらのシベリウス公園は、園内が夕日の光に包まれるトワイライトタイムの表情も美しいと有名。ただし、フィンランドの日没時間は時期によってかなり変動!特に日が長くなる5月〜7月にかけては日の入りが10時半からというのが一般的なので、夕日に包まれた公園の景色を目に収めるためには、日没時間もしっかり確認してスケジュールを立ててくださいね。
【21】アテネウム美術館(ヘルシンキ)
ヘルシンキ中央駅の向かい側という、便利なロケーションにあるのが「アテネウム美術館」。フィンランド最大級の規模を誇る美術館で、絵画や彫刻、ドローリングなど、18世紀半ば〜1950年代までにかけてのフィンランドの芸術品を中心に所蔵・展示しています。「アテネウム」という名前は、知恵と芸術、戦略を司るギリシャ神話の女神パラス・アテーナーに由来しています。
- 出典:www.flickr.comフィンランド出身の芸術家たちの自画像 Photo by Luke McKernan
- 出典:www.flickr.comPhoto by Ilkka Jukarainen
フィンランド最大級規模の美術館というだけあって、そのコレクション数、なんと2万点以上!膨大な展示作品には、ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ、ポール・ゴーギャン、ポール・セザンヌ、マーク・シャガールといった国際的な芸術家たちの作品も含まれており、見どころも十分です。
また、アテネウム美術館ではその展示方法にも注目。フィンランド出身の作家の作品には歴史的背景の解説もセットで展示されており、フィンランドが独立するまでの流れを絵画を通して学ぶことができます。アートと共にフィンランドの歴史も辿るという、とても有意義な時間を過ごすことができます。
- アテネウム美術館
- フィンランド / 博物館・美術館 / 美術館
- 住所:Kaivokatu 2, 00100 Helsinki, Finland地図で見る
- 電話:294 500 401
- Web:https://ateneum.fi/?lang=ja