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【8】カール ファッツェルカフェ(ヘルシンキ)
- 出典:www.flickr.comヘルシンキ中心地にあるFazerカフェ(Photo by John Lord)
約130年の歴史を持つ、フィンランドの老舗チョコレートメーカーが展開する人気カフェ「カール ファッツェルカフェ」。内部の雰囲気はカジュアルで、まず入店すると目に入るのが、Fazer製チョコレート菓子の数々。個装のチョコレートは量り売りとなっており、1個から購入することも可能です。
- 出典:www.flickr.comチョコレート屋さんがつくる濃厚なチョコレートケーキ(Photo by David Wagner)※値段不明
- 出典:tripnote.jpパッケージも素敵なFazerのチョコレート(値段不明)
店内のショーウィンドウには、濃厚な自社製ミルクチョコレートを使ったケーキやフィンランドらしいベリータルト、シナモンロールなどが並び、どれも美味しそうで迷ってしまいます。
口に入れるととろけるクリーミーなチョコレートクリームをたっぷりと纏ったケーキと、カフェラテの苦味が絶妙な塩梅。フィンランドで愛され続ける地元っ子の味を、ぜひ堪能してみてはいかがでしょうか?
- カール ファッツェルカフェ
- フィンランド / カフェ・喫茶店 / スイーツ
- 住所:Kluuvikatu 3, 00100 Helsinki地図で見る
【9】テンペリアウキオ教会(ヘルシンキ)
テンペリアウキオ教会は通称「石の教会(ロックチャーチ)」とも呼ばれており、その名の通り、岩をくりぬいて出来た世界的にも珍しい教会です。1961年「自然な岩の形を残す」という趣旨のデザインコンペで選ばれた、スオマライネン兄弟によってデザインされました。
- 出典:tripnote.jpパイプオルガンの音がよく響きます。
- 外観は至ってシンプル
その趣旨通り、教会の中は岩がむき出しの状態になっていますが、ガラス張りになった天井から差し込む光とよく音が響く環境のおかげで、とても柔らかい印象も同時に持ち合わせているから不思議。教会内には立派なパイプオルガンもあり、その音色が岩に反響してとてもキレイに聞こえるんですよ。そんなに広くない教会ですが、一見の価値ありです!
- テンペリアウキオ教会
- フィンランド / 社寺・教会 / 教会
- 住所:Luthergatan 3, 00100 Helsingfors地図で見る
【10】スオメンリンナの要塞(スオメンリンナ島)
「要塞の島」として知られるスオメンリンナ島へは、ヘルシンキのマーケット広場から出ている船で約15分、1時間に2〜3本運行しています。要塞は、ロシア帝国からフィンランドを守るために建設されたもので、その後、ロシアに海軍基地として使われていた歴史があります。橋で結ばれた6つの島にまたがり、200の建物、6kmにも及ぶ防御壁からなっています。
- 出典:tripnote.jp
- 出典:tripnote.jp残された壕ですが、上には草花が生い茂っています。
自然豊かな島は、秋には紅葉、冬には雪景色が楽しめますが、おすすめは菜の花が咲く6月ごろ。一面に広がる黄色い菜の花と、その先に海が見える景色はとてもフォトジェニックです。残された設備には、冒険できるトンネルもあります。中は真っ暗なので、懐中電灯を用意して来ている人もいれば、携帯電話の明かりを頼りに歩く人もおり、なかなか本格的です。
- スオメンリンナの要塞
- フィンランド / 遺跡・史跡 / 観光名所
- 住所:Susisaari 109-199, 00190 Helsinki Finland地図で見る
- Web:http://www.suomenlinna.fi/ja/
【11】ヌークシオ国立公園(エスポー)
ヘルシンキから公共交通機関を使って1時間足らずでアクセスできる、まさに「森と湖の国」らしさを体感できる国立公園。2006年に公開された映画「かもめ食堂」では、もたいまさこさん演じるマサコさんがキノコ狩りをしていた場所であり、映画DVDのジャケット写真が撮影された場所です。
約45k㎡の敷地にはハイキングコースも整備されており、気軽に大自然に触れ合えるとして地元の人に人気。わかりやすい標識もつけられているので、観光客でも安心してハイキングを楽しむことができます。
【12】サンタクロース村(ロヴァニエミ)
フィンランド北部のロヴァニエミ。北極圏から8km南にある街で、サンタクロースの故郷としても知られています。小さいながらも都市として栄えており、中心部からバスで20分ほど移動した郊外に「サンタクロース村」があります。12月のシーズンだけでなく一年中サンタクロースに会うことができ、季節を問わずクリスマス気分を楽しめます。
- 出典:tripnote.jp通常配達用のポスト
- 出典:tripnote.jpクリスマスの時期に届けたい手紙用のポスト
サンタクロース村にはポストカードや手紙もたくさん販売しているので、ぜひ手紙を出してみてください。ポストは2種類あり、赤いポストに投函すると、その年のクリスマス頃に届くようにしてくれます。
- 出典:tripnote.jpトナカイと一緒に森をお散歩
- 出典:tripnote.jp
サンタクロース村では、トナカイが引くソリに乗ることもできます。森の中をトナカイがゆっくりと歩き、それほどスピードが出ないので安心して楽しめますよ。また村内にはいくつかの小屋があり、カフェになっているものも。レストランでのお食事もいいですが、小屋のカフェでゆっくりとコーヒーを飲みながら温まるのもたまりませんね。
- サンタクロース村
- フィンランド / テーマパーク・レジャー
- 住所:Taehtikuja 2, 96930 Napapiiri, Rovaniemi地図で見る
- Web:http://santaclausvillage.jp/
【13】アルクティクム(ロヴァニエミ)
オーロラ観測やサンタクロースの故郷訪問が楽しめる、ラップランド入口の街「ロヴァニエミ」。この街でもうひとつ何か楽しむとしたら訪れたいのがアルクティクムです。国立ラップランド大学の北極センターとラップランド地域博物館から構成されており、北極圏の生活習慣や自然、文化、歴史などを学ぶことができます。
アルクティクムの付近は有名なオーロラ鑑賞スポットであり、館内でも、寝そべってオーロラを疑似体験しているような映像を楽しむことができます。博物館にはカフェも併設されているので、ゆっくり過ごしてみてはいかがでしょうか。
- アルクティクム
- フィンランド / 博物館・美術館
- 住所:Pohjoisranta 4, 96200 Rovaniemi地図で見る
- 電話:+358 16 3223260
- Web:https://www.arktikum.fi/
【14】ヘルシンキ大聖堂(ヘルシンキ)
ヘルシンキ中央駅から徒歩10分の場所にある「ヘルシンキ大聖堂」。白く清楚な姿が特徴的で、ヘルシンキの象徴ともいえる建物です。1852年に建てられ、1917年のフィンランド独立までは聖ニコラス教会と呼ばれていました。入場は無料なので、ぜひ中に入って自由に見学してみましょう。
- 出典:tripnote.jp
- 出典:tripnote.jp
内部はとてもシンプルなデザインで、中央の祭壇に飾られた大きな絵画と、天井から下がるシャンデリアがひときわ目立ちます。外観と同様に内装も白を基調としており、派手な装飾はほとんど見られないため清らかな印象を持つでしょう。
後ろを振り返ると上階には立派なパイプオルガンがあり、強い存在感を漂わせながら空間の一部として存在しています。日曜日の午前はミサが行われ、どなたでも無料で参加することができるので、日程が合う場合はぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。