香港料理といえば、みなさん何を想像しますか?飲茶、おかゆ、小籠包、エッグタルトなどなど、名物と呼べる料理がたくさんあります。でも、実は香港で欠かせない料理と言えるのが麺料理!それも様々なタイプの麺料理が香港には存在するんです。今回は香港リピーターの筆者が自信を持ってオススメする香港の麺料理店を4つお伝えします。
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1.旺角エリアのワンタン麺ならここ!好旺角麵家
香港で若者に人気のエリア旺角(モンコック)。必須の観光スポットである女人街や金魚街のあるこちらのエリアでオススメしたいのが、好旺角麵家。名前に麺の文字が入っている通り、麺料理が主体のローカルなレストランです。
こちらでオススメしたいのは、香港の定番である鮮蝦雲吞麺(エビワンタン麺)(35HKD/490円)。ワンタン麺を提供するお店は香港中に沢山あるのですが、旺角エリアでワンタン麺が食べたいならぜひこちらがオススメ。行列までは行かずとも、常に人の絶えない人気店です。
オススメのエビワンタン麺は、エビワンタン一つ一つが大きく、食べ応えも抜群!あっさり目のスープなので、女性でも食べやすい味になっています。
また、筆者は醤油和え麺(30HKD/420円)にも挑戦してみました。麺を醤油で炒めてネギを乗せただけの非常にシンプルな料理ですが、こちらも美味!比較的濃いめの味付けですが、量は多くないのでサッと食べることができます。グループで訪れる際には、ぜひ様々な麺料理をシェアしてみるのもいいかもしれません。
2.旺角エリアのローカルがオススメする、富記粥品
こちらも旺角エリアに位置する、ローカルな雰囲気が漂うレストラン。旺角では比較的名の知れたお店で、特に現地の方が多いです。店名に粥品とあるので元々はお粥がメインのお店なのですが、こちらの麺料理も実は絶品なんです。
筆者がオススメしたいのは、干炒牛河(52HKD/728円)と呼ばれるメニュー。ゴンチャウアウホウと読むのですが、香港の方々にはとても馴染みのある、いわゆる香港のお母さんの味的メニュー。もちもちとしたライスヌードルと香ばしい醤油が絡まったガッツリ系の味です。
この干炒牛河の名店として知られているのがこちらの富記粥品で、それゆえローカルの方々がこぞって訪れているんです。
麺ではありませんが、そのほかにも筆者がオススメしたいのは店先に吊るしてあるガチョウ(70HKD/980円)。秘製燒鵝と書かれたメニューがガチョウのお肉のみのメニュー。甘い蜜で照り焼きにされたガチョウは香ばしく、かつとても柔らかい絶品の味です。ローカルの方々もこぞってオーダーしており、こちらに来たらぜひ試していただきたい逸品です。
3.ガイドブックにも載る有名ワンタン麺、麥奀雲吞麵世家
今までの2店舗とは少し離れた香港島の中環(Central)駅から比較的近い場所にある海老ワンタン麺の名店が、麥奀雲吞麵世家(Mak's Noodle)です。こちらは香港国内に複数店舗を構えるほど有名なお店で、観光客・ローカル共に高い支持を集めるお店です。
こちらで何よりもオススメしたいのが、海老ワンタン麺(42HKD/588円)。大粒の海老ワンタンは食べ応え抜群で、海老もプリプリ。さすが香港の人気店と頷ける逸品です。
実はこちらのお店は160年前に中国の広州で開業したという歴史のあるお店。ですので、元々中国料理として知られているメニューもたくさんあります。その中で筆者がオススメしたいメニューは京都炸醤撈麺(ジャージャー麺)(61HKD/854円)。甘辛いトロッとしたソースはしつこくなく、また八角の香りも控えめなので、香港ビギナーにもオススメしたいメニューです。
4.深夜のワンタン麺、深仔記
九龍島の油麻地駅からほど近い場所にあり、しかも深夜4時半まで営業をしているのがこの深仔記。この辺りは比較的お酒を飲めるお店も多く、シメのラーメンの感覚でみなさま訪れているようです。
ただ、そんな深夜まで営業をしているお店ながら、名物のワンタン麺の味はピカイチ。特にこちらは海老ワンタン麺が28HKD/392円と他と比べて安く、コストパフォーマンスが高いことでも人気なんです。
さっぱりとした中にもコクのあるスープはまさにシメのいっぱいにピッタリのお味。ぜひ深夜のお供として訪れてほしいお店です。
※記事内のHKD(香港ドル)から日本円への換算は2018年7月現在のレートを利用しています(1HKD=約14円)。