ミラノといえばショッピングが楽しいイメージですが、公園に広がる木々の中でテイクアウトしたランチを食べたり、緑を見ながらぶらぶら散歩をしたり、ゆったりとした休暇を過ごしてみるのもおすすめです。今回は、ミラノにある2つの公園を紹介します。
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センピオーネ公園
センピオーネ公園は、ミラノの中で最も大きい公園です。かつてヴィスコンティン家、スフォルツァ家の敷地でしたが、1800年代の終わり頃、一般公開される公園となりました。エミリオ・アレマンニャによって設計されました。
長い楕円形をした広い公園の敷地内には、図書館、芸術劇場など色々な施設があります。パネルには、1月から12月までの開園、閉園時間が表示されています。
公園の入り口には、スフォルツェスコ城が建っています。1300年代、ヴィスコンティ家が建て、その後1450年フランチェスコ・スフォルツァが改築しました。現在スフォルツェスコ城の中は美術館・博物館となっていて、レオナルド・ダビンチやミケランジェロなどの作品を展示しています。
そして公園の反対側の入り口に建っているのが平和の門(Arco della Pace)です。ナポレオンの勝利を讃えるため、1807年に建てられました。センピオーネ公園のランドマークです。
- 平和の門(アルコ デッラ パーチェ)
- イタリア / 建造物
- 住所:Arco della Pace地図で見る
スフォルツェスコ城と平和の門の間に広がる公園には、芝生と緑の木々が広がっています。また、季節の花も見ることができます。地元のミラノっ子たちは、芝生に転がって日光浴をしたり、読書をしたりとのんびり過ごしています。
公園の真ん中には池があり、そこには、サン・ダミアーノ通りナヴォーリオから移設された人魚の橋(Ponte delle Sirenette)が架かっています。
池には、カモなど色々な水鳥が遊びに来ています。眺めているだけで癒されます。
ミラノ市立水族館では、ロンバルディア州の川や湖に生息している魚などを見ることができます。規模は小さいですが、ヨーロッパで3番目に古い歴史ある水族館です。
- ミラノ市立水族館
- イタリア / 公園・動植物園 / 水族館
- 住所:Viale Gadio,2,20121 Milano地図で見る
- 電話:0288465750
- Web:http://acquariocivicomilano.eu
インドロ・モンタネッリ公共庭園
インドロモンタネッリ公共庭園は、1700年代ピエルマリーニよって設計された、ミラノで最初に一般公開された最古の公園です。その後1800年代ジュゼッペ・バルザレット、エミリオ・アレマンニャによって英国風の庭園になりました。
庭園内には、自然史博物館、プラネタリウムなどの施設があります。センピオーネ公園と同じく、パネルには1月から12月までの開園、閉園時間が表示されています。
緑豊かな公園内には、犬の散歩やジョギングをしている人が多くいます。
ドッグランのコーナーもあり、犬たちのための遊具なども置かれています。
こちらは17世紀に建てられた宮殿パラッツォ・ドゥニャーニ。内部はバロック様式の建物で、壁と天井にはフレスコ画が描かれています。
- インドロ・モンタネッリ庭園
- イタリア / 公園・動植物園 / 庭園
- 住所:Bastioni di Porta Venezia,20121 Milano地図で見る
まとめ
都会の喧騒から離れて自然にふれると、心身ともにリフレッシュできます。旅の間に、公園でのんびり過ごす予定を入れてみるのも、疲れが取れる休暇としておススメです。