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首都圏発！1枚の「青春18きっぷ」を実際にどう使ったのか？
では筆者が以前青春18きっぷで日帰り旅をしたときの、5回分の具体的な内容を参考までにご紹介します。
ちなみに以下の日帰り旅は、すべて千葉のJR常磐線「松戸駅」を起点としています。
【1】茨城・那珂湊旅（18きっぷ×ローカル線×親子旅）
写真：自由旅クリエイターにじねこMii
このときは青春18きっぷの旅に加えて「ひたちなか海浜鉄道湊線」というローカル線にも乗車（運賃は別途必要）し、のんびり鉄道旅を満喫しました。
〈旅の行程〉
「松戸駅」出発→JR常磐線にて「勝田駅」下車→ローカル線「ひたちなか海浜鉄道湊線」にて「那珂湊駅」へ→「アクアワールド茨城県大洗水族館」、「那珂湊おさかな市場」、「ほしいも専門店大丸屋」などを観光
写真：自由旅クリエイターにじねこMii
〈誰と？〉
娘との親子旅（中学生で大人料金のため、青春18きっぷを2回分使用）
〈JR区間の本来の乗車運賃〉
「松戸駅」と「勝田駅」の往復￥3,960×2人分で￥7,920
【2】山梨・大月旅（18きっぷ×山登り×ひとり旅）
写真：自由旅クリエイターにじねこMii
この旅は日帰り登山目的の18きっぷ旅。「大月駅」から徒歩圏内にある「岩殿山」の山登りを楽しみました。
〈旅の行程〉
「松戸駅」出発→中央本線「大月駅」下車→「岩殿山」に登山
写真：自由旅クリエイターにじねこMii
〈誰と？〉
ひとり旅
〈JR区間の本来の乗車運賃〉
「松戸駅」と「大月駅」の往復￥3,820
【3】千葉・成田＆佐原旅（18きっぷ×途中下車×レンタサイクル×ひとり旅）
写真：自由旅クリエイターにじねこMii
この旅では成田と佐原の2か所をまわりました。ちょっとタイトではありますが、まったく違う2つのスポットを満喫し満足の1日でした。
〈旅の行程〉
「松戸駅」出発→成田線「成田駅」下車→「成田市さくらの山」で成田空港の飛行機の離発着を見学→その後、同じく成田線「佐原駅」へ移動→レンタサイクルにて佐原の古い街並みと「香取神宮」を観光
- 写真：自由旅クリエイターにじねこMii
〈誰と？〉
ひとり旅
〈JR区間の本来の乗車運賃〉
「松戸駅」→「成田駅」→「佐原駅」→「松戸駅」まで￥2,710
【4】神奈川・小田原旅（18きっぷ×レンタサイクル×ひとり旅）
- 写真：自由旅クリエイターにじねこMii
風情ある城下町小田原をレンタサイクルで1日まわりました。
〈旅の行程〉
「松戸駅」出発→東海道本線「小田原駅」下車→レンタサイクルで「小田原城址公園」やその周辺を観光
- 写真：自由旅クリエイターにじねこMii
〈誰と？〉
ひとり旅
〈JR区間の本来の乗車運賃〉
「松戸駅」と「小田原駅」の往復￥3,960
本来の運賃との比較
4か所の日帰り旅で乗車したJR区間の本来の運賃合計金額→￥18,410
なので、
「青春18きっぷ」の￥12,050との比較の結果、￥6,360お得という結果に。日帰り旅でも、しっかりお得に「青春18きっぷ」を利用できますね！
この記事を書いたトラベルライターより一言
ちょっとハードルが高いと思われがちな「青春18きっぷ」。実は案外手軽に使えるきっぷなんです。
「前から気になっているけど、まだ行ったことのない近場」というのも意外とあるもの。「青春18きっぷ」は、そんな場所を訪れるいいきっかけにもなります。近場の日帰り旅は、長距離移動の旅に比べれば割安感は少ないかもしれませんが、全国のJR線で使えるというメリットを生かして上手に使いたいですね。
また時間の限られた日帰り旅だからこそ、現地でもめいっぱい楽しみたいもの。ローカル線やレンタサイクル、途中下車など、別のなにかをかけあわせることで、さらに自由度の高い旅をつくることができます。少しの工夫で、よりオリジナリティのある日帰り近場旅を満喫してみてください。
