“魔女の瞳”とも呼ばれている五色沼や、蔦野鳥の森のなかにある神秘の沼・蔦の七沼、”日本新三景”のひとつに選ばれている大沼国定公園など、日本のおすすめ絶景沼をご紹介します。
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1.魔女の瞳/五色沼(福島)
- 出典:tripnote.jpphoto by ふじりさん
「魔女の瞳」とも呼ばれているカルデラ湖「五色沼」。福島県で「五色沼」というと裏磐梯の五色沼湖沼群がよく知られていますが、こちらはまた別です。緑のなかに浮かび上がるコバルトブルーの水面は、まさに魔女の瞳のよう。浄土平から、標高1,949mの一切経山(いっさいきょうざん)の山頂まで登ると出会うことができる絶景です。
2.蔦の七沼(青森)
蔦七沼とは青森県十和田市に位置する、「蔦野鳥の森」のなかにある神秘の沼。
蔦沼、鏡沼、月沼、長沼、菅沼、ひょうたん沼、赤沼の7つの沼からなり、とくに朝焼けの美しさで知られる蔦沼がよく知られています。また赤沼は全国3位の透明度を誇るなど、それぞれに魅力が異なります。
赤沼を除く6つの沼は「沼めぐりの小道」と呼ばれる自然研究路が整備されており、トレッキングにも最適ですよ。
- 出典:tripnote.jp
一年を通じて楽しめますがオススメは紅葉シーズン。早朝、真っ赤に色付いた木々たちが朝日に照らし出される様は、一見の価値があります。わずかな時間しかみれない絶景を見に、訪ねてみてはいかが?
- 蔦の七沼
- 青森 / 自然・景勝地 / 穴場観光スポット / インスタ映え / 観光名所 / ツーリング
- 住所:青森県十和田市奥瀬蔦野湯地図で見る
- Web:http://www.aptinet.jp/Detail_display_00000137.html
3.五色沼(福島)
- 出典:tripnote.jp
福島県を代表する名峰・磐梯山のふもとに広がる「五色沼」。毘沙門沼、みどろ沼、弁天沼、瑠璃沼、青沼など大小30余りの沼の総称で、それぞれの沼が、見るたびにエメラルドグリーン、コバルトブルーなど様々な色合いに変わっていくことで知られます。最も大きい沼が「毘沙門」で、展望台からは沼越しの磐梯山が望めます。
それぞれの沼の間は「五色沼自然探勝路」という散策路が整備され、約3.6km・片道約80分ほどで沼めぐりが楽しめます。
- 五色沼
- 福島 / 自然・景勝地 / 観光名所 / 紅葉 / パワースポット / インスタ映え / ツーリング
- 住所:福島県北塩原村五色沼地図で見る
- Web:https://www.urabandai-inf.com/?page_id=141
4.大沼国定公園(北海道)
- 出典:tripnote.jpphoto by Yamadyさん
静岡県の三保松原、大分県の耶馬溪と並ぶ”日本新三景”のひとつ。駒ヶ岳が大噴火を繰り返しできた大沼と、小沼、じゅんさい沼の3つの湖、そして大小126の島からなる国定公園です。函館に隣接し、JR函館駅や函館空港、函館フェリーターミナルから車で1時間以内とアクセス抜群。大自然のなか、カヌーや遊覧船、サイクリング、ワカサギ釣りなどが楽しめます。
訪れるのに特におすすめの時期は、春の新緑と秋の紅葉シーズン。風が穏やかな日は湖面が水鏡となって、周囲の木々を湖面に映し出します。カヌーや遊覧船から眺める新緑、紅葉の景色も絶景ですよ。
冬は寒さが厳しい大沼国定公園。湖のほぼ全面が凍結しますが、白鳥台セバットは凍結せず、例年11月下旬〜翌年3月頃にかけて渡り鳥がやってきます。また、わかさぎ釣りやスノーシューツアー、雪上スノーモービル・バナナボートなど冬だからこそのアクティビティが楽しめます。
- 大沼国定公園
- 七飯町(亀田郡) / 自然・景勝地 / 紅葉 / 観光名所
- 住所:北海道亀田郡七飯町大沼町地図で見る
- 電話:0138-67-2170
- Web:http://onumakouen.com/
5.伊豆沼・内沼(宮城)
宮城県北部に位置する栗原市と登米市にまたがる、伊豆沼と内沼。毎年7月中旬から8月末にかけて、「伊豆沼・内沼はすまつり」が開催されます。
見どころは、何といっても遊覧船。通常は陸の上から眺めたり、近くを回遊するようなものですが、ここではなんと小型遊覧船に乗って湖面に咲き誇るハスの間を通り抜けられるのです!中心部に進むと、手が届くほどの距離に咲き誇るハスが。また辺り一面も、見渡す限りにハスが広がっていて、なんとも圧巻の絶景です。
見頃は8月中旬のお盆の頃ですが、ちょうど休日と重なることもあって混雑が予想されます。また、ハスは午前9時ころが一番開いているため、午前中に足を運ぶことをおススメします。
- 伊豆沼・内沼はすまつり
- 宮城 / イベント・祭り / 絶景 / インスタ映え
- 住所:宮城県栗原市 伊豆沼地図で見る
- 電話:0228-22-1151
- Web:https://www.kurihara-kb.net/publics/index/647/
6.大湯沼(北海道)
- 出典:tripnote.jpphoto by GEN0717さん
日和山の噴火活動によってできたひょうたんの形をした湯沼は、周囲1km、深さ22m。モクモクと湯煙があがり、辺りは硫黄の匂いに包まれています。広大な湯沼の底からは130度の硫黄泉が激しく噴出しており、看板には「中州に入ると埋ります」と恐ろしい一言が・・・。今は行われていませんが、昔はここから硫黄を採掘していたそうです。
7.菅沼(群馬)
白根山の溶岩流に堰き止められてできた沼。清水沼、弁天沼、北岐沼という連結する3つの沼を総称して、菅沼と呼ばれています。本州1位とも言われる透明度の高い湖で、そのエメラルドグリーンの水が人気です。キャンプ場が併設されていたり、カヌーやSUPなどのアクティビティも盛んです。キャンプ場は、玉木宏さんと宮崎あおいさんが出演された映画『ただ、君を愛してる』の撮影でも使用されたそう。
また周辺では9月下旬から10月中旬にかけて原生林が色づき、紅葉スポットとしてもおすすめです。
8.神仙沼(北海道)
- 出典:tripnote.jpphoto by キング&アドラーさん
海抜750mを越える高原にある沼。ニセコ周辺には大小様々な沼が数多く点在していますが、なかでも最も美しく神聖な雰囲気漂う場所が、ここ神仙沼です。凜と澄んだ空気と、空の青さを映し出した沼の静けさが魅力です。
沼の周辺には木道が整備されているので、ゆっくりと散策してみるのがオススメ。周囲のニセコ山系の景色もさることながら、足下に咲いている珍しい高山植物など、自然を満喫できるでしょう。
- 神仙沼
- 共和町(岩内郡) / 自然・景勝地 / 紅葉 / ハイキング / ツーリング
- 住所:北海道岩内郡共和町前田地図で見る
- 電話:0135-73-2011(内線127)
- Web:http://www.town.kyowa.hokkaido.jp/kankou/spot/shin...
9.潟沼(宮城)
酸性度の高いカルデラ湖で、気象条件によって水の色がエメラルドグリーンや淡い水色などさまざまに変化します。周辺には1.6kmの遊歩道が整備されており絶景を眺めながらの散策が楽しめるほか、グリーンシーズンにはボート遊びやSUPも体験できます。
10.観音沼森林公園(福島)
- 出典:tripnote.jp
福島県南会津下郷町(みなみあいづしもごうまち)にある観音沼森林公園は、裏那須とも呼ばれる場所で、福島県白河ICから約1時間、栃木県の那須高原から約90分の位置にあります。1万7千年前に会津旭岳の大噴火により出現した観音山の麓の沼を中心に、周辺一帯の約8ヘクタールが整備された森林公園です。
- 出典:tripnote.jp
野鳥の宝庫でもある「観音沼(かんのんぬま)森林公園」では、四季を通じて鳥のさえずりや花々などを楽しめますが、秋は観音沼に映りこむ紅葉が絶景で、朝早くから多くの観光客やカメラマンが訪れます。沼のところどころには、浮島もあり、周囲の山々との景観が美しく、撮影に夢中になってしまうことでしょう。日常を忘れてのリフレッシュには、最高のスポットです。
- 観音沼森林公園
- 福島 / 公園 / 紅葉
- 住所:福島県南会津郡下郷町野際新田地図で見る
- Web:https://www.aizu-concierge.com/spot/539/
11.睡蓮沼(青森)
- 出典:tripnote.jpphoto by Omikuさん
酸ヶ湯温泉から約4キロ離れた場所にある景勝地です。スイレン科のエゾヒツジグサが自生していることから、睡蓮沼と呼ばれています。八甲田山中に数多く点在する湿原のうち、眺望がひときわ雄大なことで有名です。
敷地内には見学に便利なデッキが整備されています。