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9. フキ (5月上旬~5月中旬)
特徴
食物繊維が豊富なフキは歯ごたえがあります。独特の風味が楽しめます。
食べ方
熱湯で一煮立ちさせ、一晩水に晒します。アク抜きをしたフキは、様々な料理に活用できます。おひたし、煮物、佃煮にもどうぞ。
10. ウルイ (5月上旬~5月中旬)
特徴
少しぬめりがあり、シャキッとしたクセのない独特の食感が特徴です。
食べ方
小さな若芽は天ぷらがお勧め。成長した葉は、アクがあります。葉の部分を切り落とし、白い茎の部分だけを使います。酢味噌がけがお勧めです。おひたしや和え物、炒め物等、色々な料理に使うことができます。
11. クレソン (5月上旬~5月下旬)
特徴
ピリッとした辛みと、ほのかな苦味、そして爽やかな香りが特徴のクレソン。その辛みと香りは、肉料理によく合います。
食べ方
クレソンはやはりサラダで食べるのが1番のお勧めです。他の野菜と和えて、生のまま食べましょう。その他にも、さっと茹でておひたしにしたり、味噌汁やかき揚げの具にしたりと、幅広く活躍する食材です。
12. ハチク (5月中旬~5月下旬)
特徴
風味の良さ、そしてアクの少ない淡白な味が特徴です。
食べ方
皮を剥き、米のとぎ汁で茹でます。串がスッと通るくらいになったら、お湯から上げて水にさらします。
ハチクは煮物や味噌田楽によく合います。タケノコ汁、天ぷら、タケノコご飯などにもお勧めです。
13. シュウデ (5月下旬~6月中旬)
特徴
「山のアスパラガス」と言われるシュウデ。クセのない味で、細いアスパラガスに似た食感を楽しめます。
食べ方
アクは少ないため、アク抜き不要です。茹でてマヨネーズを添えたり、ベーコン巻きにしたり、天ぷらにしたりと、アスパラガスと同じ食べ方ができます。
14. ウコギ (5月中旬)
特徴
食欲をそそる独特の香りと、ほのかな苦味が特徴です。
食べ方
ハカマを取り除き、柄が柔らかくなるまで茹でます。その後、2~3回水を替えながら水に晒してえぐみを抜きます。ただし、抜きすぎないように味見しながら加減しましょう。
お勧めは天ぷらです。おひたし、胡麻和えにも利用できます。茹でた若芽を塩もみして刻み、炊きたてのご飯に混ぜれば、香り良いウコギご飯になります。
15. サンショウ (5月中旬)
特徴
独特の爽やかな香りと、ピリリとした辛味が特徴です。
食べ方
サンショウは時期によってそれぞれに合った調理方法があります。
葉(木の芽)は料理の添え物として利用するのが一般的。または、茹でてアク抜きした後、酒、砂糖、醤油で煮ると、独特の香味が食欲をそそる佃煮としてお召し上がりいただけます。木の芽田楽も良いですね。青い実はアク抜きした後、佃煮や塩漬けに。熟した実は皮だけを天日干しした後、すりつぶして粉山椒として利用できます。
最後に
山菜は、新鮮さが命!購入したらできるだけ早く処理しましょう。保存する場合は、濡らした新聞紙に包み、冷暗所で保管しましょう。
さぁ、5月は木曽へ山菜を買いにおでかけしてみませんか?ぜひ色々な山菜料理に挑戦してみてくださいね!
※本記事でご紹介した山菜の一部(タラノメ、コシアブラ、ワラビ)は、道の駅が運営するECサイト「木曽ショップ」からもご購入が可能です。
※各山菜の店頭に並ぶ時期および値段は、年によって変動します。2020年は比較的安めの価格設定となっています。
- 道の駅 日義木曽駒高原
- 木曽町(木曽郡) / 道の駅・サービスエリア
- 住所:長野県木曽郡木曽町日義4730-3地図で見る
- 電話:0264-23-3644
- Web:http://www.michinoeki-kisokoma.jp/