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【ラオス】ルアンパバーンのナイトマーケットでおさえておきたい屋台グルメ5選!

取材・写真・文:

愛知在住

2018年4月5日更新

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写真:mayuko

ラオス料理は、アジア料理ならではの素朴さと、植民地時代のフランスのエスプリがうまくミックスされており、日本人の口にも合う料理がたくさんあります。ラオス料理と聞いてピンとこない方にこそ、味わっていただきたいのが屋台料理。今回は、ラオスの中でも特に有名な「ルアンパバーン・ナイトマーケット」で食べることができる屋台料理を紹介します。

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日没と共に現れるルアンパバーン・ナイトマーケット

世界遺産にもなっている都市・ルアンパバーンでは、日没後にナイトマーケットが並びだし、様々な食べ物を売る屋台が営業を始めます。

屋台には様々な料理が並んで目移りしてしまうかと思いますが、まずは食べていただきたい、代表的な屋台グルメを5つ紹介します。

【1】カオ・チー

  • 写真:mayuko

フランスパンを使った、ラオス風サンドイッチです。ラオスのパンはフランス植民地時代からの製法を受け継いでいるため、サンドイッチのバゲットも美味しいのです。中身はトマト、キャベツなどの野菜に、鶏肉・豚肉・ツナなどメインとなる具材を自分で選ぶことができます。

注文をすると、その場でバゲットに切りこみを入れて作ってくれます。バゲットの長さは30cmほどあるので、食べごたえも十分にあります。

  • 写真:mayuko約150円

【2】カオソーイ

  • 写真:mayuko約250円

お米のヌードルに、ピリ辛のひき肉を乗せた料理です。あっさり鶏がらだしのスープに、ツルンとした食感の麵がよく合い、スルスルとお腹に入っていきます。青唐辛子やパクチーのトッピングはセルフサービスです。麵の形やスープの味はお店によって違いがあるので、何軒か食べ比べてみるのも楽しいですね。

辛さ具合もほどほどで、私たち日本人でも無理なく食べられる程度になっています。テーブルの上に真っ赤な辛いソース瓶が置かれているので、物足りない方やチャレンジャーの方は、ぜひ試してみてください。

  • 写真:mayuko

【3】フルーツジュース

  • 写真:mayukoジュース1杯約150円

温かい気候のラオスでは、南国フルーツもよく採れます。パイナップル、マンゴーなどの新鮮な果物をその場で絞ったフレッシュジュースは、街を歩き回った体を癒してくれることと思います。

フルーツのディスプレイが店先に何種類も並んでいるので、食べたいものを指さすだけで簡単に注文ができるシステムも旅行者にはありがたいです。

【4】ローティー

  • 写真:mayuko約150円

ラオス風クレープです。味はもちろんですが、お店の方がクレープを手際よく作る様子は必見です!寝かせた生地を板の上でバンバン打ち付けると、あっという間に生地が2倍にも3倍にも広がっていきます。

生地が十分な大きさになったら、ふんだんにマーガリンを敷いた鉄板の上で焼いてくれます。そこに、卵とバナナを入れて包むように生地を畳んだら出来上がりです。

トッピングには、コンデンスミルクとチョコレートソースをたっぷり振り掛けて提供してくれます。もちもちの生地に、ほくほくしたバナナの食感や甘いソースがとても相性よく絡みます。

【5】サイ・ウア

  • 写真:mayuko

屋台街を歩いていると、お肉の焼ける香ばしい匂いにが漂っています。こちらはラオス風ソーセージです。中にはハーブが練りこまれているので、頬張った瞬間にエスニックな香りが鼻に抜けていきます。

極太でボリュームもあるのですが、ペロリと1本完食できます。肉々しくてラオスビールとの相性もバッチリです。

  • 写真:mayuko1本約100円

おわりに

味付けも辛すぎず、濃すぎずで旅行者でも抵抗なく食べることのできるラオス料理。タイ料理ともベトナム料理とも似て非なるものがたくさんあります。価格もお値打ちなので食べ歩きにピッタリです。

今回紹介した屋台グルメは、ルアンパバーンのナイトマーケット以外でも販売されていることが多いので、ラオスで屋台を見つけたら、ぜひ味わってみてください。

ルアンパバーン・ナイトマーケット
ラオス / 市場・朝市
住所:Sisavangvong Road, Luang Prabang, Laos地図で見る

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この記事を書いたトラベルライター

路地裏あるき大好きな、自称☆台湾親善大使☆
台湾のゴハン、優しさとテキトーさを合わせもつ人たち、景色に魅了されて、1年に最低1回は台湾を訪れています。定番の観光スポットからディープな楽しみ方など、いろいろ発信したいです。
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