茨城県ひたちなか市に本店をおくサザコーヒー(SAZA COFFEE)をご紹介します。この記事ではサザコーヒーの概要に加えて、お洒落な空間で知られる本店の様子をお伝えします。本当に美味しいコーヒー豆に出会うため社員が何度も現地へ足を運んで、上質なコーヒーを見つけているんです。スイーツやお食事も無添加で、食の安心安全にもこだわっています。
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サザコーヒーの概要
どんなコーヒー屋さん?
サザコーヒー(SAZA COFEE)は茨城県ひたちなか市が発祥地かつ本店所在地のコーヒーショップです。
コーヒー豆の購入はもちろんカフェとしても利用可能で、2020年現在14店舗を展開しています。茨城県内での出店が多いですが、東京(千代田区、港区、世田谷区)、埼玉(さいたま市)にも進出しています。
選び抜かれたコーヒー豆、添加物を使用しないスイーツと食事が支持を集め地元民や観光客から注目されています。品質にこだわる分、高価格帯の金額設定ですが店内は賑やかで混雑しています。
こだわりは?
サザコーヒーの最大の特徴は原料のコーヒー生豆にあります。人との繋がりで美味しいコーヒー農園を探し出し、社員が実際に生産地まで足を運んでいるそうです。
おもにコーヒー果実の熟度、完熟果実の収穫、伝統的精製方法、天日乾燥などによる味の違いに注目しているのだとか。
スイーツや食事に関しては「本物でおいしいものを取扱う」という会社の決まりがあります。その考えに基づいて仕入れた食品は、どこで?誰が?何から作った?をいつでも説明できるものだけを取扱っています。
店名の由来は?
「サザコーヒー」を漢字で書くと「且座珈琲」です。あまり見かけない漢字で難しいですよね。
その語源を解説すると、創業者の鈴木誉志男さんが茶道に心を寄せ、表千家に足を運んだことがきっかけとなっているそうです。
表千家において「サザ」とは「且(まさに)座(すわって)喫(ちゅうを)茶(たのしまんとす)=どうぞ座ってお茶をお楽しみください」を意味しているのだとか。これがサザコーヒーの由来です。
サザコーヒー本店のメニュー
メニュー表のご紹介
コーヒーの種類がとても豊富です。金額は570~1,200円まで様々。
エスプレッソ(560円~)、ホットドリンク(570円~)、コールドドリンク(570円~)、紅茶(640円~)の用意もあります。
食事はセットメニュー(1,000円~)、単品メニュー(280円~)、デザート(620円~)があります。主にパン、スープ、ソーセージ、キッシュ、ケーキ、パフェ、パンケーキなどの洋食です。
食事のレビュー
パンセット(1,000円)を注文すると、好きなスープ1種類、好きなパン2種類を選ぶことができます。
クラムチャウダーはコクがあってまろやかな味わいです。
全粒粉パンはほどよく柔らかくて、胚芽の茶色が綺麗です。フランスパンは表面がカリッとしていて、中はしっとりもちもちです。
パンセットソーセージ付き(1,280円)を注文すると、こんがり焼かれたボリューミーなソーセージが頂けます。
ポークシチューはトマトベースで野菜がたっぷり使われていました。
松の実パン、クルミパンはどちらも木の実のプチプチサクサクした食感が楽しめます。生地はふわふわしています。
飲み物は自由に選べます。ハーブティーは優しい味です。また、カフェでいただいた同じ商品を物販コーナーで購入することも可能です。
サザコーヒー本店の様子
駐車場
本店は商店街のなかにあります。本店から徒歩数分の場所(同じ商店街のなか)に駐車場があります。無料です。
隣接しているわけではないので、見落とさないように少し注意しておくと安心です。とはいえ同じ通りに位置していますので、看板を見ていれば大丈夫かと思います。
駐車スペース自体は広いですが本店は大体混雑していますので、その時はお隣の車とも距離が近く駐車しづらくなります。特に休日は満車近くまで車で埋まっています。
外観
1階建ての建物です。サザコーヒーの「且座」という文字が掘られています。
ちなみに本店にはコーヒー焙煎工場、ケーキ工房が併設されています。
カウンターとメインのお部屋
店内は木の雰囲気が強調されたナチュラルな空間になっています。
カウンター席は一人掛けです。カウンター越しにたくさんの可愛いカップが飾ってある様子を見ることができます。水出しコーヒーの器具も見学できます。
メインのお部屋には複数のテーブルが置かれています。なかには本棚の近くに設置されているテーブルもあって、読書にぴったりです。