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アンティグア
アンティグアは、正式名称をアンティグア・バーブーダといい、アンティグア島とバーブーダ島、レドンダ島の3島からなる国家です。
首都のセントジョンズはアンティグア島にあり、ほとんどの国民がこの島に住んでいます。こちらも小アンティル諸島の中では大きい島ですが、人口はバルバドスの1/3程度のおよそ10万人。アフリカ系が87.3%、白人系が1.6%という人口比です。
1493年にコロンブスによって発見され、スペイン、フランスの植民地を経て1667年にイギリスの植民地となります。バルバドス同様、黒人奴隷を連れてきて、主にプランテーションを経営していました。
バルバドスより20年弱遅れて1981年に国家として独立します。現在もイギリス連邦に属し、国家元首はイギリス国王。公用語も英語です。
アンティグアの首都セントジョンズ
アンティグアの首都セントジョンズの中心部には、観光客向けモールや地元の商店街、マリーナがあります。モールには高級ブランドがズラリと並んでおり、欧米からの観光客がチラホラ歩いていますが、バルバドスのように賑やかさはありません。
セントジョンズはカラフルタウン
観光客の行くショッピングモールは、どこもカラフルな壁。旧スペイン領などでは多いこれらのカラフルタウンですが、元イギリス領では珍しいです。
観光収入を主とする国ですので、観光客向けのクラフトマーケットが充実していますが、ここもほとんど人がおらず、少し寂しい感じです。
音楽も米ビルボードチャートの上位を占めているような流行曲が流れており、バルバドスのようなレゲエモードは皆無です。
モールの先にはマリーナがあり、バーブーダ島やレドーダ島へ行くフェリーが定期的にでているほか、その他の無人島へ行くクルーザーのツアーもあります。カリブ海クルーズの大型フェリーも寄港します。
しかし、ここでも人はおらずガラーン。皆様、ビーチでゆっくりされているのでしょうか?
静かな首都中心部をあとにし、ビーチへ行ってみることにします。
アンティグア島のビーチは数百にもおよぶ
島が滑らかな形をしたバルバドス島と違い、ギザギザして荒削り、入り江の多いアンティグア島には、百数十におよぶビーチがあります。
それぞれのビーチに特徴があり、地元の家族連れで賑やかなビーチもあれば、落ち着いた雰囲気のビーチもあるようなので、その日の気分に合わせて選ぶことができます。アンティグア島はそれほど大きくないので、首都セントジョンズから一番遠いビーチも車で40分くらいです。
アンティグア島の各ビーチへの行き方
電車のない島ですので、各ビーチへは車かバスで行きます。
バスの場合、セントジョンズを中心に東側へ行くのか、西側へ行くのかによってバスターミナルが異なります。東側の場合はセントジョンズ東側にある「East Bus Station」。西側の場合は街の西側にある「West Bus Station Terminal」より、ローカルバスに乗ります。
さすがにここへ来ると、地元の人々がいます。アンティグアの人々は、道を聞こうと話しかけると、恥ずかしいのか、はにかむ様子で教えてくれます。皆様とても親切で丁寧です。バルバドスの人々は、こちらから話しかけずとも向こうから声をかけてくる人が多かったので、何か性格的な違いを感じます。
- ウエスト・バス・ステーション・ターミナル
- アンティグア・バーブーダ / 駅・空港・ターミナル
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