岡山県の北部に位置し、古くから美作(みまさか)地域の中心として発展してきた津山市。江戸時代に津山城の城下町として栄え、当時の歴史や文化が感じられるスポットが数多く残っています。今回は、西の小京都と呼ばれる津山のオススメ観光スポットを8つご紹介します。
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【1】津山城跡
1616年(元和2年)に、藩主・森忠政が13年の歳月をかけて築いた日本三大平山城のひとつ、津山城。
明治の廃城令で建造物は全て取り壊されてしまっていますが、当時の面影が感じられる跡地や、地上から45mにも及ぶ立派な石垣、2005年に復元され一般公開されている備中櫓などを楽しめます。
他にも、愛のパワースポットとして密かな注目を集めている天守台の石垣の「愛の奇石」や、さくらや紅葉など四季折々の美しい景色が楽します。
津山を訪れたら絶対に外したくない、シンボル的存在の観光スポットです。
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【2】つやま自然のふしぎ館
津山城跡正面入口にたたずむ、つやま自然のふしぎ館では、動物の実物はく製を中心に、化石、鉱石類、貝類、昆虫類、人体標本類など、約22,000点が常時展示されています。
なかでも、創設者の遺言に基づいた本人の主要臓器の展示や、希少動物800点もの展示は圧巻です。
かつての高等学校木造校舎を改築した建物が利用されており、随所に歴史が感じられる館内は、レトロ好きな方にも大変オススメなスポットです。
関連記事:展示総数約22,000点!【岡山】独特な空間がたまらない異色博物館「つやま自然のふしぎ館」の魅力
- つやま自然のふしぎ館
- 岡山 / 博物館 / 雨の日観光 / 遊び場
- 住所:岡山県津山市山下98−1地図で見る
- 電話:0868-22-3518
- Web:http://www.fushigikan.jp/
【3】津山観光センター
津山城跡や、つやま自然のふしぎ館を見学する際に駐車場としても利用できる津山観光センター。
館内では、津山地方の特産品や和菓子、農産加工品、地酒などが販売されており、お土産選びにもオススメです。
他にも、津山周辺の豊富な観光情報や、郷土料理を楽しめるお食事処もあります。
駐車場は無料で、お手洗いなども併設されているので、津山観光の際にはぜひ立ち寄ってみて下さいね。
- 津山観光センター
- 岡山 / 観光サービス / レンタサイクル / 観光案内所・ビジターセンター / おみやげ屋
- 住所:岡山県津山市山下97-1地図で見る
- 電話:(0868)22-3310
- Web:http://www.tsuyamakan.jp/kankocenter/
【4】衆楽園
国の名勝に指定されている衆楽園は、江戸時代初期に津山藩主・森家によって築造された近世池泉廻遊式の大名庭園です。
大名庭園としての国の名勝指定は、岡山市の後楽園に次いで岡山県内では2例目です。
庭園の大半を池が占めており、水面に映る島影や、四季折々の樹木の枝ぶりからは、洗練された美しさを感じることができます。
入園料無料で一般公開されており、市街地の中にあるので気軽に訪れることができます。
ぜひ、四季折々の美しさを楽しまれて行って下さいね。
【5】城東の町並み
重要伝統的建造物群保存地区に指定されている城東の町並みでは、江戸時代後期から昭和初期に建てられた母屋や蔵など、各時代の生活様式に対応した建物を見ることができます。
テレビの撮影などにもよく使われる場所で、NHKの朝の連続ドラマ『あぐり』や、寅さんの『男はつらいよ』のロケ地としても有名です。
街並みの中には箕作阮甫旧宅など、多くの観光スポットがあるので、ぜひ足を運んでみて下さいね。
【6】津山洋学資料館
古くから城下町として栄えてきた津山市を中心とする美作地方(岡山県北東部)は、多くの洋学者を輩出した文化の地でもあります。
津山洋学資料館では、日本最初の西洋内科書『西説内科撰要』を訳述した津山範医・宇田川玄髄や、洋学全盛期の学者として活躍した箕作家などを中心に、洋学者の関係資料を収集・保存・公開しています。
日本の近代化に貢献した優秀な洋学者たちの歴史に、ぜひ触れていって下さいね。
- 津山洋学資料館
- 岡山 / 雨の日観光 / 博物館 / 穴場観光スポット / 歴史博物館
- 住所:岡山県津山市西新町5地図で見る
- 電話:0868-23-3324
- Web:http://www.tsuyama-yougaku.jp/
【7】和蘭堂(城東観光案内所)
和蘭堂は津山洋学資料館に併設した建物で、民芸品や小物などの展示販売や、城東地区の観光案内が行われています。
店内には、津山産の食材を楽しめる喫茶もあるので、散策中の一休みや、お土産選びなどにオススメです。
- 城東観光案内所 和蘭堂
- 岡山 / 観光案内所・ビジターセンター
- 住所:岡山県津山市西新町5地図で見る
- 電話:0868-24-6288
【8】津山まなびの鉄道館
津山まなびの鉄道館では、昭和11年に建設されたレトロ感あふれる扇形機関車庫や、そこに展示されている13車両もの迫力ある機関車を間近で見学することができます。
他にも、ジオラマによる「まちなみルーム」や「あゆみルーム」、「まなびルーム」や「しくみルーム」など、数多くの見どころがあり、見て・触って・体験し、様々な角度から鉄道について学ぶことができます。
鉄道好きな方にはもちろんのこと、鉄道に詳しくない方でも十分に楽しめ、子供と一緒の観光にもオススメのスポットです。
関連記事:レトロ感あふれる扇形機関車庫や迫力ある機関車がいっぱい!【岡山】「津山まなびの鉄道館」の見どころ紹介
- 津山まなびの鉄道館
- 岡山 / 博物館 / 子供が喜ぶ / 遊び場 / 観光名所
- 住所:岡山県津山市大谷地図で見る
- 電話:0868-35-3343
- Web:http://www.tsuyamakan.jp/manabi/