宮古島の沖合に浮かぶ伊良部島。近年、宮古島と伊良部島とを結ぶ伊良部大橋の開通により、宮古島と車で直接行き来が可能になった注目の観光スポットです!今回はそんな伊良部島でおススメしたい絶景ドライブスポットを紹介していきます。
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伊良部島の最北端!美しいサンゴの海が楽しめる白鳥崎へ
沖縄と言えば、まずはやっぱりエメラルドブルーに輝く綺麗な海が見たい!ということであれば、是非、伊良部島の最北端にある白鳥崎を目指しましょう。宮古島から伊良部大橋を渡って車でおよそ20分。駐車場から海岸へと下りれば、ご覧の通り素晴らしい南国の海の景色が目の前いっぱいに広がります!
ちなみに、こちらの白鳥崎周辺は西海岸公園として遊歩道なんかも整備されており、美しいサンゴの海を左手に見ながら、のんびりと散策を楽しむことも可能です。歩いて行くと少し距離がありますが、次の段落で紹介するフナウサギバナタまで向かうことも出来ますので、是非とも沖縄の煌めく海の風景と長閑な離島の雰囲気を五感で感じてみてください。
サシバをかたどるユニークな展望台!フナウサギバナタ
続いて紹介するのは、やはりこちらも素晴らしい景色を望むことが出来るフナウサギバナタと呼ばれる展望台です。白鳥崎からは距離にしておよそ2㎞ほどで、歩いて来ればおよそ20分の道のり。展望台のすぐ目の前には駐車場もありますので、車であれば白鳥崎からものの数分で到着することが可能です。
地元の方言で、「船を見送る岬」という意味を持つフナウサギバナタですが、その名前の通り、広い大海原を見渡すにはまさにうってつけのロケーションの所にある展望台で、北東方向には宮古島の西平安名崎や池間島まで見渡すことが出来ます。
そして、こちらの展望台で非常にユニークなのが段落初めの写真にもあった通りサシバという実際に存在する鳥を基に作られたその展望台の形です。大きな鳥が両翼を広げ、まさに今から飛び立とうとしている様子をそのままかたどったこちらの展望台は、遠くから見ると、まるで本物の鳥がそうしているかのように見えるほどとってもリアル!
実際はこちらのサシバのだいたいお腹あたりから美しい沖縄の海の景色を眺めるような格好となるフナウサギバナタですが、是非ともそのリアルな展望台の形にも注目して訪れてみると、また違った楽しみが味わえるかもしれません。
- フナウサギバナタ展望台
- 宮古島市・宮古島 / 展望・景観 / 展望台
- 住所:沖縄県宮古島市伊良部字前里添588-1地図で見る
- 電話:0980-78-6250
島民の生活を支えた古井戸!サバウツガーからの景色が素晴らしい
最後に紹介するのは、島の西側に位置する佐良浜港の近くにあるサバウツガーという観光スポットです。ここで言う“ガー”とは、「井戸」のことを指し、古くからこの地に暮らす島民の生活用水を支えてきた史跡になります。
こちらの断崖絶壁に設けられた123の階段を下ると、実際に昭和の時代まで使われてきた井戸の様子を確認することが出来、昔はこの険しい階段の往復を、島の女性たちが井戸の水を汲みに1日3~4回繰り返していたそうです。
崖の下まで延々と続く、こちらの階段を下って井戸を見学して帰って来ると、当時の女性たちの苦労の一端をほんの少しでも感じることが出来るかと思いますが、サバウツガーへと下る断崖絶壁の上から眺める海の景色もまた格別。
崖の上には、写真でも分かる通り東屋なんかも設けられていて、サンゴが群生する美しい伊良部島の海を見渡せるとともに、この断崖絶壁の高さからでも海の底がくっきりと確認出来るくらいに透き通った美しい海の景色を楽しむことが出来ますので、展望スポットとしてもサバウツガーはおススメです!
- サバウツガー
- 宮古島市・宮古島 / その他スポット
- 住所:沖縄県宮古島市伊良部字前里添地図で見る
- Web:http://www.city.miyakojima.lg.jp/kanko/bunkazai/mi...
美しいビーチも楽しめる伊良部島!
今回の伊良部島の絶景スポットを巡るドライブの旅はいかがでしたでしょうか?白鳥崎にフナウサギバナタ、そしてサバウツガーと、景色の良い眺望スポットをメインに紹介してきましたが、伊良部島には渡口の浜や佐和田の浜など、沖縄らしいエメラルドブルーの海を感じることの出来る美しいビーチもたくさんあります。
伊良部大橋の開通により、宮古島で車を借りて、気軽に回ることが出来るようになった伊良部島。宮古島だけを回るのはもったいないくらいに、素晴らしい絶景がアナタを待っていますので、是非とも伊良部島へドライブに出掛けましょう!