この記事の目次表示
5Fは黄金の茶室ならぬ【黄金の展望台】
地上87.5mの最上階5Fは、金ピカ!これは、豊臣秀吉が大坂城に作った「黄金の茶室」をイメージしたんだそう。さすが大阪!というフロアデザインですね。
ホワイトハウスのような豪華な場所に鎮座しているのは 三代目ビリケンさん。ここは「ビリケンゴールドハウス」と呼ばれています。
また、展望台をぐるっと一周するとビリケンさんの顔をした七福神が見られます。それぞれにスタンプがあり、三代目ビリケンさんと合わせて 「八福神巡り」ができます。
なお、「八福神巡り」専用の台紙は、なんと有料で300円。こういうところが、さすが「浪速の商人(なにわのあきんど)といった感じですね。さらに、外に出られる展望台も+500円かかります。
5Fの展望台からは「あべのハルカス」など大阪の街が一望できます。空気が澄んでいる日であれば大阪城も見えるかも?!
また、見下ろせば新世界の賑やかな通りも見渡せます。
4F 【光の展望台】はディスコみたい?!
地上84mの4Fにも展望台がありますが、こちらはまたガラリと雰囲気が変わります。ミラーボールもあり、夜になるとディスコに大変身!「クラブ」ではなく、あえて「ディスコ」と言いたくなる感じです(笑)。
3F屋上 【通天閣庭苑】夜のライトアップが素敵
3Fの屋上は和風モダンな庭園になっています。
- 出典:blog.goo.ne.jp
- 出典:blog.goo.ne.jp
ここは、ガーデニング関連製品の大手「株式会社タカショー」が、風、光、水、緑、そして心をテーマに設計したそうで、夜のライトアップがとても素敵です。
また、3F屋上から見上げる通天閣のタワーも圧巻!ちなみに、タワーにデカデカと掲げられている【日立】は「大阪の企業ではないのに何で?」と思うかもしれませんが、通天閣のエレベーター製造社が日立製作所であり、スポンサーでもあります。
3F 【トップフロアー】はジオラマやグリコ
3Fは地上22mなので、景色を楽しむというよりは、賑やかなお土産売り場「ぐりこ・や」や、Café de Luna Park(カフェ・ド・ルナパーク)」、約100年前の新世界のジオラマなどの展示を楽しむ階です。
- 出典:blog.goo.ne.jp
- 出典:blog.goo.ne.jp
カフェは「マザー牧場」がプロデュースしたんだそう。お土産売り場もグリコの商品がいっぱい!ここでしか手に入らないレア商品もあるそうですよ。
2F【アンダーフロアー】これ何?!がいっぱいの「ヂャンヂャン町」
2Fはお土産の売店をメインに、様々なものが飾ってある「ヂャンヂャン町」となっています。ローマの休日を模倣した一角や、キン肉マンコーナーも。統一感が「??」なのですが(笑)、それも大阪らしい愛嬌、ということで。
B1F【通天閣わくわくランド】は入場無料!
最初にチケットを買うカウンターのすぐ隣は【通天閣わくわくランド】。ここは入場料を払わなくても入ることができ、関西に所縁のある食品メーカーのアンテナショップコーナーになっています。
日清食品の「チキンラーメンひよこちゃんSHOP」、森永製菓の「キョロちゃんのおかしなおかし屋さん」、江崎グリコの「ぐりこ・や」の3店舗が入っています。「大阪らしいお土産を買いたい!」という方にオススメ!
展望台の5Fから階段で降りてみよう♪
地上から展望台までの階段は 503段 。上りは禁止されていますが、下りることはできるので、チャレンジしてみてはいかがでしょう?!タワーの階段は3F屋上の【通天閣庭苑】まで繋がっています。
階段は外の景色が全くわからないので「まだ〜?」「あとどのくらい〜?」と思うかもしれませんが、ところどころに、今、自分がどこらへんに居るのかを示してくれる表示がありますヨ。
最後に・・・
「大阪の通天閣は知ってるけど何がすごいの〜?」「展望台に登るなら、すぐ近くにある、あべのハルカスの方が高いでしょ〜」と思う方もいるかもしれませんが、やっぱり通天閣の面白いところは、これまでの歴史と、大阪ならではの雰囲気!
天王寺駅周辺は、あべのハルカス含めてすっかり近代化されていますが、新世界や通天閣は昔ながらの大阪の雰囲気が楽しめるのが、何よりも醍醐味だと思います。ただ新世界を歩くだけでは無く、通天閣にも登ってみてくださいね!
- 通天閣
- 大阪 / 展望・景観 / 観光名所 / パワースポット / 展望台
- 住所:大阪府大阪市浪速区恵美須東1-18-6地図で見る
- 電話:06-6641-9555
- Web:http://www.tsutenkaku.co.jp/