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⑤川越市立美術館
川越市立博物館と同じく、旧川越城の二の丸跡にある「川越市立美術館」。
川越出身の画家や川越藩・川越市にゆかりのある画家の作品を展示しています。特に川越市名誉市民である洋画家・相原求一朗氏の作品は「相原求一朗記念室」で展示されており、年4回の展示替えも行われています。
- 開館時間:9時〜17時(入館は16時半まで)
- 休館日:月曜日(休日の場合は翌日)
- 入館料:一般/200円、大学生・高校生/100円
- 蔵造りの町並みから徒歩11分
⑥三芳野神社
約1200年前、平安時代の初めに創建された「三芳野(みよしの)神社」。
寛永元年(1624年)、川越城の鎮守として後の城主である酒井忠勝(さかいただかつ)によって城内に再建されたと言われています。
わらべ唄「とおりゃんせ」発祥の地とも伝えられており、お城の天神さまとして親しまれていたのだとか。この天神さまとは、学問の神様として知られる菅原道真(すがわらのみちざね)のことを指し、ここ「三芳野神社」も学業成就のご利益があると言われています。
- 蔵造りの町並みから徒歩14分
⑦川越氷川神社
古墳時代に創建されたと伝えられている「川越氷川神社」。
太田道真・道灌父子によって川越城が築城されて以来、城下の守護神・藩領の総鎮守として歴代城主により崇拝されてきました。埼玉県の重要文化財に指定されており、昔より夫婦円満・縁結びの神様として信仰を集めています。
また、2014年より夏の催事として始まった「縁むすび風鈴」はSNS映えすると毎年大人気です。
- 出典:tripnote.jp風鈴回廊
「縁むすび風鈴」については、下記の記事で詳しく紹介していますので、よろしければそちらをご覧ください。
- 蔵造りの町並みから徒歩11分
- 川越氷川神社
- 埼玉 / 神社 / 観光名所 / インスタ映え / パワースポット / 縁結びスポット
- 住所:埼玉県川越市宮下町2丁目11−3地図で見る
- 電話:049-224-0589
- Web:http://www.kawagoehikawa.jp/
⑧川越城富士見櫓跡
天守閣がなかった川越城の天守閣代わりとして、かつて建てられた富士見櫓(ふじみやぐら)。この富士見櫓は、川越城の見張りや足場として大活躍をしていました。
明治に入り取り壊されてしまった川越城ですが、「川越城富士見櫓跡」は、現存する遺構として貴重な存在となっています。かつて川越城一の高さを誇った富士見櫓に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
- 蔵造りの町並みから徒歩10分
市営観光施設は共通入館券がお得!
上述した③〜⑤は、市営観光施設です。市営観光施設では、共通入館券を販売しており、複数見学するのであれば、共通入館券を利用するとお得です。詳細は、川越市のホームページに記載されていますので、そちらをご確認ください。
【周辺のグルメ情報】小腹が空いたら「川越菓舗 道灌」に寄ろう!
散策をするとやはり小腹が空くもの。そんなときにおすすめしたいお店が、川越市立博物館や川越市立美術館のすぐ隣にある和菓子屋さん「川越菓舗 道灌」です。
大正10年(1921年)に創業した歴史あるお店で、ショーケースに並べられている和菓子は全て手作り。今回ご紹介するのは、玄米粉で作られた道灌まんじゅうと芋クリームどら焼。
「道灌まんじゅう」という看板が掲げられているほど、お店の目玉である道灌まんじゅう。一口サイズで食べやすく、小腹が空いたときにはちょうど良い大きさです。また、芋クリームどら焼は、サツマイモクリームをたっぷりと挟んでおり、生地ももっちりしています。川越のお土産にもおすすめですよ。
営業時間:9時〜17時半
定休日:月曜日、第3火曜日(祝日の場合は翌日休)
この記事を書いたトラベルライターから一言
いかがでしたでしょうか。今回は川越の歴史スポットを紹介させて頂きました。
蔵造りの町並みエリアは、美味しいグルメが沢山ありとても好きなのですが、落ち着いた歴史散策もまたひと味違った雰囲気で、とても楽しむことができました。
余談ですが、記事を執筆中に気づいたことが一つ。川越城本丸御殿の裏手にある県立川越高校は、人気映画『ウォーターボーイズ』のモデルとなった男子シンクロ水泳部があるそうで、演技が披露される文化祭は毎年大盛況だそう。最近はさほど映画もドラマも見ない筆者ですが、昔、ドラマ『ウォーターボーイズ』はずっと見ていたなぁとなんだか懐かしい気持ちになりました。
余談はさておき(笑)、蔵造りの町並みと合わせて、是非「本丸御殿エリア」にも足を運んでみてくださいね。(あやか)
- 一番街の蔵造りの町並み
- 埼玉 / 町・ストリート / 観光名所 / 食べ歩き
- 住所:埼玉県川越市地図で見る