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ご神木でさらにパワーチャージ
境内中央の拝殿前にある巨大なご神木。このご神木に触れることで、さらなるパワーが頂けるそう!
拝殿前に、しめ縄の施された2本の巨木がたっています。その近くに行ってみると、お守りを手にご神木からパワーを頂いてる参拝者が。
この巨木は、樹齢800年の杉。地元の武将である畠山重忠(はたけやま しげただ)が、必勝祈願をしたんだとか。
この入り口にお賽銭箱があり、そこでお賽銭をお納めして、一礼してから歩道を歩いていきます。木の根元には荷物を置く台もあります。身軽になって、氣守ごしにエネルギーを頂きます。
いよいよ参拝
さて、拝殿での参拝の列を、すーっと追い越してきてしまいましたが、ここにいらっしゃる神様にお参りしていかないと、やっぱり来たかいがありませんよね。
ここにいらっしゃる神様は、伊弉諾尊(イザナギノミコト)・伊弉册尊(イザナミノミコト)。この2人は神様界で初めての夫婦なんです。超ラブラブで知られ、奥さんのイザナミが出産で亡くなってしまった時も、夫のイザナギが、奥さんを追いかけて死後の世界に行ったというくらい、もう好きで好きでたまらないという感じの2人。
万能な神徳の2人ですが、とりわけ縁結び、夫婦円満、家内安全などにご利益が強いと言われています。
この2人に最も近い場所で、お参りしちゃいましょう。ご神木を越えて、境内を大回りして拝殿の裏に回り込むと
左が拝殿、右奥が本殿です。この本殿にイザナギ・イザナミがいらっしゃるので、ググっと近づいちゃいましょう。
イザナギ・イザナミ以前は、神様界は性別もなく、また形もなく霧のような存在でした。世界もまだ土地がなく、もやもやした存在だったのですが、この2人によって次々と形のある国や神様が生まれていくんです。そのため、国産みの神様とも呼ばれています。
それでは、二礼二拍一礼でお参りしますが、この時に注意があります。いきなり願い事を唱えると、なんだかぶしつけで、お願いが聞いてもらいにくいらしいので、こんな感じでお祈りしましょう。
- お賽銭:白い氣守で2,000円お納めしているので、この場合は既にお賽銭をお納めしていると考えてOKです。
- 二礼:腰を90度に深く折って、2回お辞儀します。
- 二拍:柏手を2回うちます。
- 神様をお呼びする:「イザナギ様、イザナミ様」と心の中で大きい声で神様に呼びかけます。
- 自己紹介する:自分がどこから来たのか住所を、なんというものか名前を名乗ります。
- 感謝を伝える:「今の幸せがあるのはイザナギ様、イザナミ様のお陰です」と、お願いの前にいかに今幸せか感謝の意を伝えます。
- お願いする:(気持ち、遠慮した感じで)「今のままでも十分幸せなんですが、できれば・・・」といった感じで、ちょっと遠慮した感じでお願いを伝えます。
- 一礼:最後に深く1回お辞儀する。
さて、本殿の右横には、イザナギ・イザナミや三峯に関連のある神様がずらっと並んでいます。せっかくなので、さらにご利益をいただくためにお参りしましょう。全国主要な神社の名前を配したお社がたくさん並んでいますが、その中で代表的な神様を2神をご紹介します。
日本武尊
日本武尊と書いて「ヤマトタケルノミコト」と読みます。漢字ではピンとこなくても、カタカナならわかる人も多いはず。なぜヤマトタケルが祀られているかというと、三峯神社を興したのがヤマトタケルと言われているから。
ヤマトタケルが全国を戦で歩いているときに、狼にいざなわれてやってきたのが、この三峯の地。いろいろ戦いのなかでゴタゴタに巻き込まれて、浄(きよ)めたいなあと思っているときに、三峯にやってきました。
いざ三峯にやってくると、眺めもいい、空気も澄んでいてキレイでこれはいい!となり、この地にイザナギ・イザナミを祀る神社を作ったというのです。
入り口の三ッ鳥居から、参道から左手にある随身門を越えてここまで来ましたが、随身門をくぐらないでまっすぐ行くと、ヤマトタケルの5メートルの像があります。