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【8】川幅うどん
鴻巣市(こうのすし)のご当地グルメ「川幅うどん」。川幅うどんとは、その名の通りとっても幅が広いうどんのこと。鴻巣市を流れる荒川の川幅が日本一であることにちなみ、2009年に誕生しました。2015年に開催された「第12回埼玉B級ご当地グルメ王決定戦」では優勝した経験を持つ、人気のご当地グルメです。
現在は川幅うどん以外の「川幅グルメ」も続々と誕生しており、こちらのページから、鴻巣市で川幅グルメを提供しているお店のマップや一覧を確認できます。
川幅うどんのおすすめ店:馬力屋(鴻巣市)
- 出典:tripnote.jp
鴻巣市内の複数の飲食店で川幅うどんを食べることができますが、特に人気のお店が「馬力屋」。こちらでは熱々の鴨汁につけて食べる「川幅鴨汁うどん」として提供しています。口当たりが滑らかでモチモチの麺は、食べ応え十分!なおこちらはもともとお蕎麦屋さんなので、手打ちそばも人気です。
【9】みそポテト
秩父地方で人気のご当地グルメのひとつ「みそポテト」。ふかしたジャガイモを天ぷらにし、甘めの味噌ダレをかけたものです。
2009年に開催された「第5回埼玉B級ご当地グルメ王決定戦」で優勝したことから知名度が上がりましたが、秩父の方ではとても古くからあるB級グルメです。地元の人にとってはまさにソウルフードであり、あまりに当たり前の存在であることから、他の地域では食べられていないということを知らなかった人も多かったのだそう。
みそポテトのおすすめ店:ちちてつ長瀞売店(長瀞町)
- 出典:tripnote.jpちちてつ長瀞売店のみそポテト(200円)
秩父地方のさまざまな場所で販売されている「みそポテト」。秩父鉄道「長瀞駅」のそばにある「ちちてつ長瀞売店」では、串に刺さったタイプの「みそポテト」を販売しており、長瀞観光の食べ歩きにぴったり!1本200円とリーズナブルに味わえるので、小腹が空いたときにはぜひ食べてみて。
【10】行田フライ
- 出典:www.photo-ac.com行田フライ
埼玉県北部の行田市周辺で食べられている軽食。フライとは一般的には揚げ物のことを指しますが、行田フライは小麦粉を水で溶き、鉄板の上で薄く焼いたもの。具材はネギや豚肉、目玉焼き、キャベツなどお店によって様々で、表面にソースまたは醤油を塗り青のりをかけていただきます。テイクアウトでは半分に折って、店内では丸く広げて提供するお店が多いですが、お皿からはみ出す場合には半分に折ります。
焼きそばとのセットメニューもあり、別々のお皿に盛る場合や、同じお皿に盛る場合、または二つ折りにしたフライの間に焼きそばを挟んで提供するなど様々。焼きそばとのセットは「ミックス」とも「フライ焼きそば」とも呼ばれます。
行田市周辺の地域は古くから小麦の産地で、行田フライは農家の手軽なおやつでした。足袋の街として知られる行田市では、昭和初期に足袋工場で働く女性に、この行田フライがおやつとして大人気!このことがキッカケとなり販売するお店が増えていったのだそうです。
現在は行田市内の30店舗ほどで提供しており、こちらから行田フライを提供しているお店を確認できます。
【11】ゼリーフライ
- 出典:www.photo-ac.comゼリーフライ
【10】で紹介した「行田フライ」と並んで、行田市周辺で食べられている軽食。衣のついていないコロッケのようなもので、じゃがいもやネギ、にんじんに、おからを混ぜたものを小判形に整え揚げた料理です。ソースの香りが食欲をそそり、モチモチとした食感から子供から大人までに好まれています。”ゼリー” という名前の由来は、小判形(銭)であることから「ゼニ」が「ゼリー」になったという説が有力だそう。
行田市内のさまざまな場所で販売しており、こちらからゼリーフライを提供しているお店を確認できます。
【12】さといもコロッケ
埼玉県狭山市の特産品である里芋を使用した「さといもコロッケ」。じゃがいもと違い、ねっとりした食感の里芋を使ったコロッケは、中のクリーミーさと、外のサクサク感がたまらないグルメです。
じつはスーパーなどの店頭で売られている里芋は小芋・孫芋が多く、親芋は見かけません。親芋とは最初に芽を出す部分のことで、硬くて苦味があるため捨てられることがほとんど。しかし親芋を捨てるのはもったいないからと生まれたのが「さといもコロッケ」。とてもエコなコロッケです。材料は、里芋のほか鶏のひき肉、玉ねぎが加わります。
狭山市で「さといもコロッケ」を販売しているお店はこちらで確認できます。狭山市を訪れた際にはぜひ食べ歩きのお供にいただいてみてください。
【13】中津川いも田楽
埼玉県秩父市大滝地区を中心に栽培されている、「中津川いも」を使用した田楽。中津川いもは小さく、皮が柔らかいので皮ごと食べられるのが特徴です。その上串に刺しても崩れません。
中津川いも田楽は、いもをよく洗い茹でて冷ましたものを串に刺し、タレをつけて香ばしく焼いたもの。タレには味噌やしょうゆ、砂糖、みりんなど加えて、えごまを使うのが大きな特徴です。一串には4個のいもを刺すようです。
【14】加須うどん
古くから小麦の生産が盛んな埼玉県加須(かぞ)市周辺でつくられ、食されているご当地うどん。江戸時代のなかば、加須市不動岡にある總願寺(そうがんじ)の門前にて、参拝客をうどんでもてなしたのが始まりと言われています。
加須うどんは手打ちならではのコシの強さと喉越しのよさが特徴。冷たいもりうどんを、冷たいつゆでいただくのが一般的ですが、各店舗が工夫を凝らした、独自のスタイルの加須うどんも提供されています。
こちらのページから、「加須うどんマップ」をダウンロードすることができます。
加須うどんのおすすめ店:久下屋脩兵衛(加須市)
加須市で加須うどんが食べられるお店の中でも、とくに人気のある「久下屋脩兵衛(くげやしゅうべえ)」。厳選した小麦を独自の配合でブレンドし、気温や湿度によっても調整するなど、素材にこだわった手打ちのうどんがいただけます。
メニューが豊富なのも特徴で、うどんとそばだけでも温冷あわせて50種類ほどあり、そのほか自慢の天ぷらなどの一品メニューもあります。